ムネオの厠

後期高齢者の平凡なブログですが、何か…?

§64 MTBツアー2・・!

2005-06-12 20:30:50 | MTBツアー

MTBツアーの第二弾でございます。

“初冬の伊那谷だもんねの巻!”
□日 程  1泊2日
 
□行 先  長野県上伊那郡長谷村小黒川林道他60km

□ルート 

【1日目】
新宿→(列車)→富士見→(タクシー)→入笠山→(MTB)→戸台→(MTB)→美和湖→(MTB)→山室鉱泉(泊)

【2日目】 
山室鉱泉→(MTB)→高遠→(MTB)→伊那市→(列車)→岡谷→(あずさ)→新宿

□コース案内
1日目の走行距離は、45kmで高低差810m、最高点標高1,790m、ダート終了地点の戸台が標高980mでございます。
 
道はいきなりダートで始まり「25kmの超特急ダウンヒルにキミは耐えられるか?」的な神風特攻コースでございます。

その後は舗装道路を走りながら、「今夜はひなびた鉱泉宿で湯上りに馬刺しを肴にビールグビグビ、熱燗チビチビだもんネ!」と考えながら山室鉱泉へまっしぐらでございます。

信州伊那谷山室川のほとりにたたずむ山室鉱泉は、
「あら?いらっしゃったのね・・。ウフフン」
と頬を赤らめて迎えてくれるのでございます。

2日目は、静かに目覚め、朝風呂におもむろにザブンと飛び込み、日本旅館の正調的日本の朝ごはんを目一杯いただきます。
 
仕度が出来ましたら、のんびりと歴史の町、高遠へと向かうのでございます。
その後、伊那市駅より飯田線に乗りまして、辰野へ・・・。
そこから中央線「あずさ」に乗って新宿へ向かいます。

□宿泊先 山室鉱泉 1泊2食付 9,000円

今回もN岸くんと奴隷1号のウスラY本くんの3人旅でございます。
前回は、ウスラが国籍不明、メーカー不明、定価980円のベトコンズボンをはいて来ましたので、一人だけ完全に浮いておりました。
我々先輩は、ヤツに散々説教をたれまして、ヽ(`Д´)ノプンプン
「MTBを舐めんじゃネェ、テメェ~転勤させるぞコノヤロ~!」と罵倒、恫喝、カツアゲとナジリ倒したのでございます・・。(笑)
すると今回は転勤を恐れてか、反省したらしくミズノの洒落たジャージを着てまいりました。w

このツアーは12月初旬でございまして、路面はカティンコティンに凍結し、水溜りは氷が張っておりました。
凍結したダートは舗装道路よりかなり危険でございますが、例の如くブイブイとノンブレーキでぶっ飛ばしたのございます。
ぐんぐん下ってまいりますと、凍結道路も無くなり、天気も気分も最高でございます・・。

・・が、やってしまいました・・(;´Д`)

つまらんところで転倒し、前輪に脇腹を思い切って衝突させてしまったのでございます。
「ウ~~ッ、痛いよ~、息が出来ネェよ~・・。」
全治8時間の不名誉な負傷でございます・・。(笑)

昼飯は河原に下りまして、N岸くんのパワーランチのお披露目でございます。
フランクフルトソーセージ、洋風雑炊、カップヌードル、イワシの缶詰、バナナにコーヒー、ビスケットでございます・・。w(´)ε(` )
食べ過ぎて、動きたくなくなりました・・。しばし、昼寝でございます。
ダウン昼でございます・・。(-Д-)サムイネェ
その後も順調に坂道を下ってまいりまして、予定より早めに山室鉱泉に到着でございます。

宿に着くと先ずはマイMTBのお掃除と点検でございます。
夕飯の仕度が出来るまで、風呂にゆっくり入ってからコタツでうたた寝でございます。w

夕食は特別料理として馬刺しをオーダーしまして・・、
馬刺し、桜鍋、山女の塩焼き、野沢菜、などなどを肴に、ビールを
プッハ~ッ、ウメェ~ッ!クゥ~ッ、キクゥ~!
とのたうち回ったのでございます。w

翌朝、予定通りの正調朝定食でございますが、いかにしてこの豪華なオカズでご飯を3杯食べられるか緊急ミーティングの末、何とか3杯食ったのでございます。(笑)

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2日目も天気には恵まれまして、順調に楽しいMTBツアーを過ごすことが出来たのございます。w

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§63 現場の宿舎・・!

