ヒジュラ暦1426年ラジャブ(7月)12日 ヤウム・ル・アルビアーイ(水曜日) |

関空から飛び立ったエミレーツ航空は翌朝の5時にドバイに到着。予定より1時間早かったのでパイロットも驚いていたそうだ。どんな操縦をしているのか?
ドバイのホテルで午前中ひと休みし、午後の飛行機でヨルダンのアンマンに行く予定だった。
ところが!
ホテル側のミスで、部屋がひとつも取れていなーい!
わしらは15人+添乗員のツアーだぞ。きっちり予約しておいたのに、部屋を確保するのを忘れ、しかも態度が横柄。う~ん、いかんなあドバイ。

仕方ないので、部屋が取れるまで、朝のドバイを散策してくることにした。
うわあー、もやだらけで町が見えない。しかももやの湿気で気色悪い。体中、びちびちになって帰還。
朝食後には、タクシーでバスタキーア地区まで足を伸ばした。グランドモスクがあったので、ズフル(昼)のカダーの礼拝をさせてもらうことにする。
問題は私の格好である。

タンクトップに短パン…。露出が多すぎて、普通ならまずこんな格好で礼拝させてもらえない。しかし、単なる乗り継ぎだったので、荷物は全て空港である。着替えは一切無い。
意を決して、グランドモスクに入り、イマームに事情を説明。布か何かを借りれればありがたいと思っていたら、「ノープロブレム!」とのたまった。
へ? だって、この格好ですぜ! ってな感じで、こちらの方が気が引ける。
結局、金曜のグランドモスクで、タンクトップと短パンで礼拝をすることとなった。集団礼拝前で、人が全くいないのがせめてもの救い。

でも、やはりこのような格好でモスクで礼拝するのは、非常にきまずいというか、罪悪感マックスだった。
にも拘わらず、最後はイマームから励ましの言葉と強い抱擁を受け、ホントに申し訳なかった。
教訓:いつでもどこでも礼拝できる用意を忘れずにね。