ヒジュラ暦1426年ラマダーン(9月)7日 ヤウム・スラーサーィ(火曜日) |
いろいろと教えを頂いているBasma Fatimahさんより、パキスタン大地震の募金の呼びかけがありました。
微力ながら、このブログでも呼びかけのお手伝いをさせて頂きたいと思います。
この募金の中心となっているのは、パキスタン人の夫を持つナディヤさんです。それゆえ、募金を有効かつ迅速に使っていただけるはずです。
金額の多寡は問いませんので、どうか募金に協力をお願いします。
【募金先】
UFJ銀行 高蔵寺(コウゾウジ)支店 普通 4613944
パキスタン地震募金
なお、ナディヤさんは緊急に、この地震に関するブログを開設されましたので、そちらも是非ご覧ください。
パキスタンの詳しい状況がわかると思います。
ナディヤさんのブログにはこちらから移動できます→パキスタン地震募金
また、私が管理するもうひとつのブログでは、地震の経過を追えるかと思います。単にニュースをコピー&ペーストしただけのものですが、よかったらご覧ください。
→イスラム関係ニュースの倉庫
ヒジュラ暦1426年ラジャブ(7月)10日 ヤウム・ル・イスナイニ(月曜日) |
緊急入院を免れた。
一時帰宅しているときに急激に眠くなり、ソファで深ーい眠りに落ち、気づいたら体調が良くなっていた。空腹になり、もりもりと飯を食べたら復活。
むしろ前より体力・気力が充実しているような感じだ。何だったんだ、あの腹痛と下痢は?
血液検査も腹部レントゲンも異常が無かった。
医師のお話だと、感冒性腸炎かアメーバ性腸炎か胃炎か胃潰瘍の疑いということであったが、とりあえずは薬を飲んで様子を見ることに。
何はともあれ、わが海外旅行史上最大の危機(?)はこうして去ったのだった。
ヒジュラ暦1426年ラジャブ(7月)10日 ヤウム・ル・イスナイニ(月曜日) |
腹痛も下痢も「宴もたけなわ」という状態になり、昨晩はほとんど眠れなかったので、近所の病院に行って診察してもらったら
「悪い菌が入っている可能性があるので入院しましょう! 今は体を休めて検査することが何より大事です。」
という、担当の先生の熱い一言で緊急入院決定。
でも…過去に入院したときはロクな目にあっていないんだよなぁ。
【入院にまつわる悲しい思い出】
- 膝の靭帯を痛めて、内視鏡を膝に入れる検査したときは、途中で麻酔が切れて死にそうな痛みを体験した。
- 別の病院で、膝に内視鏡を入れる検査をしたときには、初めて内視鏡検査をやる医師が担当となり、隣に付き添っていたベテラン医師の「あ、そこじゃない!」とか「ダメダメ、それじゃ」という声が聞こえまくって不安のどん底に陥った。
- インフルエンザで入院したときは寝ている間に点滴のチューブが外れて、気がついたら、血の海に沈んでいた。一歩間違えたら失血死だった。
いったん家に戻ったものの、入院への重い思いを抱えながら病院に戻らなくてはならない。
ハァーーーーーーーーーーーーーッ!!!
