あしあと

愛悠館動物慰霊センター12年の歩み。趣味のマラソン、俳句のことや愛犬花ちゃんのこと。好きな小説や映画の話し。

見逃していた名画「フィールド・オブ・ドリームス」

2010-03-19 16:27:58 | Weblog
 ケヴィン・コスナーの映画は殆ど見尽くしたつもりでおりましたが、この作品だけは存在すら知りませんでした。
 細々と農場を経営していた主人公レイ・キンセラ(ケヴィン・コスナー)がある日突然、何者かが囁く“あれを作れば彼は来る”と言う謎めいた言葉に突き動かされて、トウモロコシ畑に自力で球場を作ってしまいます。
 そして最初にそこに現れたのは、八百長事件で球界を追放されて失意のまま死んで行った大リーガー「裸足のジョー」。そこから物語りは不思議な展開を見せてゆきます。
 1960年代に青春時代を過ごしたアメリカ人にとってはたまらない映画だと思いますが、当時のアメリカを良く知らない我々が見ても、なにか不思議な郷愁を感じさせてくれる大人のファンタジー映画です。
 私はふと、浅田次郎の「メトロに乗って」を連想してしまました。
 往年の大スター、バート・ランカスターの最後の作品でもあります。


  

フィールド・オブ・ドリームス:Field of Dreams 1989年アメリカ
監督:フィル・アルデン・ロビンソン 出演:ケヴィン・コスナー エイミー・マディガン キャビン・ホフマン バート・ランカスター

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