各教室で小野大輔仏画師の美しい仏画を見本に稽古を行っている。
稽古は「丁寧」をテーマに、下絵を写し、彩色する。
泉佐野教室では、前々回から「普賢菩薩」と「文殊菩薩」を課題に取り組んでいる。
この両菩薩は釈迦如来像の脇侍としてよく見かける仏様である。
普賢菩薩は、名称通りに「普(あまね)く賢い者」の表す仏様で、世界にあまねく現れ仏の慈悲と物事を論理的に判断する理智を顕し人々を救う賢者である事を意味する。
一方、文殊菩薩は、 “三人寄れば文殊の知恵” とよく言われ馴染のある仏様。物事の正しいあり方を見極める力と判断力に優れ、その智慧で人々を悟りへ導くという役割をもつ。
仏像は台座に乗っているが、一般的に仏像の台座は蓮が多いのはご承知のとおり。中には鳥獣座(ちょうじゅうざ)とか禽獣座(きんじゅうざ)と呼ばれる動物の乗る姿をたまに見る。その中でも白象に乗る普賢菩薩、そして獅子に乗る文殊菩薩はよく見かける。両菩薩の理知と智慧などを意味する仏様だから、動物に乗る姿はさらに凛々しく見える。
2025年は「巳年」。巳年の本尊が「普賢菩薩」なので、思い思いの普賢菩薩を楽しみながら描くのも、来年への良き御縁が生まれることを願いながら・・・。
生徒さんの一人がお母様の着物の帯を使い軸装に
以上が白象に乗る普賢菩薩
以上が獅子に乗る文殊菩薩
文/ 渡邉雄二
作品/ 仏画曼荼羅アート
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