粟島.民宿市左エ門に帰省しませんか ℡0254-55-2543

海風が吹き抜ける部屋での昼寝、ババの畑の香気豊かな野菜、釣と素潜りが大好きなオンチャが捕る魚、島の元気をお持ち帰り下さい

飛魚ダシ作りがだめなら次は何しよう?........フグだった

2016年06月26日 | ばばの手作り保存食

6月26日

週末に飛魚ダシ作りに来たOさん、

海は荒れ模様、釜谷漁港の船はみな据え上げられさっぱりとした港内

S丸の飛魚網に期待してたOさん達は方向を変えて、定置網へ飛魚調達に出かけた

ここでもトビウオはなし、ついてないOさん、これで終わりかと思っていたら

「まな板貸してよ」-------

なんとゴマフグを買ってきた、バッカンの中にはうまそうなゴマフグ20尾

たちまちフグは皮をむかれ丸裸の身と白子に分けられた

こんないっぱいのフグをどうするの?.......

「白子はこんな旨いもんないよ、身は唐揚げや鍋にするんよ」-------

まだ夏なんだけど.....

「いいのこの時期の定置網なら、活きのいいフグをまとめて仕入れられるの」------

ふぅーーん...

脱気袋詰めされたむき身と白子...そんなに美味しいかしらね?......

 

 

 

 

23日、今年も飛魚ダシを作りました、86歳ばーちゃん特製です

トビウオはS丸が捕ってくれました、

 

 

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梅の力を召し上がれ..梅のカリカリ漬け、梅紫蘇ジュース

2015年07月08日 | ばばの手作り保存食

7月8日 久々の雨.

畑の実りもこれで一息だ、花は咲けども実がつかなかった南瓜、つくかなぁ...

できました、今年の梅紫蘇ジュース、梅のカリカリ漬け、夏ばて予防に効果ありです

 

今年は紫蘇の量を半分にして漬けた...

紫蘇20kを買う積りだったのだが..ババは紫蘇を二つくれと注文した、5kが二つ来た

10kの梅に20kの紫蘇葉が半分の10kの紫蘇葉になってしまった....

ところが漬け上がってみたら、見た目青梅らしさが出て、梅の力を感じられるものになった

成り行き大事のババ仕事、、本当に万事好しですね

梅紫蘇ジュースはババの親しい知人に配られ.我が家に2本残った

カリカリ梅はお客さんにお出しする..喜んでもらえるかしら

 

ババ畑のデカ胡瓜、油味噌をつけて召し上がれ

ご飯のお供にも良いです、暑い時にさっぱり胡瓜をこってり甘味噌で..美味しいです

 

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一年分のアゴダシ作り...ババは忙しい

2015年07月07日 | ばばの手作り保存食

7月7日 ババのお仕事

いくつになってもする事がある幸せ、そんなババのお仕事

85歳だけどする事がいっぱい、予定がいっぱい、時間が足りないババ

ジャガイモは掘り終えた、親戚知人への発送もほぼすんだ

梅のカリカリ漬けもいい塩梅の甘酸っぱさでできあがった

梅ジュースもほど良い酸味と甘さだ、

食事時にはお客さんへ、ババから「うんまいよー」の一杯

我が家で使う一年分のアゴダシ作りも終わった

アゴダシ作りにきたぷくさん達には経験を伝授するババ

腹からさすんぞ..頭からじゃないぞ..斜めだぞ..

 焼けた?...まだまだ

 

 

 

 

 

 

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ばばの漬物.春一番ができました..山ニンニク..ウドの粕味噌

2014年04月25日 | ばばの手作り保存食

4月25日快晴、

波高0.5m凪続き、餌さ探しに夢中な渡りの小鳥....

4月始めに漬け込んでおいた行者ニンニクが仕上がりました

出始めの強い香と甘さそしてしゃきしゃきの食感が..ばばの漬物.春一番ができました

 

三日ほど前に下着けしておいた、出始め30cmくらいのウドを本着けをするばば

昨年は〆張り鶴の酒粕と会わせた粕味噌で着けた、今年は大洋盛の酒粕で..

連休頃が食べ頃、来られた客さんに食べていただきましょう

味の違いは酒好きでなくてもわかるものか、これも楽しみな事だ

   

 

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親心が詰まったばばの手作りお正月ギフト...草餅、餡子、沢庵漬け......  

