京のおさんぽ

京の宿、石長松菊園・お宿いしちょうに働く個性豊かなスタッフが、四季おりおりに京の街を歩いて綴る徒然草。

観光客の行かない2

2015-09-13 | 京都案内

京都へお越しの皆様、ありがとうございます。

先日の中抜け散歩の続きです。
石峰寺山門から北へのびる細い道があります。お稲荷さんへ続きますが、その途中に「ぬりこべ地蔵」というお地蔵さんが奉られております。
「ぬりこべ」とは「塗り込め」から転じたもので、病気や痛みを塗り込めるという意味があるそうです。
特に歯痛にご利益があるとされており、全国から歯痛に悩む人がお参りに来られるとか。
1mほどのお地蔵さんが奉られるお堂のなかには、歯痛が治ったというお礼の手紙が納められております。
お地蔵さんの前には、身代わり石がおかれ、これを撫でながら「歯痛が治まりますように」と願うと治るとか。
歯痛に悩む皆様、一度お参りしてみては如何でしょうか。



橋本でした