2005-06-12 04:30:33 | 旅行記

海外工事現場の宿舎のお話をしてみましょう・・。


私が経験した東マレーシアの現場でのことですが、現場から車で30分程の町の外れの住宅街に現場員用の宿舎がございました。
住宅街と言っても現地としてはかなりの高級住宅街でございます。
我社は2戸続きのテラスハウスを2棟(4戸)借りておりました。
1戸の間取りは4LDK+メイド室で、1戸で約150㎡もある立派な豪邸でございます。
恐らく東京で借りようとすれば、1ヶ月の家賃は50万円以上は多分間違いなく取られるでしょう・・。w
それも全て家具付きなのですが、ナント家賃は月に8万円以下なんだそうでございます。
この家賃も多分、日本人用の値段で、現地の方なら半分以下ぐらいかもしれません。

当時、日本はバブルの全盛期だったので、マレーシアは日本に比べ物価が1/4~1/6ぐらいなのでございます。
4人家族が月に5万円あれば十分生活が出来ると聞きました。

この宿舎は非常に居心地が良くて、ホテルに泊まるよりもよっぽど良いのですが、一つだけ不満がございました。
それは、シャワー室とトイレが1つしかないので、4人の男が同時に朝現場に出かける際の順番待ちです。
1階にあるシャワールームとトイレはアマさん専用にしていましたから。
朝起きるとシャワーを浴び、それからトイレに行って大きい方をする訳ですから、よほど早く起きれば別ですが、もう皆ギリギリまで寝ますので、全部かち合っちゃうのでございます。w
私は客分ですから、多少は遠慮しなければならない立場ですし・・。w
5時半起床で、6時半には宿舎を出発しなければなりませんし・・。

日本人の宿舎で欠かせないのが、アマ(メイド)さんです。
先ず正直で真面目な人でなければなりませんが、日本食を作れるかどうかも大きなポイントでございます。
金目のモノを無造作にしてしまう日本人ですから、手癖の悪い人は絶対に駄目です・・。w

我々の宿舎にはドリスさんとメリーさんと言う二人のマレー人がメイドとして住み込みで働いておりました。(歳は40代後半かな?)
このお二人は、かつて我々の会社の他の現場で働いていた経験がありまして、日本人の社員の奥さん達から日本料理を習い完璧に作れるようになっていたのでございます。
そこいらヘンの日本人の若奥様よりよっぽど上手に和食を作ってくれるのでございます。w

私が宿舎にいた時も、てんぷら、のり巻、日本風カレーライス、お好み焼き、そうめん、ナポリタン等を作ってもらいました。
お米(タイ米)と水が違うので、ご飯は少しだけ自分は合わなかったのですが、オカズは完璧な日本の味でございます。👏
昼は現場のキャンティーン(社員食堂)で食事しますが、朝晩だけはしっかりと日本の家庭料理を食べさせてくれるのでございます。

キャンティーンのお話を少ししますと、この工事現場にいる現場監督さんは、我々の会社だけで100人おります。
日本人スタッフは10人程度ですが、スーパーバイザーとして、KLやシンガポール、ジャカルタなどからエンジニアを雇って工事の監督をやらせるのでございます。
我々の他、オーナー会社や元請会社のスタッフ、韓国系の会社のスタッフを入れますと、300人ぐらいは常時いたのでございます。
尚、レイバー(作業員)は我々の工事関係者だけで1,500人ほどいましたが、このキャンティーンには入れません。(別のキャンティーンがある)
コーヒーやティーは20円~30円、ブュッフェ式の食事は75円〜100円前後でございます。
工事現場は日本では朝8時から始まりますが、こちらでは暑いからなのでしょうか、朝7時から作業が始まります。
だから12時のランチまでエラク長く感じ、キャンティーンで10時と3時に間食(そば類)しないと持たないのでございます。w


ドリスさんとメリーさんに戻しまして、コチラのアマさんは本当に働き者で、毎日、部屋の掃除と作業服や下着の洗濯をしてくれます。
下着のシャツとパンツにまでアイロンをかけて、きちんと 折りたたんで部屋に置いてくれるのです。w
私はブリーフ派ですが、パンツにアイロンを掛けてもらったのは初めてでございます。(笑)
余談ですが、KLに滞在している時は、ホテルのランドリーに出すと日本と同じぐらいの値段なので、ホテルの近くのクリーニング屋に持って行くのでございます。
KLのクリーニング店は沢山あるので、信じられないほど安いのです。
下着類や靴下は1枚20円、半袖のシャツやポロシャツ等は50円ぐらいだと思います。
大きなビニールの袋に一杯入れて、朝持って行き、夜か翌日の朝取りに行くのですが、いつも300円ぐらいなのです。w
下着やパンツにもちゃんとアイロンがかかっています。w
顔なじみのカワイコちゃんにばっちり汚れた?パンツを見られてしまうのですが。😅
但し、Yシャツだけは仕上がりが丁寧なのでホテルに頼みましたが・・。


海外工事で僻地に長くいる人にとっては、食事は最も重要なことなのでございます。
体力的にも食べなれた食事を腹一杯食べないと体が持ちません。
食事が満足に出来ないと、精神的にも参ってしまいます・・。
私のように単発で出張してる者は長くても3週間ぐらいで帰国しますが、現場員は2年、3年と日本から離れて暮らすわけですから、せめて毎日の食事は日本と同じにして欲しいですよね・・。w

嗚呼・・、この下着ノリまでついてるよ・・。マイッタナ・・。w

コメント (2)
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§62 ゴルフ・・!⛳️

2005-06-12 02:12:55 | 旅行記

もうどれ位行ってないかなぁ・・?
って、今回はゴルフのお話でございます。
と言っても、日本のゴルフの話じゃ面白くない?ので、やっぱり海外出張でのゴルフのお話をしてみます。

