【差し上げます】
という桃知さんのブログを読んだのは5月23日、今週の月曜日のこと。
今回この本を十冊頂いたので、この「ももち どっと こむ」の読者の皆さんに差し上げようと思う。ご希望の方はメールにて連絡を。先着十名の方にこの立派な本を差し上げたいと思う。いい本だぞ!
というその本とは
(一社)岩手県建設業協会が発刊した『記憶を思いに未来につなげる~震災復興5年の記録 これからも地域とともに~』。
すでに岩手建協のホームページからダウンロードして読んでいたわたしだが、
紹介した拙稿はこれ
↓↓
http://blog.goo.ne.jp/isobegumi/e/fdf8fa7ba43b13e9469fb1c427fd0bb7
「本」となれば話は別だ。迷うことなくメールした。
3日後のきのう、5月26日、社内安全パトロールから帰ってきたわたしのデスクの上には、一枚の封筒。
宛名を見ると、
「桃知商店 桃知利男」とある。
来た!
『記憶を思いに未来につなげる~震災復興5年の記録 これからも地域とともに~』(製本版)である。
感謝の意を込めて、本年3月11日に記した拙文の締めくくりを再掲する。
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すなはちは人みなあぢきなき事を述べて、いささか心の濁りもうすらぐと見えしかど、月日かさなり、年経にし後は、ことばにかけて言ひ出づる人だになし。(方丈記より)
つまり、
直後は人はみな浮世の無意味さを述べて、少し心の濁りも薄らぐかと見えたものの、月日がかさなり、年が経った後は、そんなことは言葉にして言う人すらない。
いつの時代でも「風化」が世の常だとすれば、それはあまりにも切ない。いやいや「風化」以前に、発災直後を含めたこの5年間で地元建設業が果たしてきた重要な役割すら、必ずしも広く認知されていない現実がある。
そういうわたしが、何をして何をしなかったかと考えると、とてもとてもエラそうに言えたものではないが、だからこそ、岩手県建設業協会さんの取り組みには頭が下がる。
どうもありがとうございました。
いつもありがとうございます。
ぜひご一読あれ。
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桃知さん、どうもありがとうございました!
『復興への道 東日本大震災からの復旧記録』
http://www.iwaken.or.jp/00data/fukkouhenomiti/zenpen.pdf
『ふるさと岩手「被災地のいま」-地方建設業的視点から復興を考える』
http://www.iwaken.or.jp/00data/hisaichinoima/zenpen.pdf
『記憶を思いに未来につなげる~震災復興5年の記録 これからも地域とともに~』
http://www.iwaken.or.jp/00data/kiokuwoomoini/zenpen.pdf
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