美人と結婚できる「平凡な男」の特徴。女性の心を開く言動とは?
2020年も気がつけば半年が経ちました。婚活中の皆さん、状況はいかがですか?
今回は男女の恋愛観の違いから、男性が何をしていくことで「好きな人から好きだと言ってもらえるようになるのか?」をお伝えします。この違いを知るだけで、なぜ好きな人と恋愛関係になれなかったのかがわかるかもしれません。
男はつい「かっこいい自分」を見せたがるが…
まず、大前提として異性に対し、男性のほうが女性よりもポジティブに捉える傾向にあります。女性は子宮を持ち、子育てをするための機能があります。その機能を守ろうとするため、警戒心が高くなり、異性に対しネガティブに考えるようになるのです。
「素敵だな」「いいな」と感じた女性に対して男性は「好きになってもらいたい」「モテるためには何をすればいいのか」、そんなふうに情報を集めたり、気にしたりしがち。しかし、実は「会うのがめんどくさい」とか、「嫌だな」という“地雷”を踏まないことの方が重要なのです。
例えば、素敵ないいお店に連れていくことよりも、汚くてうるさいお店に行くことを避けたほうがいいし、ポイントを稼ごうとするよりも、マイナスにならないことを考えたほうがいいのです。
そして、男性は「かっこいい自分を見せたい」と考える一方、女性はダメな自分を見せた瞬間に恋が生まれます。「この人の前ならダメな私も見せられるかもしれない」と思えるようになると一気に心の距離が縮まるわけです。
高スペック男ではなく、普通な男性を選んだ美人
※写真はイメージです(以下同)
弊社で婚活をしているユリさん(仮名・34歳)はとても容姿端麗で「なんで彼氏がいないの?」と誰もが驚く女性。実は美人であればあるほど、女性は年齢を重ねるたびに警戒心が強くなります。
お見合いは数多く決まる。お会いするのもとても素敵な人や年収が高い人、いわゆる「市場価値の高い男性」ばかり。しかし、なかなかユリさんがいいなと思える男性がいないのです。
男性からは数多く真剣交際をしたいとオファーをもらいました。しかし、ユリさんは「気持ちが動かない。「どうしても結婚がイメージできない」「なんか違う気がする」とお断りしてきました。
婚活を始めて5か月。今までお会いしてきた男性よりもスペックとしては平凡な男性とのお見合いがありました。年収は700万円、身長は170センチ、学歴は高卒。見た目はお世辞にもイケメンではないですが、清潔感を感じられる好青年でした。
2回目のデートのあと、ユリさんから「早織さんに相談したい」と連絡がありました。なかなか気持ちが動かなかったユリさんが「彼のことが好きかもしれない」ということだったのです。彼の仲人さんに確認したところ、彼も前向き。なんとスムーズに2か月半で成婚退会となりました。
「ダメな部分を受け入れてくれる」で動いた女心
私はユリさんに、「今まで出会ったスペックの高い男性と何が違ったと感じたのか?」と聞きました。 「一番違うと感じたのは、私を必要以上に特別扱いしなかったというか、普通に接してくれたからだと思います。ほかの方もとても素敵だったし、もしかしたら生活はラクというか贅沢できたのかもしれないんですが……なんか感覚的なのですが、今までの人は私に理想というか幻想を持っていた気がします。だから一緒にいてそのキャラクターにならなきゃって気になってしまい、私の本音が出せなかったんです」
自分のダメな部分を見せられないというのが、まさしく今までの男性に心が動かなかった理由でした。 「彼は私にとても自然体でいてくれました。なんか安心できたし、私が仕事終わりにボサボサの頭で行ってしまったとき、彼は『いつもよりかわいいね』と言ってくれました。そして、コロナ中、オンライン飲みをしようと提案したとき、『お風呂に入ってリラックスした格好でいい?』と聞いてくれ、『それなら私も』と返したら、『そうだよ。疲れない格好にしよう』と言ってくれました。」
地雷を踏まず、彼のマイペースさが彼女には自然体に見えたのでしょう。女性は「特別扱いをしてほしい」とか「必要以上によくされたい」のではなく、地雷を踏まれることを嫌がります。そして、「プラスを作る」より「マイナスを作らない」ことで、女性の本音や本当の状態を引き出すことができます。
ぜひ皆さんも素敵な恋を始めましょう。