三千院は京都の北、大原に位置する天台宗の寺院で歴代天皇や皇族が住職を務めてきた門跡寺院。
自然豊かな大原地区は市内より体感気温が低く感じられます。
四季の風情を感じさせる聚碧園、有清園の二つの庭園や、格式高い宸殿、客殿、そして国宝を安置した重要文化財、往生極楽院など
京都ならではの美を堪能できます。
木立の中にひっそりと佇む往生極楽院。
中には国宝、阿弥陀如来と大和座りする観世音、勢至の両菩薩の阿弥陀三尊が安置されています。
堂の前は深緑の木立と苔が美しく静寂な雰囲気が漂います。
苔の上には小さくて可愛らしいわらべ地蔵が出迎えてくれます。
さらに奥に進むと金色不動堂前にあじさい苑。
7月13日まで三千院あじさいまつりが開かれています。
コアジサイ、ホシアジサイ、ヤマアジサイ、ガクアジサイ、ツルアジサイなど数千株が植えられており、金色不動堂から見下ろすあじさい苑をぜひお薦めします。
市内で今見られる花
ハンゲショウ 建仁寺塔頭 両足院
キキョウ 東福寺塔頭 天得院
沙羅双樹(ナツツバキ) 妙心寺塔頭 東林院
蓮 法金剛院、大蓮寺
猛暑が続きます。
コロナ対策と暑さ対策をしっかりしてお出掛けください。
草花も雨を望んでおります。
京都好き男 細木