桑田投手の引退報道と、松井選手の結婚発覚スクープが完全に被ってしまい、桑田選手の引退が霞んでしまいましたね・・。
どちらも日本のプロ野球の代表的選手あり、スポーツニュースで大きく取り上げていますが、スポーツ新聞の見出しでは、完全に松井選手の結婚報道の勝ちでした・・。
今日は新聞の見出し合戦に完全に負けた桑田投手についてのワタクシの印象を書いてみます・・。
桑田投手の晩年は、正に同期の清原選手と同じようにいつまでも現役にしがみついているような、あまり潔くない印象を持ってしまいます・・。
巨人から戦力外通告を受ける前にもし引退していたら、華やかな引退試合やら、引退後のコーチ就任や、将来の球団幹部候補や、もしかすると監督への道も開けたかも・・?
自分は野球が大好きだからとか、未だ完全燃焼していないから、とか理由を言いながら、日本のプロ野球球団からは相手にされなくなってしまった衰えた力で、アメリカのメジャーリーグに挑戦するってことは、一体どういう神経なんでしょうか・・?
もうとっくに結果は見えているのに、やっぱり何とか現役をもっと続けたいのでしょうかね・・?
桑田投手は特別に体も大きくないし、球も速くはなかったけれど、抜群の制球力で大投手になった人だと思います・・。
彼が若いときは、“投げる不動産屋”と言われたことも有り、野球よりも蓄財に熱心だった印象がありましたね・・。
バブルの崩壊で、よくある話のように借金まみれとなり、ナベツネに肩代わりしてもらったとか・・?w
そんな彼もいつしか野球道を極めるような、ストイックな選手像に変って来たんですが、晩年は怪我に泣かされ、どうしても200勝の大台に近づけず、大投手でありながら名球会入りは出来なかったのが本当に残念ですね・・。
少し前のキャンプ情報では、インタビュアーの元木に大リーグでの初勝利と、初安打を打つ夢をアツく語っていたのに、急に引退宣言したのは、球団からの一言が相当応えたようですね・・。
マイナーリーグで、仮に活躍出来ても、メジャーリーグに上がるチャンスはもう無いと宣告されたそうです・・。
「若手にチャンスを与える・・。」
その一言が、自分の立場を思い出させ、モチベーションを一気に下げさせてしまったようです・・。
そんなワケで、彼はやっぱり引退の時期を間違えたかもなぁ~?
って思うのでございます・・。
しかし、大リーグに挑戦して、アメリカで1年間生活したことには、彼にとって将来的にも必ず役に立つとは思います・・。
まぁ、長い間、楽しませてくれて、本当にご苦労様でした・・。