いすみ鉄道ファン

皆様方のご来訪をお待ちしています

ムーミン列車 出発進行! いすみ鉄道(9/13読売新聞)

2009年09月13日 | いすみ鉄道・各種メディア登場

本日(9/13)の読売新聞にデカデカ登場! 

ムーミン列車 出発進行! いすみ鉄道

10月から駅舎、グッズも「癒やし系」に

 第3セクター「いすみ鉄道」(本社・大多喜町)は10月1日から、フィンランド生まれの人気キャラクター「ムーミン」を起用した「ムーミン列車」を運行させる。世界中で愛されている「癒やし系」の力を借り、イメージアップを図る狙いだ。

風貌にてる?

 同社の鳥塚亮社長は今年6月、社長に就任。社員らから「ムーミンに似ている」と言われる風貌の持ち主だ。そのムーミンを会社の経営改善策に活用することにし、キャラクターとして使用する権利を有する国内会社と交渉し、許可を得た。

 いすみ鉄道が今回、使用するのは、ムーミンはじめ、ムーミンパパ&ママ、ガールフレンドのフローレン、友だちの砂付近などの6種類。6両ある車両前部に、ムーミンなどの丸いマーク(直径90センチ)を取り付けて、側面にはムーミンとフローレンのツーショットなどが描かれる。

 使用期限は2010年度いっぱいまでで、駅のポスターやイベントの販促品、駅の行き先表示板や名刺にまで、ムーミンを使う「ムーミン尽くし」作戦を展開する。

 また、養老渓谷近くを走るなど、自然あふれる牧歌的な魅力の沿線(26.8キロ)を「ムーミン谷」に見立てて活性化し、家族連れや女性の集客につなげる。国吉駅では、地元の商店主らで結成した「いすみ鉄道ムーミン応援団」の協力を得て、来月中旬にムーミングッズの販売ショップをオープンさせ、ムーミン列車の運行を盛り上げる。

 鳥塚社長は「ムーミンの力で、鉄道や会社のイメージアップと沿線の活性化ができれば」と期待している。(読売新聞記事)


只今、いすみ鉄道沿線草刈作業中

2009年09月13日 | 応援する人達・いすみ鉄道

朝9時です。田舎の爺さんの実況中継! お疲れ様で~す

今日はい鉄沿線の草刈りです

朝の挨拶に社長も見えました。59人が参加。

草刈りと合わせてキバナコスモスのタネとり作業。

皆さん、朝早くからお疲れ様です! 

お花畑の中での作業は絵になります

 

10時の 休憩で~す。

 

現場からケータイで写真を送ってくださった田舎の爺さんには、養老渓谷ふる里を守る会ブログで会えます。 爺さんなのに、ケータイ使いこなしてすごいっちゃ

http://blog.goo.ne.jp/hurusato222/ 

 


いすみ鉄道社長ブログ☆スタート

2009年09月13日 | いすみ鉄道社長・鳥塚亮

(9月10日)いすみ鉄道の社長に就任いたしましてから早2か月が経過し、挨拶回りも終了し、落ち着いてまいりましたので、たくさんの皆様からご要望をいただいております「社長ブログ」をスタートさせていただきたく思います。

いすみ鉄道の生情報を少しずつではございますが、発信させていただこうと考えていますので、どうぞご期待ください。

ただ、多忙で毎日更新することは不可能のため、「気まぐれ更新」ということでお許しください。 それではどうぞよろしくお願い申し上げます。

いすみ鉄道社長ブログ http://isumi.rail.shop-pro.jp/

(9月12日)いすみ鉄道の大多喜駅で1コイン(100円)メッセージカードを発売開始します。

名刺大の黄色いカードに旅の思い出やメッセージをご記入いただき大多喜駅の待合室に設置されたメッセージボードに貼ってください。

旅の記念や、ご自身の決意、愛の告白でもなんでも結構です。

大多喜駅の待合室を楽しい場所にしていきたいと思います。

ご来訪いただかないと参加できませんので、是非、いらして、書いて、貼ってください。 スタッフ一同お待ちいたしております。


房総のけむり饅頭第一弾 完売! 

2009年09月13日 | いすみ鉄道・関連グッズ

 先日大多喜駅にて発売を開始した、いすみ鉄道オリジナル新商品「房総のけむり饅頭」は、多くの方にお買い上げいただき、第1弾は完売となりました。

誠にありがとうございます!!

 

湯気の向こうにきれいなお姉さんが見えるのが「湯けむり饅頭」とすれば、
けむりの向こうに懐かしい昭和が見えるのが「けむり饅頭」です。

どうぞいすみ鉄道の「房総のけむり饅頭」をよろしくお願いします。

価格は 10個入り1000円(税込)

※先週の木曜日に40箱入荷し、金曜日の午前中に完売となりました。
次回の入荷は15日に40箱。18日に60箱です。

よろしくお願いします

 

と、いすみ鉄道のHPにお知らせがありました。


カムイ外伝の白土三平さんと寿恵比楼旅館

2009年09月13日 | いすみ鉄道沿線の文学・歴史

日本映画最高のスタッフ・キャストによるエンタティメント超大作!!として、9月19日、全国ロードショー『カムイ外伝』をご覧になった方はいらっしゃいますか?

