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ヒルネボウ

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漫画の思い出 藤子・F・不二雄 『オバケのQ太郎』『ドラえもん』

2025-06-25 23:40:30 | 映画

    漫画の思い出

  藤子・F・不二雄

  『オバケのQ太郎』

男の子が好きそうな冗談でいっぱいだった。ただし、石森の絵の場面は、くどい。

アニメ化される一週間前に、前夜祭と称して、舞台で声優たちがドタバタを演じた。大人が子供の恰好をして、捕虫網を担いで走り回る。オバQは半球に白いシーツを被せた物だ。安っぽいのが、いくつも出て来て、その中に誰かがいて、あっちから出ては、こっちから出る。そのたびに、子供のふりをする大人が、あっ出た、あっ消えた、と騒ぐのだ。子供を馬鹿にするのもいい加減にしろ! 

後から知ったのだが、アニメの制作が遅れていたので、やむを得ず、前夜祭をやったのだそうだ。

『ドラえもん』

少年の私は藤子不二雄に騙されたような気がして、不愉快だった。作品ごとに画風が変わり、物語の雰囲気も変わるからだ。少し大人びてくる頃、シニカルなのが好みだったのに、次作はまた幼稚になる。藤子不二雄が二人いることを知らなかった。

『ドラえもん』は成人後に読んだ。歯医者の待合室に並んでいた。それらは手垢塗れで、端がぼろぼろになっていた。さぞかし子供達に愛されているのだろうと思って、ページを捲ると、すぐに引き込まれて、あの45巻を買い集めた。大長編シリーズの、著者の生存中の物は全部見た。カラー版も買った。学習漫画も、ほとんど読んだ。ただし、アニメ映画は見ていない。自分の印象を壊されたくないからだ。

一番有名なのは、第1巻の最終回だろう。ドラえもんが未来に帰って行く話だ。泣けるよね。

私のコーヒー・カップには、ドラえもんの顔が描かれていた。だが、割れた。

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(終)

 


日本映画十選

2020-09-21 21:11:39 | 映画

   日本映画十選

 

1928 衣笠貞之助『十字路』

1944 木下恵介『陸軍』

1965 小林正樹『怪談』

1969 増村保造『千羽鶴』

1971 実相寺昭雄『曼荼羅』

1981 鈴木清順『陽炎座』

1982 五社英雄『鬼龍院花子の生涯』

1989 勝新太郎『座頭市』

1995 岩井俊二『Love Letter』

2006 高田雅博『ハチミツとクローバー』

*番外

1971 寺山修司『トマトケチャップ皇帝』

1974 原一男『極私的エロス 恋歌1974』

1986 村西とおる『SMぽいの好き』

1997 代々木忠『多重人格そして性』

(終)