ムネオの厠

後期高齢者の平凡なブログですが、何か…?

§61 MTBツアー1・・!

2005-06-11 17:01:40 | MTBツアー

今日はMTBツアーのお話でございます。

“南アルプススーパー林道の巻!”
□行き先  南アルプススーパー林道「80km」
□ルート  
  【1日目】
新宿 →(列車)→ 甲府 →(タクシー)→ 夜叉神峠 → 広河原→ 奈良田湖 → 新倉(泊)

  【2日目】
新倉 →下山→ 下部温泉→(列車)→静岡→(新幹線)→東京

□コース案内
1日目の走行距離は約55kmで高低差680m、最高点標高1,580m、宿泊先の新倉が標高900mでございます。
道は国内標高高第2位3,192.4mの北岳を源とする野呂川沿いに作られた南アルプススーパー林道、電源開発道路を夜叉神峠から新倉まで一気に下ります。
55kmの走行の内、ダートロードは25kmでございます。

二日目は舗装道路をのんびりと身延線下部温泉駅まで23kmを下るのでございます。

□宿泊先
 早川町 町営「ヘルシーみさと」 1泊2食付 8,500円

今回は会社の同僚と3人でMTBツアーへ行った時のお話でございます。
今までもウチのかみさんや、会社の仲間と何度もアッチコッチへ行っておりましたが、同じ設計部の有志で作ったMTB同好会のメンバーの初ツアーでございます。

N岸くんは元々、登山や渓流釣りの達人で本格的な中年のアウトドアマンでございます。
もう一人の同行者はぐっと若いウスラY本くんですが、彼は某大学の空手部出身の真性体育会バカでございます。w
体力は怪物並みでございまして、我々のイジメに近いシゴキもなんのその、いつもウスラ笑を浮かべながら全くへこたれません。w
(あだ名をウスラと命名しました。w)
装備の重い荷物を全部彼に背負わせ、我々は5kg以下で、彼一人20kg近く背負わせるのでございます。

我々は自転車を分解して輪行バッグに入れ、早朝の中央線に乗りまして、甲府で下車いたしました。
駅前のタクシー乗り場から夜叉神峠まで一気にタクシーで登るのでございます。
駅から自転車で夜叉神峠まで行く気は全くありません。w
峠に着く前に間違いなく日が暮れてしまいますから・・。w
我々は下りるのが専門の下山家でございまして、エッチラオッチラと自転車をこいで登るなんてまっぴらでございます。w
下るだけなら、体力は関係ありません。
下り坂ならコーナリングのテクニック勝負ですから、若いヤツらにも絶対に負けません!w😁

タクシーに無理やり3台の自転車を積み込み(2台をトランク、1台は車内)、夜叉神峠に向かいました。
時間は約40分ぐらいでしょうか?
タクシーはデコボコの山道をドンドン登り、もうこれ以上はカンベンして!って言うところまで登ってもらいました。
タクシー代は8,000円ほど掛かりました・・。

早速、我々は輪行バッグから自転車を出して組み立て始めます。
私とN岸くんは15分で完了しましたが、ウスラY本くんは真性の体育会バカですから、中々組み立てられません。w
それでも30分でどうにか組立が完了いたしました。ヽ(`Д´)ノバーカ

オフロードのダウンヒルはブレーキが命ですから、ブレーキの調整や固定ネジの点検は慎重に行います。
MTB初体験のウスラにブレーキングを教え、いよいよ出発です・・。
 <急坂のブレーキの掛け方
腕を伸ばしてオシリをサドルより下げ、重心を後ろにかけます。
ブレーキは後ろ7割、前3割程度の力加減で握ります。
前ブレーキをいきなり強く掛けると、MTBは一回転してしまいます。
又、ブレーキを目1杯掛けるとタイヤがロックしてしまい、転倒します。

車で上がれるまで上がったのですが、まだ頂上は少し先です。
我々中年ライダーはヒイヒイ言いながら、必死です!w
ところがウスラ君は我々の4倍の重さのザックを担いでいるのですが、ニコニコしながら「楽勝っすね!」と言ってスイスイ上がって行きます。

00430分ほど上がるとやっと頂上です。
ココからは後は下りオンリーなのです。ヽ(´ー`)ノ
と言う事は私の独壇場となるのでございます。😅

ガキのころから自転車のスピードには絶対の自信を持っておりまして、まさに怖いもの知らずの特攻野郎に変身しちゃうのでございます。
もしブレーキのワイヤーが切れたら、もしタイヤが外れたら、もし曲がり角で車が登って来たら・・、何て全く考えないでノンブレーキでひたすらぶっ飛ばします・・!w

舗装道路の場合は、坂道の勾配やカーブにもよりますが、時速70km近くのスピードで駆け下りるのでございます。
オフロードを走る時は、さすがに道に何があるかわかりませんので、スピードはあまり出せませんが、それでも基本はノンブレーキでございます。
まぁ、当然ですが何度も大転倒して脇腹を打撲して息が詰まったり、手足の擦り傷は数え切れません。w
転倒して一番気になるのが自転車でございます。
自分の怪我より先に自転車の損傷が問題です。
何しろバカ高いMTBでございますから・・。w
(今までの転倒でMTBを壊したことはありません。w)
私は舗装道路での転倒事故はありません。

それこそ舗装道路で転倒したら自分も自転車もオシマイでしょう・・。w

急な坂道でもMTBだと中々時速60kmは超えません。
時速60kmの壁を越すにはもう必死にこぎまくるのでございます。w

一日目はあいにく小雨まじりの天候でしたが、怪我も無く無事に目的地の新倉に夕方到着いたしました。
途中の休憩タイムや昼飯タイムはN岸くんの独壇場でございます。
携帯用のガスコンロでお湯を沸かし、コーヒーを入れたり、オニギリとレトルト食品で豪勢なランチでございます。/■\

宿に着くと先ず泥だらけになった自転車のお掃除と整備をします。
ピッカピカに磨き上げて、明日の準備をしてからお風呂です。
風呂から上がって夕食までの間、畳にゴロリと寝転がっておりますと、何とも心地良い疲労感と達成感で至福の時を感じるのでございます。(笑)

夕食は何と言っても先ずはビールで乾杯でございます。
安宿の料理は決して豪勢ではありませんが、タップリと流した汗に比例して断然食欲が沸いてきます。
出された料理を全て食べまして、9時には就寝でございます。

布団の中で人のうわさ話などをしておりますと、自然にまぶたが何時しか閉じていくのでございます。"c(-。-,,)c)~"

004_0012日目は朝飯をタップリと頂きまして、再び出発でございます。
今日は帰りの列車まで十分余裕がありますので、緩やかな舗装された坂道をノンビリと周りの景色を楽しみながらゆっくり下りて行きます。

目的地の駅に着きますと、自転車を分解して輪行バッグに入れ、恒例のそば屋で一杯となります。
山から下りると何故かそばを食べたくなるのでございます。
山菜の天ぷらをツマミにビール1本を飲み、モリそばの大盛りをいただくのが定番でございます。

帰りの電車の中では疲れとほろ酔いでぐっすり寝ながら帰るのでございます。(笑)

 嗚呼・・、楽しかったな、又行こうっと・・!w

コメント
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