いやだなあ、入院…。
ブログもまた中断だなあ。
アラビア書道の作品も書けないなあ。
なにより職場に迷惑がかかるではないか。
ぐちぐち言っているうちに時間が過ぎていくのであった。
ヒジュラ暦1426年ジュマーダー・ッサーニヤ(6月)14日 ヤウム・ル・アルビアーイ(水曜日) |

参ったなあ。毎日更新していたのに、ついに昨日途切れちゃったなあ。
いきなりコンピューターが故障。OSの突然死だもんなあ。多くのデータが吹っ飛んだ。DVD-RAMへのバックアップ中の故障だったので、被害は甚大だ。DVD-RAMも壊れましたぜ。そんなことあるんだねえ、買って1年経ってないのに。
私も青くなったけど、実は私以上に青くなる人もいるだろうなあ。仕事のデータ、頼まれていたデータ、代わりに保存しておいたデータなども、ぜーんぶ消えてしまった。
でも、これもアッラーの御意思ということですな。そもそも世の中のすべては、神によって「無」から作られたのだから、何が無くなろうと、再び「無」に帰っただけの話。
すみませんが、関係者の方はそう思って勘弁してください。ごめんね。
修理には10日以上かかるということで、それじゃあ仕事にならないので、仕方なく新しいコンピューター買いました。最近はノートでも100ギガなんだね。
それにしても設定やソフトのインストールで時間かかったなあ。
データを再現できるように極力努力はするけど、最後はイン・シャー・アッラーということで。
ついでに、「筆王」のデータも消えたので、関係者は住所・電話番号・メールアドレスなどを連絡してもらえるとありがたいです。
まあ、過ぎたことは仕方ない。朝青龍の連勝も止まったことだし(関係ないか)、また今日から仕切りなおしだ。
ヒジュラ暦1426年ジュマーダー・ッサーニヤ(6月)11日 ヤウム・ル・アハドゥ(日曜日) |
ブログ開設から2ヶ月が経った。
なんだか意地で毎日書いているような気がしないでもないが、自分にとっては、このブログはとても大切な存在になっている。
読み返してみると、「自分なりに結構いろいろ考えたり、やったりしているんだなあ」としみじみ思ったりできるしね。
書いて後悔しているモノもあるけど、恥ずかしくても自分の足跡なので削除はしない。
若くないので「若気の至り」という言い訳ができないのがツライところだけど。
それより何より、思った以上に多くの人に訪問してもらったことがとてもありがたい。
ときには「クッソー! 読まなきゃ良かった。時間のムダだった」と思われる記事にあたった不幸な方々もいるに違いないが、ご愁傷様としかいいようがない。
でも、懲りずにまた訪問してね。
で、「ブログ開設2ヶ月記念・ご訪問感謝企画」を考えた。
8月4日からシリア・レバノン・ヨルダンの旅に行くので(ツアーだけど)、希望される方には、この三カ国のどこかから絵はがきを送ります。詳細は以下の通りです。
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ヒジュラ暦1426年ジュマーダー・ッサーニヤ(6月)9日 ヤウム・ル・ジュムア(金曜日) |

ロンドン同時多発テロの実行犯の正体が明らかになってきた。
18歳の少年、22歳の青年、幼い子供を持つ30歳の男性…。言葉で表せる感情には限界がある。「悲しい」とか「残念」という言葉では汲みきれない感情がある。
以前読んだ一冊の本を思い出し、読み返した。
『正直な気持ちを話そう』(八木健次:撮影・著、たちばな出版)。
写真家の八木氏が、パレスチナとイスラエルの若者45人にインタビューをし、彼らの写真を添えた本である。
パレスチナ問題はさまざまなメディアで紹介されているし、学校の授業などでも取り上げられる。そこでは民族、宗教、歴史的経緯について説明される。
しかし個人が見えない。特に若い人々が、将来を含めて何を思うのかがまったく見えない。
この本は、そんな隙間を埋めてくれる貴重な一冊だと思う。
表紙の少年ユセフ・カディブは14歳の中学生。パレスチナ人でイスラム教徒。
彼は「将来の夢は何か?」という質問に対して「自爆」と答えている。
決して、青臭い英雄幻想などではない。彼は7歳から、イスラエル軍に対する投石を始め、今まで25回撃たれている。友人が目の前で撃たれ、彼の膝の上で死んだこともあるそうだ。
銃で25回撃たれ、ジープにひかれ、自白剤を飲まされて拷問を受け、目の前で友人を撃ち殺された中学2年生。日本ではあり得ない。
彼の「将来の夢」を「それはいけないことだよ」と諭す自信は私には無い。だけど、彼の「夢」が実現すれば、罪のないイスラエルの人々がたくさん死ぬのも確か。
何とも言えない閉塞感。
パレスチナ人の怒りの矛先はイスラエルだけはない。自分たちを助けようとしなかったアラブ諸国に怒る15歳の女子中学生、「世界の沈黙」こそが悪いという18歳の無職少年など。
イスラエルはイスラエルで、複雑な思いを抱えながら若者たちが生きている。
人間の愚かさを冷めた目で見る無宗教の少女、世界に600人しかいないサマリア人の青年、パレスチナ人を弾圧したくないために兵役を拒否して投獄された18歳の青年、イスラエルで生まれ育ったアラブ人キリスト教徒の少女。
ひとりひとりのにそれぞれの人生があり、思想・感情がある。
ロンドンで自爆した18歳の少年は、どのような人生を送り、どのような思想・感情を持つに至ったのか?
