4月25日
青空快晴、ワラビ日和、蕨山が呼んでいる、行かなくちゃ!
というわけで、またまた三人で出かけました
先頭を歩くS丸、出会ったヘビは大小三匹、ヘビ除けやぶ除け全部お任せ
春の島山は美味しい草がいっぱい、ワラビ、山ウド、蕗、ヌノバ...はすぐに見つけられる
これで海が凪いでいれば刺網で旨い魚が捕れる
たいがいの食材はそろってしまう...、労力さえいとわなければですけど
登って下って採取作業合わせて一万歩、程よい疲れ、夜はぐっすりでした
満開の山梨の花
4月25日
青空快晴、ワラビ日和、蕨山が呼んでいる、行かなくちゃ!
というわけで、またまた三人で出かけました
先頭を歩くS丸、出会ったヘビは大小三匹、ヘビ除けやぶ除け全部お任せ
春の島山は美味しい草がいっぱい、ワラビ、山ウド、蕗、ヌノバ...はすぐに見つけられる
これで海が凪いでいれば刺網で旨い魚が捕れる
たいがいの食材はそろってしまう...、労力さえいとわなければですけど
登って下って採取作業合わせて一万歩、程よい疲れ、夜はぐっすりでした
満開の山梨の花
4月17日の晴れた日、蕨山に登った
瑞々しい蕗の緑を踏み分け、40cm程に伸びたウドを折り、ヌノバを摘ながら
山桜が咲き始めた沢沿いを歩く事30分、鶯のさえずりが聞こえ、ぴーぴーの鳴き声も、
沢を下って逃げるもこもこの白い尻が二つ、でかい鹿だった、二頭もいた
斜面は鹿道で荒れていた、山菜採りに行くと必ず鹿道がある
鹿も美味しいものが好きなんですね
蕨摘みには1週間ほど早かったようだが、今日の雨でにょこにょこと伸びてそう
ワラビは美味しいですよね、あまくてしゃきしゃきでした
4月25日 快晴 下風(北風)
ぶっとい青大将に行く手を阻まれ敬遠していた立島磯からの独活採り
育ちの早い独活便りに覚悟をきめて、久しぶりに船で立島へ独活採りに行ってきた
今回は若いもんを誘っての藪こぎ......
独活畑のような磯端、藪の手前から独活の塊が、あっというまに背負子がいっぱいに
S丸は藪をひょいひょいと進む、若いもんは苦も無くあとに続く..
行く手周囲を草刈しながらおそろおそろ進むはばば見習い...
藪に分け入るのは底の見えない海を泳ぐような感覚、何が現われるかびくびく....
敵は蛇だけど....行く先々に見える太い独活の塊、見つけたのは採りたい..負けません
幸いにも敵には会わなかった、独活はたんまり採れた、ばばの喜ぶかおが浮かぶ
採った独活はばあちゃんが粕味噌漬けにします、粕は味噌を甘くまろやかな味に、美味いです
黄色花に彩られた立島は春真っ盛り
、
、
船に乗ってウド採り
日曜日、ツレを誘って立島の磯までウド採りへ、
波高0.5m立島まで小船ドライブ、島の周りでザブザブ群れてるイルカには合わなかったが
死んで流れるイナダが見られた、イナダはイルカが怖くて沖には出られないらしい
立島の磯、磯端に迫る急斜面、斜面にはウドの骨がごろごろ、
さあ捕るぞ..と藪に入ろうとしたら、足元に三重に蛇行したぶっとい青大将、目が合ってしまった
その気持ちの悪いこと、絶対の拒否.....
気を取り直し石原を歩きながら薄い萱原なら大丈夫と思い、踏み入ったその先の石の上...
