京のおさんぽ

京の宿、石長松菊園・お宿いしちょうに働く個性豊かなスタッフが、四季おりおりに京の街を歩いて綴る徒然草。

伏見の港

2020-03-27 | 京だより

伏見区中書島はその昔はその名の通り橋もかからず名もない離れ島だったそうです。
秀吉が伏見城を築城した頃から橋が架けられ脇坂淡路守が住み、その官位が中務少輔で唐名が中書だったことから中書さまと呼ばれていた。
その中書さまが住むところという事で中書島と呼ばれるようになったとの事。
そこに京阪電車中書島駅があり近くに伏見港公園がある。
高瀬川を通じて京、大阪を水運で結ぶ河川港として繁栄したエリアで、今は十石船、三十石船に名残を留める。
運河沿いの桜も間もなく満開。
船で桜の下を巡るのもまた格別なのでしょうが運行開始が延期されてしまったのは残念ですが、ここから歴史の息づく街、伏見を巡り歩くのもいいかもしれません。

 

 

橋本でした

この記事についてブログを書く
« 上木屋町高瀬川 | トップ | なんてタイムリー »
最新の画像もっと見る