東マレーシアのサラワク州の某町の外れに現場がございました。
私は出張ベースでございましたが、この現場とKLを時々往復していたのでございます。
この現場に来た時は、町のホテルに泊まるか、この宿舎の住人がシンガポールやKLに出張で出掛けている時は部屋が空くので、私も宿舎に泊まって皆と同じ生活を送るのでございます。
KLに初めて出張した際、お世話になったU海所長もこの宿舎にいるのでございます。w
日曜日は基本的にお休みなので、土曜日の夜は殆ど全員が町に飲みに出るのが恒例のパターンでございます。w

工事現場のすぐそばに、オーナーのSH○○Lのキャンプがございまして、そこに9ホールズのゴルフ場があるのでございます。
我々工事関係者もそのゴルフ場は無料で使用することが出来るのでございます。
もちろんセルフカートで勝手にプレイするだけなのですが、無料の割には中々のコースでございます。
9ホールのパーは30で、ロングホールはありません。
ショートは100ヤード前後、ミドルホールは長くて350ヤードぐらいなのですが、半日遊ぶには十分なコースでございます。
グリーンはやはり荒れていますので、ワングリップじゃなくてワンパターOKのルールで回ります。

ある日曜日、中国人のスーパーバイザー1人と日本人3人でゴルフに行くことになりました。
私は日本でもゴルフは偶にやっていましたし、実力は大体100前後で回れる程度でございます。(社内HC20前後)
一緒に行った仲間は私より上手で更にこのコースを良く知っていますので、ハンデイを5つ貰ってやることになりました。

コースが短い分、木がアッチコッチに沢山植えてありまして、日陰を作ることとコースの攻略を難しくしています。
私はどんなルールかあまり聞かなかったのですが、1打5M$(250円)の総ニギリローカルルールのペナルティー10M$という事でOKしたのでございます。

ゴルフ場に行く途中、中国人のA氏が現場の近くのlaborの宿舎に寄ってマレー人の作業員を4人連れて来ました。
一人20M$(1,000円)払ってキャディーをやらせるのだそうです。
彼らの賃金は1日15M$ぐらいなので、休日でも喜んでキャディーを引き受けるのでございます。
セルフカートを彼らに曳かせ、プレイヤーは水のボトルだけ持ってエラソウに遊ぶのでございます。w

朝8時にゴルフをスタートして、9ホールを2ランウド回ります。
午後はあまりにも暑いので、夕方までは誰もやりません。
熱中症でかならず倒れます・・。w

いよいよゴルフのスタートです・・。
最初は220ヤードぐらいのミドルなのですが、目の前の木がじゃまして直接は狙えません。
ルールを知らない私は、木の下を狙って3番アイアンで打ちました。
すると木の枝に当たりながらも、フェアウェーキープでございました。
それを見て皆は「キツツキ、キツツキ」と言って笑っております。
「何?キツツキって?」と聞きますと、木に当ったからペナルティーで10M$だと言うのです。

(^∀^)キツツキキツツキ

「エェ~ッ!木に当てたら10M$なの~?マイッタな・・。」

次は左に大きくドッグレッグしたミドルホールです。
私は木を避けてうまく打ったのですが、少し飛び過ぎて今度は隣のコースまで出てしまいました。
すると「フリン、フリン・・アハハ」と言って笑っているのです。
「何よ?フリンって?」と聞きますと、隣のコースへ浮気したから、やはり10M$のペナルティーだと言うのです。

ヽ(`Д´)ノフリンフリン

「エェ~ッ、何だよ、先に言ってよ・・。」と言いますと、中国人のA氏が英語で説明したじゃん・・!と言って笑うのでございます。

スコアは1ホール1打づつ皆より後れを取っています・・。
ヤバイナ・・、幾ら取られるんだよ・・。」と最初のハーフでもう泣きが入っちゃったのでございます。
10時を過ぎる頃は、もう太陽も強烈に照りつけ、汗が滝のように流れてきます。
水のボトル(1?)を1本A氏に奢ってもらったのですが、もうハーフで飲み尽くしてしまったのでございます。
このゴルフ場には自動販売機などありませんから、町に帰るまで水が飲めません。

(´Д⊂ モウダメポ

残りのハーフも喉がカラカラでふらつきながらやるもんですから、
キツツキとフリンの連発でございました。w

結局、12時半に1ラウンドが終了したのですが、ゴルフの負けを精算すると、私の負けは1万5千円にもなっておりました。
これではゴルフ場が無料であっても、日本のゴルフ場の平日料金並でございます。w
ゴルフの帰りに、皆で町で食事をして昼寝してから夕方もう一度やろうと言われましたが、私はリベンジしたいところでしたが、もうクタクタでカンベンしてもらいました。w

みんなのスコアは中国人のA氏がやはりトップで70ぐらい、他の日本人が80ぐらい、私が95も叩いてしまいました。w

 嗚呼・・、来週は絶対に取り返すぞ!w

と再挑戦したのですが、やっぱり1万5千円取られました。w

やっぱり自分のクラブじゃないと駄目だな、人のクラブだから仕方ないか・・、と諦めるしか無かったのでございます。(笑)

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