またまた今度はとぐろを巻いた太い蛇がひなたぼっこ、動こうとしない、
昔から立島は大きな蛇がいる場所だと言われていたが、ほんとの話だった
ばばが言うには「立島の山はサバ鳥の巣だらけだ、卵にヒナに蛇にはゴッツオさまだ」
立島の蛇は栄養状態良好なとっても気持ち悪いやつだった
今年は気温が上がらないせいかウドの成長が遅い気がする、後一週間ほどすると採り頃かも
刺し網に向かう船
山では桜がちらほらと咲きはじめた、
暖かい日が三日も続けば、周回遅れの春も、こりゃ大変とねじを巻く.....
今年初の石鯛が食卓に、帰省中の甥にと刺網で獲れた石鯛をS丸が届けてくれた
刺身で頂いた、人の好みはあるがタイより味が濃い石鯛は、舌に強く残る.....
噛み応えのある厚さに切った石鯛の刺身は、噛むほどに口中いっぱいあまみがじわー♪
春4月の石鯛も旨いもんだ
熱めの番茶で柔らかくしたナマコを塩味で頂く
塩はナマコが抱えていた分だけ、ナマコの風味を楽しむ味かしら
甥はコノワタと一緒に和えるつもりだったらしいが、...知らずに捨ててしまった
ナマコは苦手だ、見た目、海のいもむしのよう、ましてその腸は..やっぱり捨てます
帰省中の甥と山ウド採りに斜面登り、ウドは未だ小さい、味噌で食べるにちょうど良いサイズ
連休後半頃には食べ応えサイズになっているでしょ、
4月11日 西風 海は白ウサギが跳ねてた
4月になっても漁日和とならない日々が続いている
漁に出たいが「おんちゃ凪」にならない、波高0.5はいつのことやら...
おんちゃの船はまだロープに繋がれたまま、下ろす事もままならずだ....
海がまだなら山に行くさ...今日は海を臨む急斜面を登ってみた
登ったところは一面「アマドコロ」が広がっていて、まるで畑のようだった
山に入るといっぱいある山菜のひとつではあるけど........。
一緒に行ったワタサの「あねさ」と収穫作業、たちまち背負子はいっぱいになったが...
天候急変、雷の音、水平線の空は青暗く、風と雷を運んでくる気配....そうそうに退散でした。
「 アマドコロは、ユリ科の多年草で日の当たる山野に自生し
成長するとナルコユリと同じくスズランより細身の花をぶら下げる
名前の通り、ほのかな甘みがあり、ほんの少しほろ苦いでしょうか
春に顔を出した若芽を食べます
食べ方は、おひたし、和え物、煮物、天ぷら、汁物の具など.....ろいろな山菜料理が楽しめます
肉巻きやサラダも美味しいです、」
< ナルコユリ畑 >
週末の大荒れから一転、陽射しまぶしい春模様に急展開
( 4日の夕陽 )
5日啓蟄..虫が這いだすには未だ寒いが、まぶしい陽射しに誘われて外活動
我が家は一年の大掃除を3月から4月にかけてじっくりとする、
お天気と相談しながら海山作業、大掃除の予定を入れ、次々と変更しながら進めてゆく
予定は有っても無いようなもの......結果として、実に理に適っている事に気ずかされるのだが
大掃除は冬中吹き荒れた潮風の後始末が大変なのだ
おおきなシャワーがあるなら家丸ごと洗い流した気分.......
先ずは裏の下水掃除からと頑張っていたところ、コツコツ杖の音をさせながらやって来たばば
「自転車持込で粟島一週をしたい若者がくるから、裏山にアサズキを採りに行く」..と
我が家は未だ冬状態、こまったどうしよう.........
「大丈夫だ山行ってくる、うまいもんはいっぱいある.泊めれ」と言って、行ってしまった
ばばは孫ほどの若者に弱い、ばばの孫達はみんな男の子、男の子にも弱い
明日来る子は男の子みたいだ、...........
明日の夕食はばばが採った初物のアサヅキ、ミツバ、山ニンニクと岩海苔、
それと明日あがった魚の顔をみてからきめよう!
