たねまきびより ~いとえのバイオダイナミック農場日記~

小さな1つぶのたねから
ぐんぐん伸びていくその姿
ずっとながめていたくなる

脱都会!いとえ、英国の農場へ行く!

Bottonに再来☆

2012年09月11日 | コミュニティーライフ

9月11日 火曜日

 

 9月1日に東京を離れ、昨日(10日)、無事にBotton Village(*)に戻ってきました。
(この間、どこで何をしていたのかは後半で,,,) 

 

 村に戻る途中の乗り換え駅で、電車に乗り込んだ時に突然、「Hello!!」と声をかけられビックリしながら振り返る。。。。

そこには、以前同じ家に住んでいた家族の末っ子長男が大きな荷物を背負って大きな笑顔で立っていました。

「僕は、ちょうど村を離れるとこなんだ。いとえがこの電車に乗るって知ってたから!

 たぶん、会えるのは、これで最後だ。」

3ヶ月間、顔を見ていないだけなのに、以前より大人びた顔つきに見える。。。。

 

乗り換えの短い時間なのに、探してくれるなんて、、、。

ちきしょう、、、、。泣けることしてくれるじゃないの。。。

 

 彼はこの村で生まれ育った19歳。

去年の春から「僕は、この村を離れて南アフリカに行くんだ」と口にはしつつ、なかなか動かなかった。

何ヶ月その言葉を聞き続けたことか。。。まるで私のダイエット宣言のようだった。

けれど、今年の2月、彼の両親が先にこの村を7月には離れるという決断をしたのです。

突き動かされるように、彼もこの村を離れる準備を進めていたようです。

両親が7月に離れ、新しい環境になったお家で、彼の中で何かしらの変化があったのでしょう。

顔つきって、変わるんだな~ぁ。。。

彼の今後の人生に幸あれ。

 

 いとえは、今年の5月まで住んでいたのと同じお家に戻ってきました。

ただし、環境が違います。

この村に20年以上住んでいたハウスペアレンツ(お家の責任者の立場になる両親)と息子は村を離れました。

以前、いっしょに住んでいたボランティアのドイツ女子も夏には1年の任期を終え、帰国しました。

コロンビアからの新しいボランティアの女性。

新しいハウスペアレンツとして、先週の水曜日にロンドンからこの村に来たばかりの若い英国人夫妻&ベイビー。

一緒に暮らすビレジャー(*)4人は以前と変わらないので、そこには「帰って来た!」感がありますが、新しい環境に放り込まれたような、そんな感覚です。

 

幸い、新しいハウスペアレンツも、新しいコロンビアの女性も、素敵な人たちで、これからみんなで素敵なお家を築いて行けそうです♪♪

まだ、到着したばかり。

主要なメンバーには挨拶をし、ビッグハグをかわし、ウェルカムな雰囲気のみんなにホッと一安心。

なんか、不思議。3ヶ月間、東京の雑踏の中に居たなんて嘘みたい。

東京のオフィスも、飲み仲間も、畑も、かまってくれたみんなも全部全部だい好きだし、恋しいけど、そんな時間があったことも嘘みたいに、なんか、ずっとここに居たみたいな空気。

不思議だなぁ。。。

 

*Botton Village:今、いとえの生活している村。ルドルフシュタイナーの考えに基づきながら、学習障害の方々と寝食、労働を共にするコミュニティー。

村民約300人(子供含)。内訳:障害者約110人。その他主にボランティア、少数オイリュトミーの生徒。

*ビレジャー(Villager):学習障害者の方々をこの村ではそう呼んでいます

 

さて、9月1日に東京を離れて今まで、何をしていたのかをご報告。

9月1日

名古屋に住む13年ぶりの友人と再会。

ず~~~っと会っていなかったし、連絡も全然とっていなかったのに、繋がったのは現代のSNSの王者facebookのなせるワザ。

初めてのなま金しゃちほこや、

本場、元祖ひつまぶしに舌鼓。

出会った当時は中学高校の間の春休みだったかな。

そんな昔の縁なのに、変わらない空気感が心地よかった♪

名古屋案内してくれて、ありがとう!