2012年12月26日 | ばばの手作り保存食

外は雪、海は大時化、船は昨日から岩船に行ったっきり戻って来ない

二日は欠航するだろうの天気図だった。

年賀状を間に合わせるため、投函を村上の友人に依頼、

年賀状はポストではなく、船の荷物となった。

最悪、宅配便もありだった、

船は一便しか出れなかったのだが..郵便の差出は二便だったからだ。

冬の離島は自然と折り合いながらの生活だ

頭でっかちでは海山の神さまから肘鉄をくらってしまう......

時には僅かな機会を生かし自然を出し抜くぬけめなさも大事。



島外の兄姉、居候さん達へばばからの贈り物..
三日がかりで作るばばのお正月ギフト...草餅、餡子、昆布巻き、沢庵漬け、真鱈の甘露煮
28日には親心がぎっしり詰まった「島のごっつぉ」が発送できそうです。
.




早春のヨモギの緑と香りが濃い草餅、
島の山菜や野菜は味香ともにとっても濃い、土質のせいかもしれないが
潮風の影響もあるのでは....?
あんこだって潮をほんの少し加えるだけで甘味が強くなる......こじつけかしら。





正月用に別枠で漬けておいた大根30本と蕪30k
畑から収穫したのは11月20日
ワッパ煮広場で寒風に吹かれ、しぼられた二週間
ばばの手で漬け込まれ、旨みが増していい塩梅に、
ばばの年ほどに懐かしい昭和の味にしあがっって..沢庵となりました

 

干し鱈の甘露煮
2月に作った干し真鱈を、昆布巻きを煮〆た汁で煮る事半日、鱈福煮ができました

 

昆布巻き
ばばが若かった頃は昆布ではなくカズメ巻きを作ってくれた
鯖のショガラ「糠鯖」を巻いたカズメ巻きは味噌味でとても美味しかった。

 


 

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味噌煮の朝 火棚に吊るされた大豆の燻製

2011年11月26日 | ばばの手作り保存食

毎年11月末は味噌煮
単身、二人世帯が増え民宿数が減っていくのに比例するかのように
味噌を煮る家は年々減ってきている
それでも我が家のばばは今年も大豆を育て収穫し味噌煮まで頑張れた

炊き上がった大豆のにおいで子供の頃食べた大豆の燻製を思い出した
その頃、居間には大きな囲炉裏があった、その上には四角い柵状の火棚が吊るされていた
そこにはいつも串刺しの焼いた魚がかかっていた、魚は煙に燻され飴色だった
味噌煮の朝、炊き上げられた大豆を縫糸で数珠状にしてから火棚に吊るしておく
学校から帰って来る頃には豆はしわっとして飴色になり、噛めば噛むほど甘かったのを覚えている.........味噌煮の日のおやつだった、今は誰もしないがとても美味しかった

塩.麹.大豆.少量の水をこね合わせるのは力がいる
一秋中の磯タコ捕りで鍛えた足腰、もうすぐ軒下にタコのカーテンがかかるでしょう

 

 

ばばの味噌煮


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大根役者?...いいえ千両役者

2011年11月25日 | ばばの手作り保存食

昨日に続き今日も全便欠航
膨れ上がっていた海も夕方頃には平らになってきた....明日は出航か?


今年の大根は2回の大時化にあって、二つ折れにしわしわしんなりとなった
ばばはもう漬ける気満々、強風も時化もなんのその、誰にかまわずばばのおともの背負子を担いで、浜に降りていった、やれ々と後から追っかけるが...寒いし風がしょっぱい
冬大根はとても甘い、ジュースは甘い果汁のよう
どうやら塩を含んだ寒風は大根を大甘の千両?役者にしたてるようだ

明日は味噌煮、ばばは朝の薄暗いうちから竈の火の番
近所のあちこちから大豆の炊ける美味しいにおいがしている事だろう
  




 
   


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ばばの梅紫蘇ジュースで元気モリモリだ!.....居候さん...居候兼アルバイターさん

