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粟島.民宿市左エ門に帰省しませんか ℡0254-55-2543

海風が吹き抜ける部屋での昼寝、ババの畑の香気豊かな野菜、釣と素潜りが大好きなオンチャが捕る魚、島の元気をお持ち帰り下さい

.山畑の新小豆で小豆湯.....ふっくら甘く香り良く

2013年10月13日 | ばばのスウィーツ

10/13 まあまの釣り師たちの二日目、沖防波堤は波に洗われている...全便欠航

海がだめなら山畑へ..ショウミダ畑で柿もぎ小豆の鞘もぎ

小豆の鞘もぎなんて初めての彼ら

「ばばの腰が曲がるはこれだ、ばばはすごいね

一つの鞘に夫々1匹の虫..きっと虫達は、あんたこれ.君はあれ.僕はこれって振り分けしてんだよ

島の小豆は北海道の大納言に並ぶくらい業者の間では評価高いんだって..

新小豆で作るおぜんざいはうまいよね......」

あーだ、こーだ、どーだの..聞こえてくる彼らの会話はまるで男の子



 

ばばの「ばんげは小豆湯をたべさせるぞ」に、みんなで小豆さやから小豆を取り出しお手伝い

 

さらっとした汁、ふっくらとした甘い小豆、隠し切れない小豆の香、つるつるふんわり白玉だんご...
我慢できなくて、夕食前にデザートを食べてしまった

 

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長雨後のじゃが芋堀....芋飴

2013年07月17日 | ばばのスウィーツ

雨の三連休開け、やっと晴れた、朝から洗濯機はフル回転、

30軒の軒先庭先干せる場所なら何処でも、万国旗もいかばかりか、明るい陽射しを受けた干し物の列々

青空を待っていたの干し物だけではない、山畑のじゃが芋が連日ずぶずぶの雨に打たれ浸され

「わたしゃもう限界、はよ掘ってくれ」と矢の催促、収穫前の長雨の記憶が青空がばばを走らす......

過去にあった長雨の収穫では、粘土質のオデラ畑のジャガイモは土の中で腐ってしまっていた

「ズバ桶=丸い木の魚専用の桶」一杯しかなく.今なら10kも無かった事になる


その頃、じゃが芋は耕せる所なら何処でも、灯台が建ってる島で一番高い斜面でも作っていた

作ったじゃが芋は新潟市に嫁いだばばの叔母の元に送られ、叔母は学校給食に出したり、

本町の下の市で売ったりしていた、
島出身者が島の産物を集めて商売が成り立つ時代だった

じゃが芋は働き者の島のおなごしょによって、現金収入、一年分の芋の花(澱粉)、食材、おやつ

お土産等になった

「あっさりした甘さで美味しかった芋飴」

茹でてつぶした芋にひたひたのお湯を入れ、人肌になったらモヤシをいれかき混ぜ4時間ねかせる

それを布の袋で濾す、もう一回人肌のお湯をいれ混ぜそれを布でまた濾す、その液を一晩かけて煮詰

める、できた飴は硬く箸にからめても流れることは無かった..

一斗缶一つの飴を作るのは大仕事だった...じゃが芋ひとつでも語りつくせないばばの昔語り.....

 

 

 今年デビューの島じゃが芋焼酎「んっぽん」...あっさりとしたくせのない味わい

意味はおかーちゃん、ちなみに「んっぽん」は内浦地区、「いっぽん」は釜谷地区の方言

釜谷地区では、昭和30年代、分校の先生が中心になって、地区をまきこんだ言葉直し運動がおき、

特に戦後生まれはつかわなくなったようだ

 

 

 

 

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混じりっけなしのじゃが芋だんご...茹で芋+生澱粉

2012年07月17日 | ばばのスウィーツ

実は私はじゃが芋なんです、
混じりっけのない正真正銘のじゃがいも..ショウミダ畑で採れました
今日はババにいじられて、色白のふわふわつるつる芋だんごに変身です
ばばは私達を半分に分け一方を茹でてつぶし
残りの半分はすって布で濾し水にさらして真っ白な沈殿粉に
茹で潰し芋と生澱粉だけを練り合わせ作った生地..水は使わない
茹でられふわつるに成っただんごにばばの甘い餡子が加えられ美味しくできました
酒飲みは甘物は食べないかと思っていたけど....
我が家のお客さんはみんなじゃがいもだんごが好きだったようです
大鍋は空っぽでした......やれやれ良かった

