ムネオの厠

後期高齢者の平凡なブログですが、何か…?

§73 アルバイト

2005-06-17 19:40:30 | 日記・エッセイ・コラム

私は高校から大学まで色々なアルバイトをしておりました。                    

高校生の頃は、前にも書いたエキストラのバイトが長かったのですが、大学に入ってからはクラブの伝統だった、NHKのビル掃除のバイトを1年~4年まで続けたのでございます。

クラブ活動中心の大学生活でしたから、練習の無い日とか、土日、夏休み、春休みにバイトをしていたのでございます。

NHK会館がまだ内幸町にあった頃のお話でございます。                      今では信じられないでしょうが、時給120円前後だったように覚えています。他のもっとキツイバイトは、1日1,500円~2,000円ぐらいでしたから、その時代でもかなり安い方のバイトだったようです。w

仕事の内容は、まさにビルの掃除でございます。                       主に床の洗浄とワックス掛けと、部屋から集めたゴミを大きな竹カゴに入れて、中庭のゴミ置場まで下ろすのが主な仕事でございます。

半年に1度ぐらいの間隔で、スタジオの照明器具の掃除が代々続いたクラブのバイトだったんですが、我々の代になってからは、暇が出来ると勝手にいつでもバイト先に出入りするようになったのでございます。w(リン○イワックスの子会社?多分・・w)

我々学生のバイト達は、本職の方達よりも長く居座っておりましたので、エラソウに館内を闊歩しておりました・・。(局員よりも・・。w)

毎週NHKホールで「歌のグランドショー」の公開収録がございました。我々はリハーサルの間にスタジオの掃除をするのですが、当時の人気歌手に会えるので楽しみにしておりました。w

ある日のこと、客席に弘田美○子と伊東ゆ○りが客席に座りながらリハーサルの順番を待っておりました。我々は絶好のチャンスとばかりに、マジックインキを持って色紙にサインをして貰おうと客席にモップ持参で近寄りました。すると伊東ゆ○りさんはサインに応じてくれたのですが、マジックからインクが漏れていたらしく、手が黒く汚れてしまったのでございます。(||  ゜Д゜)ヤバイ!!

何よ、これ~っ、落ちないじゃない・・。」ヽ(`Д´)ノプンプン

ボクはその日から伊東ゆ○りを嫌いになりました・・。w

 

年に数回、泊まりのバイトがあります。それは選挙報道や、交通ゼネストが予想される前日なのですが、大きな会議室に貸し布団を敷くのでございます。この時はバイトの女子高生も泊まるので、それはもう張り切っちゃうのでございます。会議室に運び込まれる布団の山の中で、プロレス枕投げの大バトルでございます。w                

館内の地下にある布団部屋でバイトの女子高生数人と寝ていたら、守衛さんに見つかりました・・。w「ここはホコリが凄くて空気が悪いからここで寝ちゃだめだよ!」と・・。(確かに空気は悪かった・・。w)

 

館内にある食堂のバックヤードは我々がいつも掃除をしておりました。             

ウェイトレスも大勢おりまして、中には可愛い娘もおりますから、バイト仲間同士で勝手に「アノ娘はオレな、お前はアッチな!」ってテリトリーを決めちゃうのでございます。w

廊下に並んだロッカーをオキニの子だけをピッカピカにフキフキしちゃうのでございます。w多分、その子はわかってくれてると思うんだけどな・・。w我々のメッセージを・・。w

私が学校を卒業し、某会社に入社いたしまして、その本社ビルで偶然にも再会した人がおりました。

NHKのビルを掃除していたオバサンだったのでございます。w

 

NHK会館を取り壊し、渋谷の放送センターに越したのをきっかけに、前の掃除会社を辞めたそうですが、次に入った会社が偶然にも私の就職先だったのでございます。(笑)

コメント
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