先日シロクマがIUCNのレッドリストに新たに記載されることになりましたが、現時点で地球温暖化の影響を最も直接被っているのはこうした極圏に住む動物たちなのかもしれません。
U.S. Geological Survey Alaska Science CenterのSteven Amstrup らによると、近年アラスカでシロクマの共食が多く報告される傾向にあるようです。彼らはメスや資源をめぐる闘争などでお互いに殺しあうことはあるそうですが、お互いを食物にし合うということは今までほとんどありえ無かったそうです。浮氷の減少による餌の不足が原因ではないかということですが、地球温暖化が及ぼす動物への影響の事例としては(もちろんそう断言するにはまだ早計ではあるのでしょうが)、非常におどろおどろしいものでは無いでしょうか。
参考:
Warming turns bears into cannibals (CNN)
U.S. Geological Survey Alaska Science CenterのSteven Amstrup らによると、近年アラスカでシロクマの共食が多く報告される傾向にあるようです。彼らはメスや資源をめぐる闘争などでお互いに殺しあうことはあるそうですが、お互いを食物にし合うということは今までほとんどありえ無かったそうです。浮氷の減少による餌の不足が原因ではないかということですが、地球温暖化が及ぼす動物への影響の事例としては(もちろんそう断言するにはまだ早計ではあるのでしょうが)、非常におどろおどろしいものでは無いでしょうか。
参考:
Warming turns bears into cannibals (CNN)