京のおさんぽ

京の宿、石長松菊園・お宿いしちょうに働く個性豊かなスタッフが、四季おりおりに京の街を歩いて綴る徒然草。

上賀茂神社の四季 其の三・夏

2015-07-28 | 京都案内

世界文化遺産・上賀茂神社、正式には賀茂別雷神社といいますが、今秋10月には、21年ごとに行われる42回目の式年遷宮を迎えます。

 

現在「京の夏の旅」文化財特別公開では、修復されたばかりの国宝・本殿、同じく国宝の権殿、御神宝が公開中です。

同社では月次祭はじめ、80ほどの恒例祭が行われており、今回、「賀茂の水まつり」に行ってまいりました。
このお祭りは水を司り、「竜神」と称えられる摂社・新宮神社の神様を境内の「橋殿」にお招きし、
水に感謝し、酷暑を無事に過ごせる事をお祈りするお祭りです。

この日、境内を流れる、御物忌川(おものいがわ)と御手洗川が合流して、ならの小川となる場所では、
多くの人が、それぞれの願いを込めて、短冊を「願い水の短冊」として笹に飾りつけます。




また、日中、境内の芝生では「流しそうめん」、「お茶会」、約250店が出店する「上賀茂手作り市」が開かれ、
神山の名水で造られた「神山湧水珈琲」が無料で振る舞われるなど、多くの参拝者が川沿いや木陰の下で涼を取りながら楽しんでおられました。

 

夕方6時からは「橋殿」での祭典や、絵馬神輿と樽神輿が境内を巡行します。

 

その後、参拝者にお神酒の振舞や、演舞が奉納されて7時半ころに終了しました。



京都好き男

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