
鯛と鯛塩の濃縮されたうまみがどーん!

みなさん、鯛塩ラーメンを食べたことはありますか? 鯛塩ラーメンと聞いてよく思い浮かべられるのは、透き通った清湯スープのお出汁じんわり系が多いのかもしれません。

10/21/2020
しかし、今回、すすり子がご紹介したいラーメンは、それとはちょっと違います。「鯛どーん! 動物どーん! そしてパンチどーん!」な三拍子そろったイケてる麺です。
こちらがそのイケてる麺、東京都吉祥寺にある『吉祥寺 真風』さんの「鯛塩らあめん」(850円)です。
「鯛塩らあめん」(850円)
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吉祥寺駅から194m
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営業時間
11:30~14:00 18:00~20:00
日曜営業
定休日
火曜日、水曜日
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スープはまさかの「ビターでクリーミー」
スープをひとくち。直後に衝撃。まさかのビターテイスト。完全に経験でモノを判断していたのですが、この色のスープは絶対にクリーミーでしょ。それがこの香ばしさ。なるほど、ギャップでも売っていけるタイプ。これは焼き魚にしたときの鯛です。 鯛の風味と焼き魚にしたときのような香ばしさが目を覚まします。これが鯛のパンチ力。鯛、きもちいぃ~~~。
口に広がるのはまさかの「焼き魚の風味」
この鯛の香ばしさを、より際立たせてくれているのが豚骨スープ。間違いない組み合わせのダブルスープです。鯛の裏で豚骨のうまみがどんと構えていてくれるので、安心して鯛の香ばしさに身を委ねることができます。
人はビターとクリーミーの組み合わせにめっぽう弱い。豚骨がクリーミーな食べ物でよかった。このクリーミーさはウチらを裏切らないです。
たっぷりほうれん草が「いい仕事」
このスープから姿を現す中太麺。つるつる食べすすめちゃうタイプの麺です。小麦感はつよくなくて、あくまで主張は控えめ。完全にスープを飲ませにかかっています。じゃあ、麺との相性はどうなのよ!? そんな声をまっていましたと言わんばかりの工夫がありました。
インパクトあるスープと好相性の中太麺
このラーメン、これでもかという量のほうれん草が入っています。これによって家系を彷彿とさせるビジュアルになりつつあるのですが、このほうれん草、めちゃくちゃいい役目を果たしていました。ほうれん草がぐんぐんスープを吸い上げるのです。もう、おひたしのときのそれ。
スープをこれでもかしっかりまとうほうれん草

これを麺といっしょにすすりあげることで、スープをぎゅんぎゅんに感じられるのです。さらに青味感もいい味出してる。家系のビジュアルとやり方で、ぜんぜん違うお魚ラーメンになっているから、ときめきとまらない。