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読売新聞 安藤操さん「ドン・ロドリゴ日本見聞録」(千葉市)

2009年10月30日 | 本多忠勝 本多忠朝(大多喜城)

10月30日 読売新聞掲載記事↓

以下、ニューレファレンス 「日本メキシコ交流400周年」より抜粋

http://www.library.metro.tokyo.jp/16/16e0905.html

 2009年は日本メキシコ交流400周年にあたります。400年前の9月に始まった両国の交流とはどのようなものだったのでしょうか。
  1609年(慶長14年)9月、スペイン領フィリピンの臨時総督の任務を終了し、メキシコへ帰国途中のドン・ロドリゴ(ロドリゴ・デ・ビベロ)ら373名を乗せた船サンフランシスコ号が千葉県沖で座礁、300名を越える異国の遭難者を御宿の人たちが救出し、介抱したことから日本とメキシコの交流が始まりました。
  ドン・ロドリゴは37日間の御宿滞在後、大多喜、江戸、駿府、臼杵などを訪ね、10ヶ月後に徳川家康に提供された船サン・ブエナべントゥーラ号で、ヌエバ・エスパーニャ(当時のスペイン領メキシコ)に旅立ちました。その船は、太平洋を横断した日本船第一号となり、その船で渡航した20数名の日本人は、メキシコを訪問した最初の日本人となりました。
  帰国後ドン・ロドリゴは日本見聞録をスペイン国王への報告としてまとめました。鎖国時代を経て、日本とメキシコは1888年(明治21年)日墨通商条約を結びましたが、この条約は欧米諸国との不平等条約とは違って平等条約でした。

 

「広報おおたき」表紙にもなりました。

9・26 千葉日報 http://www.chibanippo.co.jp/news/chiba/local_kiji.php?i=nesp1254015421

御宿町で26日、「日本メキシコ交流400周年記念式典」と「サン・フランシスコ号漂着400周年記念祭」が開かれた。人命救助の史実を基にした日本メキシコ交流の節目を祝い、皇太子さまが出席されたのをはじめ、森田健作知事、石田義広御宿町長、田嶋隆威大多喜町長、駐日メキシコ、スペイン両大使らが顔をそろえた。

 日本とメキシコの交流契機となったのは、1609年9月、メキシコに向かう途中に御宿沖で座礁したスペイン船サン・フランシスコ号の乗員300人以上を当時の御宿の海女などが救助した出来事。乗員は時の大多喜城主から歓待も受けた。400周年に向け御宿町は、小中学校の道徳授業で史実を取り上げ人類愛の尊さを教えるなど機運を盛り上げてきた。

 メキシコ記念塔前で行われた記念式典では、日本メキシコ交流400周年名誉総裁の皇太子さまが、御宿は両国関係の出発点と呼びかけられ、「日本とメキシコとの相互理解と友好が、今後ますます深まることを期待し、私のあいさつとします」と述べられた。

他にも 「日墨交流400周年」 http://www.mx.emb-japan.go.jp/400/IndexJp2.htm

「メキシコ・日本アミーゴ会」 http://www.mex-jpn-amigo.org/doc.id/4a4c8b11


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1 コメント

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Unknown ()
2009-11-02 00:21:45
日本メキシコ交流400周年名誉総裁が皇太子殿下ですか。
これは目が離せません。
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