みちのくレースのおたのしみ

岩手競馬にまつわるあれこれ。とか。

JBCのネタ・続き

2005年11月20日 | 岩手競馬
 と書き出す前に、土曜日の水沢競馬で感じたことから。
 先週がめちゃくちゃな高速馬場で、今週の出走馬の追い切りや能検もまだ速いタイムが多かったから傾向は一緒、と思っていましたが、全体的に先週より時計がかかるようになっていました。
 とはいえまだ2秒近く速いような印象です。先週が4秒近く速い感じがしていたのでだいぶ遅くなったように感じますが、基本的には速い事に変わりありません。いくらか遅くなったのは、コースに砂を入れたための模様です(120立米と聞いたけど、どこからどこまで入れたか分からず。何となく直線だけっぽい)。
 今の水沢のコース状態は、相当悪いようですね。全然砂がふかふかしてないというか、非常に薄っぺらくて固そうに見えます。実際にコースに入る騎手や厩務員さんも危険を感じているようで、「落ちたら即骨折だな」なんて話しています。
 恐らくは路盤から固くなっているんでしょう。この状態で凍ったり溶けたりするとなると、この冬はコースに振り回されて難儀するような気がしますね・・・。大きな事故が起きなければいいですが。

 えーっと、レディースカップに出場する千田・皆川両騎手は月曜日に移動するそうです。当然飛行機です。「行きたかったら飛行機の切符譲りますよ」と千田騎手にいわれたのですが、なんでも、去年行った時の飛行機が2回ほどエアポケットに入って怖い思いをしたので「飛行機は嫌い」とか。
 浦和記念に選定されたエアウィードは、月曜日に追い切って、移動は前日輸送にするつもりとのこと。
 


 名古屋の話の続きです。
 アジュディミツオーの枠入りの件、これはやはりロープの使い方をミスったのと、それ以前の段階でうまく誘導できなかったのが敗因でしょうね。
 ロープをなんで後肢の太もも部分にかけちゃったのか?骨格上、あそこをぐいぐい押されたら馬は脚を曲げてお尻を落としてしまうしかありません。もう「なぜ!?」としか言いようがない。
 しっぽを取る前にムチを入れたのがいけないんじゃないか、という指摘も、こちらに帰ってから教えて貰いました。
 枠入りをいやがる馬の尾っぽを騎手が引っ張るシーン、よく見ますけど、あれは尾っぽを上に引くと腰骨のあたりを上に引っ張り上げる事になり、そうすると馬が前に進まざるを得なくなるというか、そういうふうにし向けるのだそうですね。

 まあ、枠入り作業は見た目ほど簡単でないし、特にG1ともなればいつも以上のプレッシャーがあるだろうし、冷静に見て「なぜ?」という事が起きてもおかしくない部分ではあります。



 と、批判めいた事を書いてきましたが、私、名古屋競馬場は好きなんですよ。自身2度目と経験値は低いですが、名古屋のフレンドリーな印象は強く残っております。
 特に串カツですね、いいのは。岩手にはこういうちょっとしたスナック系の食べ物がないですから、串カツをほおばって、その後は敷いてあるキャベツをぽりぽりと食べて、そうしながら見る競馬ってなんかいいですよね。
 岩手は、おいしいんだけどヘビーなメニューが多い。そういえば、お祭りなんかに出てくる屋台も、割とヘビーというか、しっかりした食べ物を出す所が多い気がします。そういう県民性みたいなのが背景にあるのかも。

 今回の名古屋行きでは、さすがに名古屋コーチンにはたどり着けずに終わりましたが、手羽先は頂きました。某テシオ専属カメラマンは名古屋名物“モーニング”にチャレンジしたそうです。私も次はぜひチャレンジしたいなあ。