『冬のソナタ』を読む
「冬のソナタ」(上195~210)
1 初雪
二人はこの日を待っていた。
*
「お姉ちゃん! 雪よ、雪!」
興奮したヒジンが部屋に入って来て、机の前に座っているユジンを呼んだ。
「本当?」
立ち上がったユジンがカーテンを開けると、本当に真っ白な雪が降りそそいでいた。白い雪より明るい微笑みを浮かべたユジンは、急いでどこかへと向かった。
(p196)
*
「どこか」がどこか、私は知っている。
(終)
『冬のソナタ』を読む
「冬のソナタ」(上195~210)
1 初雪
二人はこの日を待っていた。
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「お姉ちゃん! 雪よ、雪!」
興奮したヒジンが部屋に入って来て、机の前に座っているユジンを呼んだ。
「本当?」
立ち上がったユジンがカーテンを開けると、本当に真っ白な雪が降りそそいでいた。白い雪より明るい微笑みを浮かべたユジンは、急いでどこかへと向かった。
(p196)
*
「どこか」がどこか、私は知っている。
(終)