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漫画の思い出 花輪和一(21) 『護法童子・巻之(二)』(双葉社)

2024-07-09 23:57:55 | 評論

   漫画の思い出

   花輪和一(21)

   『護法童子・巻之(二)』(双葉社)

目次 大日如来の大光明 ひろひろへえ 黄金山 人魚様 もぐら男 雷神 空蝉 五色の鹿 水子沼 流転 炎の転宝輪 信貴山

「旅之序 大日如来の大光明」

絵の意味がまったくわからない。

密教と浄土宗には深い関係があるらしい。知らなかった。

平安時代以来、光明真言法でとなえられたが、殊に中世、新興仏教の念仏や唱題の易行道に対抗して、旧仏教側が念仏に優るものとして普及に努めた。その結果、この光明真言の信仰が浄土思想と結びついて流布し、中世の石卒塔婆にも刻まれるなど広く盛行して、土俗化した。

(『日本国語大辞典』「光明真言」)

光明真言に関する絵巻があるそうだ。

上巻と中巻には全巻の総序と光明真言のさまざまな功徳を説き、下巻には明恵(みょうえ)の弟子定円(じょうえん)の蘇生譚(そせいたん)と往生浄土(おうじょうじょうど)の物語が述べられている。下巻に明恵の弟子が登場することが端的に示すように、光明真言に傾倒した明恵の思想の影響が認められる。

(『日本歴史大事典』「光明真言功徳絵巻」工藤健一)

私はこれを見ていない。だから、これと「旅之序 大日如来の大光明」の関係はわからない。

(21終)

 


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