先斗町は三条通りから四条通りまでの南北約500メートルあり、江戸中期に、近くを流れる高瀬川を利用する旅人などを歓迎するお茶屋ができたのが始まりだとか。
近年はその様子が一変しましたの、今年の正月今日の街の正月風情をカメラを手に南北は今出川通りから南は七条まで、東西は堀川から東山を正月飾りや玄関の設えを中心に700名位カメラに収めましたが、そんな中で先斗町を見た時余りにも俗化し京のしっとり感の薄れたことにさみしい思いをいたしました。
今回はこの先斗町を自主的に京都らしい姿に戻そうと協議され、来年3月までにその姿が一変されるそうで、心から嬉しく思います。
他の通りも京の街にふさわしくない看板など、街を乱しているものが多すぎます。
色や形や文字形式などもっと、もっともっと自分たちの街を自分たち自身で大切にする運動を広めて世界に誇る観光都市京都を築き上げてゆきたいものです。