 

9月1日 夜

関西で、最近最も気になっていたポイント。モクモク手づくりファームを訪ねるべく、伊賀市入り。
以前、お仕事でちょっとお手伝いをさせていただいた園芸の先生、ご友人ご家族と一緒にモクモク手づくりファームの製品と伊賀牛、新鮮野菜でBBQ。

おばぁちゃまに「あんたは、お月さんみたいにきれいで“まんまる”やね~ぇ」と何度もお褒めの言葉をいただきましたv(^_^)v

ん~~~。。。。。“まんまる” っね、、、笑

 

9月2日

念願のモクモク手づくりファーム訪問

1987年に、伊賀の養豚農家を中心に設立されたハム工房がはじまりのファーム。

それから、現在にいたるまで、地ビール工房やレストランなど、新たな分野にも挑戦し、ビール、ハム・ソーセージ共に国際的なコンテストで数々の賞を受賞し、2005年には「グリーンツーリズム大賞」も受賞しています。

「農」から食品加工、観光事業に大成功しているうちの一つです。

せっかくだから、ここのレストランでここの味を!!っと、思ったものの、

昨日、十分にここの生産物を堪能し、いや、十分過ぎて「ちょっと、今日はお肉はいいよね。。。」という意見に一致し、お豆腐田楽ランチを堪能しました☆

 

9月2日夜~3日夜

単身赴任中の父を訪ねて大阪へ。

もちろんお好み焼きをいただき、

和食の食べ納めにと、素敵なマスターの居るお店にも行きました。

2日とも、はしごしたのですが、父は単身赴任生活を多いに楽しんでいるご様子。

なじみのお店ができ、近所の商店街をあるけば知人に出くわし、挨拶をかわす。

いいなぁ。。。。

 

9月4日

関空から台北へ。

 

9月4日 夜~7日

英国で出会った台湾の子に、台北近郊を案内してもらっていました。

初めての台湾。

屋台で食べたものが全部美味♪

 

丘を登ると青い海、青いそら、緑の山、色鮮やかな建物。

お店に並ぶ品々の鮮やかさ。

初めての台北。

初めてにして、すっかり魅了されてしまいました。

今度はビーチに行きたいなぁ。

 

9月7日 

台北からマンチェスター行きの航空券。

しかし、そこには2回の乗り換えが。

そして、激長のトランジットタイム。

1、バンコク11時間

2、アブダビ22時間

9月7日 夜

1人、バンコクに到着し、タイ語なんて「サワディカァ」と「コップンカァ」しか知らない。

それでも、せっかくだから!とホステルをとって空港の外に飛び出てみました。

ちょっとあるけば街中には屋台が並びます。

フルーツの切り売り、靴や鞄、ヌードルや、スープ。

屋台の種類も色々。

まるで、お祭りに来ているような気分でした。

格安のホステルを予約したもんで、探すのに一苦労。。。

怪しげな小道を通り抜け、道に迷って訪ねて回る。。。

ようやく見つけた頃には辺りは暗くなっており、もうあまり遠くまで歩くのはちょっと危険かな。といった雰囲気。

でも、、、、お腹減った!!!!!!!!!!!!!

ホステル近くのタイ料理屋さんでトムヤムスープと、タイティーをいただきました。

それでも、なんだかタイを満喫できていないような気がして、帰り道に屋台で串焼きとビールを購入。

1人寂しく、ホステルでタイ風(?)晩酌をしました。

 

9月8日 

バンコク→アブダビ

正午頃、アブダビに到着。

アラビア語???な~~ぁんも知りません。。。笑

それでも、今回は日中!!十分になにかをする時間があったのです。

アブダビには世界で3番目に大きいというモスクがあります。

それなら!!と、行ってきましたシェイクザイドモスク(Sheikh Zayed Bin Sultan Al Nahyan Mosqu)!!

入り口には、ドレスコードの一覧があり、アバヤの貸し出しも置いておりました。

モスク&アバヤ初体験。

外気温40℃の中、マックロクロなアバヤを身にまとい歩いている現地の女性を心底尊敬いたしました。

いとえには、無理。

 

9月9日

アブダビ→マンチェスター

ここで、ようやく英国入りを果たしたのであります。

マンチェスターに住む友人宅にお邪魔し、パラリンピックの閉会式を見ながら寝おち。

1泊させてもらって、

9月10日

ようやくBottonにたどり着いたのです。

 

そんな、

東京→愛知→三重→大阪→台北→バンコク→アブダビ→マンチェスター→Bottonの10日間。

 

長い長い道のりでしたが、各所で楽しい時間、貴重な経験をしました♪

 

とりあえず、いとえ、元気です♪♪♪

 


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