      

緑の協力隊の「ゆーたん」
つるつる芋だんごが気に入ったようでした
その夜の夕食はつる芋だんごでお腹いっぱいになってしまった

じゃが芋堀のふくみえさん達
二坪程のばばが堀残しておいたじゃが芋畑
泥まみれ汗まみれで掘っていた....
毎年のようにじゃが芋堀にきてくれる彼女達
あまりに板に付いてて間違えそう....ばばに

  

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ばばのいない今年の初卯....初めての炭酸饅頭作り

2012年03月07日 | ばばのスウィーツ

春三月初卯の日は八幡神社のお祭り
今年の初卯はばばがいない、ばばは未だ入院中だ
ばばぬきでの祭りの準備となった
祭りの準備に炭酸饅頭は欠かせない
各屋で200個以上は作る、作った饅頭は親戚知人に配る
饅頭祭りだと揶揄する人もいる
なにしろコンビニもスーパーもない...スーパーもどきはある
一からの手作りが基本の生活、いままでその方面はばば任せだった
いざ一人でするとなると要所々が心もとない....

解らなかったら聞くに限るとばかりに、近所を行き来しながらの饅頭作り
先生はキンベイ、ワタサ、たけこさん
<生地..相当甘い>
薄力粉 1k
黒砂糖 500g
白砂糖 200g
炭酸   40g(小麦粉の3~4%)
生地はざっくり混ぜ合わせ一晩ねかせる....何処の世界も寝る子は育つらしい

特製の餡子は三人三様で饅頭の味を左右する...誰もが自分のが一番と確信している

先生三人に教えてもらって作ってはみたが.....
こねこねし過ぎたらしく粘ってしまった.早く終えたくて最短コースとばかりに
2kをいっぺんにまぜたのが間違いだったようだ
火力の加減も問題だった、こんもりお山にならず溶岩山多数
おんちゃのお腹にきえた饅頭は何個だったかしら
最後にワタサ先生からもっと大人になるようにと言われ、「?」.......
..初めての饅頭作りによると、未だ私は子供だったらしい...ほんとかいな

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草餅つくり

2011年12月26日 | ばばのスウィーツ

26日、今日も欠航四日目だ
週間気圧配置図からゆくと明後日には船が出そう

ばばは孫家族にと草餅をついた
早春の陽だまりの中で摘んだ、10cmほどに伸びた柔らかい餅草入りだ
暮れになると春草の香りが詰まった草餅を、心待ちにしている家族常連客がいる
お正月用にとばば特製のあんこ、沢庵、蕪漬け、昆布巻き、天草と一緒に送ってやる
小さな子供がいる孫家族には、ばば畑のあまい野菜も入れてやる

餅を丸めてるばばを見てたら、餅を遊びながら丸めていた小さな手を思い出した
ばばは孫の最初の遊び友達だった、大きな飯しゃもじで作った不細工な雪だるまが懐かしい


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ばばのスゥーツ其の四..............炭酸饅頭

2010年02月26日 | ばばのスウィーツ

       

毎年2月になるとばばは頂き物のお返しや孫に喜んで貰おうと、たっぷりと餡子が入った炭酸饅頭を作る。
数日前から、昨年秋に収穫した小豆をストーブの火でじっくりと柔らかく成るまで煮て、木綿の袋で濾し、砂糖と一緒にチョコのようなとろとろ状態をかき混ぜながら煮詰め、ばば自慢の甘い餡子を作り、裏山からは笹を採ってきてしっかりと準備してた。
前の晩に寝かせておいた,(煮溶かした黒砂糖と小麦粉、卵、炭酸をばば按配で混ぜあわせた)生
地から慣れた手つきで次々と作りだされる饅頭......いかにも旨そうな見目好しの饅頭に仕上がってゆく。
餡子も皮もあつあつでふうふうしながら食べるのも、冷たく少し硬くなってからのも..どっちも一個では止められない美味しさ、ついつい手が出てしまう.........ばばが饅頭を作ったら太らないよう気をつけなくっちゃ!