もしかしたら、彼も自分の思いを「吐き出す場」があれば、あんなことをしなかったのではないか?
この本を読んでいるうちに、そんな思いがこみ上げてきた。
ヒジュラ暦1426年ジュマーダー・ッサーニヤ(6月)5日 ヤウム・ル・イスナイニ(月曜日) |
ブックフェアで大量に本を買ったはいいが、読まないと意味はない。
何から読もうかと思ったが、とりあえず『CDエクスプレス ペルシア語』から読むことにした。
「アラビア文字を使った、アラビア語以外の言語」であり、「イスラーム文化(イスラム教ではなく)の根源となった地域の言語」でもあるペルシア語には以前から関心はあったしね。
昨日も仕事だったので、休憩時間と隙間時間を利用しながら、とりあえず第3課まで進んでみた。
ふむふむ、こういう言語だったのか。
発音や母音記号の振り方が、アラビア語と微妙に異なるため最初とまどったが、規則がわかりやすいのですぐ慣れた。
文章全体の語順は、アラビア語より日本語に近い印象。「主語+目的語+動詞」が基本のようだ。
.آن خانِه مالِ مَن نيسْت
(ニーストゥ) (マン) (マーレ) (ハーネ) (アーン)
(~ではありません)(私) (~のもの) (家) (あの)
アーン・ハーネ・マーレ・マン・ニーストゥ。
あの/家は/~のもの/私/ではありません。→「あの家は私のものではありません」
文節の中は「前置詞・関係詞(など)+名詞」になったりするけど、全体像はとらえやすそう。
初歩のせいか、アラビア語との共通語も多いなあ。
付属のCDは、対話部分のスピードが遅すぎてかえって聞きづらい。スロースピードとナチュラルスピードの差があまり無いように感じる。
ナチュラルスピードは、実際に話すスピードで吹き込んで欲しい。でないと慣れない。
などと、感じるところはいろいろあったが、「もしかしたら日本人には学びやすい言語なのでは?」と淡い期待をかけている。こういう期待はだいたい中盤で裏切られるのが普通なのだが…。さてどうなることやら。
ヒジュラ暦1426年ジュマーダー・ル・ウーラー(5月)9日 ヤウム・ル・ハミースィー(木曜日) |
gooブログ開設(yahoo!ブログから移転)して1ヶ月が経った。感慨無量である。
たった1ヶ月でしみじみとした気分に浸れるのが、飽きっぽいB型のオトクなところである。A型ならこうはいかないだろう。
「血液型性格分類には科学的根拠がない」などと無粋なことを言わないように。
「1ヶ月は毎日つけよう」「できるだけ画像を入れよう」という目標も達成できた。これもアッラーのおかげである。
最初は「どうせ日記だし、だれも見てくれなくてもいいや」などと思ったものの、コメントをもらえるとうれしいもので、そういう人たちに支えられての1ヶ月とも言える。
アクセス数も5000を越え、自分の予想を遙かに上回った。感謝感謝!
ブログを開設して初めてコメントをくれた「さきちん」さん、yahoo!時代から見守ってくれてありがとうね。
子育て&にゃんこの記事、いつも楽しく読んでるよ。そういえばFEはどうしたんだろう? それは言ってはいけないのかな?
いつも知的刺激を与えてくれるdivaneさん、ありがとうね。最近になって大学院生ということを知ったけど、やっぱり大学院生ってすごいんだね。密かに尊敬しているよ(って書いたら「密か」じゃないか)。
遅きに失した感はあるけど「れすぃむり るーずめーなむ」、ブックマークさせてもらいました。これからもよろしく。
アラビア語仲間のアマーニとmakiさん、また9月から頑張りましょう。ブログの方もこれからもよろしく。
Sarahさん、現代エジプト情報はとても参考になります。ブログの更新を楽しみしています。
その他、トラックバックさせて頂いた方々、記事を読んでくれた方々、どうもありがとうございます。
この場を借りて(自分のブログだから借りてないか)お礼を申し上げます。