ヒジュラ暦1427年ズルヒッジャ(12月)16日 ヤウム・ル・ジュムア(金曜日) |
エア・インディアの帰国便が遅れに遅れ、31時間遅れで、4日の午後12時頃に日本に到着。
ムンバイで5度も出発時間が延期となり、ついには怒った乗客同士が団結、エア・インディアのコントロール・ルームへ集団でなだれ込んだり、なかなか希有な経験もした。
そのときリーダーになったのが日本で働くインド人男性。英語・ヒンディー語・日本語で乗客をまとめ、自腹を切って乗客の食事の手配をし、エア・インディアとの交渉をまとめ、ものすごい指導力と交渉力を発揮してくれた。
飛行機の遅れは残念だけれど、このような人物がいると知ることができたのは良かった。
お世話になったインド人男性をときどき思い出します。7カ国語ペラペラの測量士さんだそうで、世の中にはすごい人がいるものです。彼ほどの能力、そして人間力があればとため息が出ます。
お世話になった日本人乗客の中にも「インド人でもすごい人がいるのねぇ」と感心している人がいましたが、その言い方はいかがなものかと思いました。
差別意識って、なにげないところに出るのかもしれません。