アサヅキの根をとるばば
久しぶりに食べた山梨
ピンポン大の大きさ、ざらっとした食感、酸味の利いたあまい味、懐かしい!
拾った山梨をズボンにキュキュットとこすり、そのまま食べるのが一番うまかった
ばばは「やまなし」の甘煮をよく作ってくれたものだ
大きさ味は木々によってまちまちだった、大きくて甘い実をつける木の場所はないしょでした。
宮沢賢治の童話に「やまなし」がある、小六国語の教科書にも採用されている
物語は小さなカニの兄弟が青白く透きとおった川底から見上げる世界を
見たり感じたりしたことをそのまま書いている.
擬声語を効果的に使い、詩うように物語は進む
息子が小学生だったとき、宿題で「やまなし」の音読をしていた、
言葉が跳ねて私の耳に入り、胸に焼きついた
そのみずみずしい自然描写、リズミカルで情感あふれる言葉使い....知らずおぼえてしまった。
........................
「クラムボンはわらつたよ。」
「クラムボンはかぷかぷわらつたよ。」
「クラムボンは跳てわらつたよ。」
「クラムボンはかぷかぷわらつたよ。」
.........................
今夕からまた時化、明日は欠航、「やまなし」はみんな落ちてしまう事でしょう
そしたら、友人を誘って拾いにゆきましょ
三日続きの快晴
朝早くから浜ではワカメの天日干し作業でみんな大忙し
午前中はワカメ干しを手伝い、午後、尾根道歩きに出かけた
満開のカタクリ群生地が気になっていた
話だとヤガハナ尾根道を歩いて15分ほどでその場所に出るらしい
毎春出かけてる群生地とは違ってるようだ、是非にもその場所へ行きたい
一面、カタクリのお花畑に立ってみたい、その思いにかられて、一人ヤガハナ尾根道を歩いた
「ヤガハナ尾根道=フェリーが島に近づくと見える稜線、中央には灯台、灯台へと連なる予定の道」
20分ほど歩いたがカタクリには会えない
道は神隠しにあった子供の言い伝えがある竹林の深みへと続いている
竹林の奥からカーン、コンコンと竹が打ち合うような音が微妙な間をおいて聞こえてくる
足が降りようとしない、見つめる竹林の奥、......
やめた!今度、ツレを誘ってこよう、竹の子が採れる頃に....
..というわけで毎春、カタクリ花見をしている地区背後へ行ってみた
地区の中央にある塩釜六所神社その背後の道を5分も行くとカタクリお花畑がある
例年だと三月半ば過ぎに満開となるのだが、今年はいまが見ごろ
丘の両斜面を彩る紫のカタクリ、今年はびっしりと咲いていた
白いワサビの花々 黄色い花 名前は知らない何だろう
カタクリの丘から望む釜谷地区
右手に港と家並みが海へとのび、海上遠くにオナマチキャンプ場、長手が見える
背後から見る釜谷全景、山桜が満開のとき、その見事さは一見の価値ありです
ばばの前世はもののけ姫?..のばばだったのかしら
今年もばば特製のドクダミ桑茶作りが始まった、山の畑への道々、気にかけていた桑の新葉がいい採り塩梅になった。
ばばの若い友人「昨年まで緑の応援隊として活躍し、今年は住民として居残ったバタバタケさん」を誘って、桑の葉摘みに出かけた。
実生の桑の木は藪のなか、腰が曲がりぎみのばばは藪の中で頭しか見えない、..茎のついた新葉を採れ!ギザギザ型の葉っぱを採れ!と声だけがする
声だけ聞いているとずいぶんと若い..声だけでなく体も良く動く、藪をこぐ技術なら若いもんにまけない。
ばばの薬茶は桑の葉と蕾をつけたドクダミが原料、昔から島では桑の箸で食べると脳卒中にならない、ドクダミは強力で信頼できる毒消しと言われてきた、ばばは薬茶を「命のお茶」とよぶ..血の流れがよければ命の流れもまた良し..らしい