2011年07月20日 | ばばの手作り保存食

市左エ門では毎夏、居候兼アルバイターを募集しています
ひと夏を民宿の手伝いをしながら、島人となって海山、住民と親しむ過ごし方を楽しんでください。

日中の暑さは尋常では無かった、そんな中、ばばは南の島から来た居候兼アルバイターのOさんを連れてイラマの沢へ山菜のミズ採りに出かけた

陽中の猛暑と違ってひんやりとした杉林の中、緑の葉っぱに隠れるように流れる冷たい沢水、その周り一面に群生しているミズ、ばばが秋に春にと草を刈り笹の進入を防いで守ってきたミズ畑......二人は小一時間かけて背負子いっぱいのミズを採ってきた。
Oさんは来た一日めからばばの孫の手になってしまったようだ。ばばはしっかりOさんが気に入ってしまった。

猛暑に負けないばば特製の梅紫蘇ジュースができました
梅のカリカリ漬けができあがり、残った漬け汁はペットボトルに移され、梅のエキスが溶け込んだ紫蘇ジュースとなりました。
これからの猛暑を乗り切るばばのスタミナジュースだ
のどの渇きに冷水で割って飲むばばはこれで元気モリモリだ!

 

ばばの居候兼サポーターの大谷さん、最近のばばは畑の収穫ワッパ煮の手伝いと大谷さんの手助けを何より楽しみにしている、大谷さんは20日間の粟島住民夏休暇を楽しむようになって13年が過ぎた、今では家族のような近しさです。
最近そのような形での休暇を過ごす人が増えてきているようだ...ご縁を大切にしたいものです。
          

 

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梅のカリカリ漬け.....始まりはモナデラの梅もぎから

2011年06月24日 | ばばの手作り保存食

6/20にモナデラまで背負子を担いで出かけたばばは、カリカリ漬け用の梅を10kもいで来た
見目良しの大きい梅が背負子の中でころころお行儀良く詰まって、ばばみたいにかわいい梅達だった
家のばばは野山の草木と同じように年相応の味をだし可愛らしく老いてる
 

三日前に塩をぱらぱらと表面がしっとりする程度に転がしすり込み、7.2Lの岩船酢で満たし漬け込まれた梅達は、若緑から馴染んだ黄緑に変わった


ばばは漬け汁から梅を取り出し、一個々ていねいに種を取り出す、午前いっぱいかかって取り出した梅に塩揉みしておいた赤紫蘇を載せ、10kの氷砂糖を被せて、蓋いをし、15日間ねかせる........


   

  

15日後に赤紫色の甘酸っぱいカリカリ梅とピンクの梅紫蘇ジュースができる
梅紫蘇ジュースは氷水で割って飲む、夏ばて防止に良いみたいだ、勿論焼酎割りもOK
三日間漬け込んだ酢は瓶にとり、調理用として使う
一味微妙に変化した酢はマリネに使うと具とよくなじむようだ。

次は梅雨の晴れ間を見て梅干用の梅もぎをしなくては...ばばは何時も忙しい、スケジュールがいっぱいで曾孫の顔を見に行く暇もない......どれもこれもばばの楽しみから外れる事はない

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初ワカメ....茎の粕味噌漬け

2011年03月25日 | ばばの手作り保存食

今年初のワカメを貰った
とろとろメカブご飯に芽欠きジャガイモと新ワカメの味噌汁...何と言う事のない毎春の朝ご飯
変わらない日常を今年は特別にあり難く思えた。

抗えない自然の脅威を必然として、繰り返す厄災の前で、さいの川原で石を積むように積み上げる記憶と技術、人知の限界か、偶然の一瞬時に切れてしまう日常....八百万の神々を何故この社会が持つのかを思わずにはいられなかった震災。
壊れた家財の中での生活だが、「失うものも多かったけどお互いを頼りとしながら家族の絆が強くなった」と確かな妹の声が電話を通して聞こえてきた。

久しぶりに訪ねてくれたno君に手伝ってもらってワカメの茎で漬物を作った、幸いにも東北方面へのユーパックの受付が始まった、局留めではあるがこれでやっと物資を送る事ができる、野菜の値段がとっても高いらしい、明日には初ワカメと茎味噌漬、畑の青菜を送ろう、


ばばの味噌と〆張り鶴の酒粕と味醂を合わせた粕味噌漬け....

  

 

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