 

 

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ばばのスィーツ其の三........つぶつぶさん、きびだんごを作りました

2010年01月17日 | ばばのスウィーツ

         

今日のお昼はキビだんごでした、ばばが朝から準備して作ってくれました。
食感はいもだんごのほうが好きだけど、キビはだんごそのものの甘みが強い、砂糖の無い時代、キビで作った飴をつけてだんごを食べたそうです。

昨年の秋、男の子とご両親の三人家族が宿泊された、その時、アワ、ヒエ、キビ等のつぶつぶ系の話でおおいに盛り上がった。ばばは昔オデラ畑で赤キビを作り、ご飯で食べたり、キビを石臼で粉にしてだんご、餅、飴等おやつで食べたりした事を、楽しそうに話していた。つぶつぶさん達はばばのオデラ畑まで見に行ってくれた。畑では味噌豆が収穫を待っていた頃だったと思う。つぶつぶさんは帰ってからアワと赤キビをばばに送ってくださった ...................。
ばばはアワと赤キビが届いた時に弥陀の正月にだんごを作って、昔一緒に暮らした思い出のなかの人たちとキビだんごを食べようと決めてたようだった。小正月のお観音様の日に合わせて、ばばはだんごを作り、懐かしい人達と一緒につぶつぶキビだんごを食べました。.................ばばがいないと食べられないアジでした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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大荒れの前の静けさ

2009年12月30日 | ばばのスウィーツ

明日は大荒れの天気、その気配すら感じないほどの穏やかな日和...............天気予報など無縁だったじいちゃんの頃、たよりになるのは柱にかかっていた気圧計だった、気圧計のはりの動きをみては「針がさがったから凪ぐとか、あて針をこえたから時化になる、こえた針が戻るときは風がふく」など経験とをあわせて正確なピンポイント予想をしてた、おもえば小さなサンパ船を櫓と櫂で操り、蓄積した技術と経験が全てだったあの頃のじいちゃんは孫娘からみても誇りたかく海の男の色気をそなえた全くの漁師だった.......。

ばばは朝から正月用の草もち作りに集中...........春早く摘んだヨモギを混ぜてつきあげたもちは濃い緑色、ばばがちょうど良く甘くしたあんこを包んで食べるのが一番、.冬は収穫した畑や海山のものをゆっくりと美味しく頂くときかも.........。

   

   

   

   

 

    

 

 

 

 

 

 

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ババのスゥーツ其の2............ふわふわつるつる芋だんご

2009年11月16日 | ばばのスウィーツ
ジャガイモを使っただんご、フワフワつるつる、喉越しつるり。
だんご作りはばばの専科、今日はだんごが食べたいねの一言がサイン、小豆を朝から水に浸し準備を始める、小豆を煮てジャガイモ茹でて.....だんごができるまで一人で忙しそうに楽しそうに動いている....そしてできあがると満足げに言う「どうだ甘いだろう」......確かに甘い!そして美味しいー◎
食べながらばばは語りだす、ばばが子供だった時、だんごは主食のひとつだった事を、米やごぼう人参などいれて食べた事、粟キビ等もうまかった..でも練ったそば粉を茹でて食べるのだけはほんとに嫌だったと、懐かしそうに遠くに思いをはせながら..........

ジャガイモを茹でて水を切る

片栗粉を少しずつ加えて、耳たぶくらいの柔らかさにする



丸く平たい形する、浮いてきたらOK

茹であがっただんごを茹で小豆とその汁と砂糖と微量の塩で煮る


フワフワつるつるで何杯でもおかわりしてしまう、小豆もジャガイモもしっかりと主張している、甘い素朴なばばのスゥーツ


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ばばのスゥイーツ

2009年10月08日 | ばばのスウィーツ
八月におんちゃが潜って採った天草とばばのショウミダ畑の新小豆で作った甘い冷菓、海と山の濃い味が共鳴しあった懐かしい美味しさでした。

赤茶色の天草を数日雨晒しで干して白く成ったものを、ひたひたの水に少しの酢を入れて煮、それを濾し絞って冷ますとテンができます。

小豆は炭酸饅頭、笹団子、つるつるいもだんご、おはぎ、小豆湯等一年分の節のお菓子の大事な主役です。

天草....雨に晒され、お日様に晒され色白になってしまった...もう.海には戻れない.


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