ヒルネボウ

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(書評) エドワード・リア 柳瀬尚紀『ナンセンスの絵本』(ちくま文庫)

2024-03-15 00:59:48 | 評論

   (書評)

    エドワード・リア 柳瀬尚紀『ナンセンスの絵本』(ちくま文庫)

翻訳者が遊んでいる。

若き乙女の生まれはハル

これを追いかけ牡牛の春

(p128-129)

「春」の真意は<春情>か。

There was a Young Lady of Hull.

Who was chased by a virulent Bull;

私の一番好きな絵は「娘の生まれはポルトガル」(p166-167)だが、彼女の顔が文庫本の喉になっていて見えにくい。

(終)


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