原作者は白土三平さんです。 テレビでこの映画のCMが流れたので、この白土三平さんと、いすみ鉄道大多喜駅から10分ほど歩いたところにある寿恵比楼旅館(現在は営業されていないようです。小湊鉄道バス営業所向い)のことを少しご紹介します

私の手元に、つげ義春『つげ義春コレクション・苦節十年記/旅籠の思い出』があります。そのP16~21に、昭和40年9月末頃、白土三平さんとつげ義春さんが半月ほど滞在して仕事をされた時のことが書かれています

以下、『つげ義春コレクション 苦節十年記/旅籠の思い出』より抜粋

 昭和40年の9月末ころ、白土三平さんとそのマネージャーの岩崎さんと私の三人は、千葉県大多喜町の「寿恵比楼」という宿に半月ほど滞在し仕事をしたことがあった。私は短編を一作仕上げ、白土さんは案だけを練っていた。その案を練るために白土さんはこの宿をよく利用していたようで、仕事の合間にそこいらへ釣りをしに行くバイクまで預けていた。
 この寿恵比楼という宿は、町外れの夷隅川の橋のたもとにあった。商人や工事関係の客が主に利用するようで、昔ながらの商人宿だった。主人はどこかに勤めていて、三十歳位のおかみさんと、その妹の十七、八の娘さんと、お婆さん(主人の母親)が宿を切り盛りしていた。もっともお婆さんは何もせず、いつも帳場の長火鉢の前で煙管をふかしているだけだったが。おかみさんはぽちゃっとして明るく気さくで、おかみさんの里から手伝いに来ている妹のカズちゃんは、色白で可憐でやはり明るい娘だった。お婆さんは男のように髪を短くしていた。主人はあまり家にいないので、私はチラとしか会ったことがなく印象に残っていない。
 白土さんはこの家族と親しい付き合いをしていたようで、私と滞在していた時も、お茶に呼ばれたり、宿代に含まれていないお午にも時々呼ばれ、私も岩崎さんも一緒に階下の帳場へドヤドヤおりて行って、おかみさんやカズちゃん相手に世間話をしたり、その場に寝そべって煙草をふかしたりで、随分気ままにしていた。
 その宿の隣には、小湊鉄道バスの車庫があった。バスガイドの寄宿舎もあり、夜になるとその寄宿舎の窓にいっせいに明かりがともり、若いガイド嬢たちの賑やかな声が聞かれた。宿と寄宿舎の窓はいくらも離れていないので、開け放った窓から彼女らの話は筒抜けだった。男三人のこちらを意識して声を大きくしていたのか、大声だと段々口調が芝居がかって、身振りにも抑揚がつき、劇を見せられているようで楽しかった。
 私はこういう宿を定宿にしている白土さんが羨ましく思え、自分も将来たくさん稼げるようになったら、定宿を持ちたいと思った。
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 寝る時にカズちゃんが蒲団を敷きに来て、私がドテラのまま床に着こうとすると「ドテラのまま寝るとせつなくてねえ」と言った。哀しいときのせつないは分かるけど、ドテラでもこもこして寝苦しいのをせつないと言うのは面白いと思った。可憐なカズちゃんが恋愛でもした時は、せつない胸のうちをどういう言葉で表現するのだろうと思った。
・・・・・・・・・・・ 

 この文を綴っていて私は、これまでにどの位、旅籠に泊まったのか思い出してみた。すると全部は思い出しきれないけれど、案外多いことが判った。

 大多喜では寿恵比楼以外に「大屋」という旅籠に四十八年に泊まっている。大屋の方が寿恵比楼より造りは本格的な旅籠で、明治か江戸時代のままとか言っていた。宿の人の感じも悪くなかった。おおむね観光旅館より商人宿の方が気さくで親しめるように思える。 (以上 抜粋)

つげ義春さんが2年後に再び寿恵比楼旅館に行かれたとき、おかみさんに手土産を渡しながら「さっき白土さんに会ってきた」と言うと、おかみさんが「白土さんは長いことお見えになっていない。どうしているのか」と聞かれた。その頃白土さんは上総湊に家を借り、仕事場にしていたので途中寄って来たことを報告すると、そばにいたお婆さんが

「あんだと ヒゲは湊にいるんだと、それじゃカカアも一緒だべ」と。

白土三平さんは髭も髪も構わぬほうでのび放題、印度の行者を想わす風貌だったが、マンガ界の巨匠も寿恵比楼旅館のお婆さんには、ただの髭と言われているのが可笑しかったそうです

つげ義春さんがこれだけ書かれているのですから、白土三平さんご本人のエッセイなどがありましたら寿恵比楼旅館のことなどが語られているのではないかと思います。

 

映画カムイ外伝』2009年9月19日公開  原作:白土三平/<WBR>脚本:宮藤官九郎/監督・脚本:崔洋一/出演:松山ケンイチ、小雪、伊藤英明、佐藤浩市、小林薫、大後寿々花、イーキン・チェン、金井勇太、芦名星、土屋アンナ ...

白土 三平(しらと さんぺい、男性、1932年2月15日 - )は、東京都出身の漫画家。本名は岡本 登(おかもと のぼる)。『忍者武芸帳 影丸伝』『サスケ』『カムイ伝』など忍者を扱った劇画作品で人気を博した。

『カムイ伝』(カムイでん)は、白土三平の長編劇画。1964年から1971年まで『月刊漫画ガロ』に連載された。連載中、『週刊少年サンデー』に「カムイ外伝」を不定期連載している。1982年から1987年まで『ビッグコミック』誌上に「カムイ外伝 第二部」を連載、そして同誌上に1988年から2000年まで「カムイ伝 第二部」が発表された。現在「カムイ伝 第三部」の発表が待たれている。

*白土三平ファンサイト  こちら  すごいサイトです!