石橋海中案内☆ガイドマンのLog

神奈川県小田原市のダイビングポイント石橋で日々潜り続けているガイドのブログです。

石橋最新生物事情2022/10/23[w/map&pics]

2022-10-24 13:37:34 | ダイビング
みなさん、こんにちは。

[海況]

透明度   7〜10m
水温   23〜24℃

潮は悪くないです。
ただ若干の白濁りは否めないところ。
とはいえまずまずの塩梅。
青み掛かってもいます。


[生物情報]

先週の金曜日(10/21)に新たに出逢った諸々たちは一夜にして雲散霧消。まさかのお別れとなってしまいました。
(因みにハタタテハゼは昨日(10/23)、少し離れた別の場所での目撃情報を頂いています。同個体であるか否かは不明。別個体の可能性も勿論あります)

その代わりと言ってはなんですが…
今回(昨日10/23)ハタタテハゼに代わってハタタテダイの幼魚。サガミミノウミウシに代わってシラユキモドキ。北側のイトコのチビちゃんの代わりに南端でイトコのチビちゃん2個体は確認。
その他クマノミのチビちゃんとの新たな邂逅やミノウミウシの不明種の報告例も。

といった具合に何とか差引きゼロ=相殺ということになるでしょうか。どうでしょうか…
兎に角、良くも悪くも動きがありました。

そんなこんなで見処、成果諸々羅列してまいります。


魚系
ナンヨウツバメウオ(yg/)、クマノミ(チビ+1/new/チビ×2/)、ミツボシクロスズメダイ(yg群れ)、ミナミハコフグ(yg)、クロイトハゼ(ペア増/)、ハナハゼ(増)、ガラスハゼ(yg&ad)、アカスジウミタケハゼ()、ダテハゼ、ハタタテハゼ(情報のみ)、ハタタテダイ(yg/new)、トゲチョウチョウウオ(yg)、アオサハギ、アミメハギ、キンチャクダイ(yg)、アブラヤッコ(yg)、ツノダシ、アカオビハナダイ(群れ)、アライソコケギンポ、コケギンポ、ネンブツダイの群れ、イサキの群れ、ワニゴチ、ダイナンウミヘビなど
◆取り敢えず気になったものを書き出してみましたw☆賑やかではあります☆


甲殻類
アカホシカクレエビ()、オシャレカクレエビ()、イソギンチャクモエビ、カザリイソギンチャクエビ、イソバナカクレエビ(cvアリ/)、アカスジカクレエビ()、クリアクリーナーシュリンプなど
◆アカホシさんが数匹単位でかたまり始めました。なんか面白いことになっています☆


ウミウシ
セスジミノウミウシ(チビ増)、シラユキモドキ(new)、アオウミウシ
◆セスジのチビちゃんが増えています☆ところであんなに沢山ロープに着いていたサガミミノさんは何処に行ってしまったのやら…戻りを期待したいところ☆


ウミウサギ
トラフケボリ(チビ)、ホリキヌヅツミ、トガリアヤメケボリ、ベニキヌヅツミ、シュスヅツミ
◆ウミウサギ自体の数は増えています。どこかで種類も増えてほしいものです(笑)☆


その他
カメ(久々)
◆一昨日10/22の話です。目の前数メートル先を逃げるでもなくゆったりと泳いでいました。あんなにゆっくりと泳ぐ姿を見たのは初めてかも☆


[80点:スコア表などに拠るポイント制ではないので、気持ちです。落胆ぶりを表したといったところでしょうかww無論賑わってはいます。内容てんこ盛りで…☆]


いやしかし、祝祭の歓喜も束の間まさかまさかの展開で落胆も一入です。
誰一人として紹介すること叶わず、みんな居なくなるなんてね。苦味を多分に滲み込ませた大草原です。
それでも救いは、他にも新規が増えていることと、ハタタテ(ハ)の新たな情報/足掛りが届いたことでしょうか。



さて今回も写真を頂いています。
ありがとうございます☆
[All photos by Yoshida-guest-san]
[ナンヨウツバメウオ:水面直下で鏡写しになる姿がナンツバならではで最高でした。空の青さと相俟った見事なコントラストで魅せます☆]
[もうワン・ショット‼]




なおきxoxo

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