ヒジュラ暦1426年ラビーウ・ッサーニー(4月)17日 ヤウム・ル・ハミースィ(木曜日) |
昨晩はアラビア語教室に行った。
このアラビア語教室では、アラビア語以外にさまざまな能力が身に付く。まず、推理力である。エジプト人の先生はダイナミックな発音の英語しか話せないので、何を言っているのか考えているうちに推理力が鍛えられる。
「フェリスティル・カラクテル・ブット・ボイント!」
これくらいはすぐに意味がわからないとついていけない。「最初の文字には点を打てよ」と言っているのである。
次に、絵に対する自信を得ることができる。アラビア語教室で使用しているテキストを画像で載せておいたが、何の絵かすぐわかりますか?
上から「鳥」「女の子」「ラッパ」「じゃがいも」「家」「オレンジ」である。まあ、わからないでもないんだけど、女の子の体の比率は不気味だし、ラッパはトイレで使うシュッポンッみたいだし、オレンジはマスクメロンみたいだ。
このような絵に接しているうちに、「自分は絵がうまい方だな」または「絵がヘタでもいいんだ」という自信がついてくる。
このようなメリットがあるのだから、文字の勉強が28文字のうちの12文字目のس
(スィーン)までしか終わっていないなどという細かいことは気にしてはいけないのである。