ヒルネボウ

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(書評) おーなり由子『きれいな色とことば』(新潮社)

2024-08-07 23:29:28 | 評論

 (書評)

  おーなり由子『きれいな色とことば』(新潮社)

新潮文庫で出た最初の本は『天使のみつけかた』で、これもよかったが、見つからない。誰かに上げたか? 

帰りの電車でその人の靴の紐(ひも)を見ながら

「すきなのかもしれないな」

こころのなかで言ってみた。

やっぱり、こころのなかだけで。

友達でいるのがさびしかった。

チューインガムをひとつもらうとき、すこし指にさわった。

(『きれいな色とことば』「青いたからもの」「藤色(ふじいろ)のいちにち」)

次に出た本は『しあわせな葉っぱ』(新潮文庫)だが、これは見ていない。

GOTO ミットソン『漫画の思い出』おーなり由子志村太郎の「ミットソン」- 漫画の思い出:著者別「お」 (wakwak.com)

(終)


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