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(書評)   岸本裕史『ドラえもんの学習シリーズ ドラえもんの算数おもしろ攻略 改訂版 算数まるわかり辞典 4~6年生』(小学館)

2024-07-17 01:39:22 | 評論

   (書評)

  岸本裕史『ドラえもんの学習シリーズ ドラえもんの算数おもしろ攻略 改訂  版 算数まるわかり辞典 4~6年生』(小学館)

(14)真分数÷整数(p120~121)

偽ドラえもんは日本語ができない。

問題 

計算をしましょう。1/3÷2

(p120)

偽のび太は、

1/3/2 (p120)

と書く。偽ドラえもんは「こんな変な分数は、ないよ」と答える。

「ない」のではない。あるとかないとか、そういう話ではない。分数かどうかさえ、分らないのだ。

ただし、偽のび太の気持ちになって考えれば、すぐに訂正してやれる。

たとえば、

1/3/2 

とか。

あるいは、

(1/3)/2

とか。

ところが、偽ドラえもんは、またもや、暗記を強いる。

真分数や仮分数を整数で割るときは、分子はそのままで、分母に整数をかけるんだ。

(p121)

偽ドラえもんは、どうして、こうも意地悪なのだろう。

(15)帯分数÷整数(p124~125)

やっと逆数の話になる。

分数のわり算は、わる数を逆数にしてかけ算する、ともいえるね。

(p125)

「ともいえる」って、何なんだよ、まったく。

(16)整数÷真分数(p128~129)

何が何やら。

ねっ? 逆数って、おトクでしょ? 

(p129)

もう、手に負えない。

次からは図形。

(14・15・16終)


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