午前中は小雨が降っていたのですが、午後からは晴れました。住用町の内海に流れ込む海水の通り道近くを散策していると、浜で2羽のカラスが何かを突っついていました(写真1枚目)。何だろうと近づいて観ると、大きなハリセンボンでした。目測で体長約40cmほどで、まだ結構新鮮なものでしたが、両眼がなくなっていました。体は、皮が硬いうえにたくさんの針があるため、どうやら先ほどのカラスが柔らかい眼の部分を食べたようです。これぐらい大きなハリセンボンですと、子どもの頃、親に「アバスィ汁」にして食べさせてもらっていて、とても美味しかったのを覚えています。
【島口バージョン】(キシゆむた)
ひかんまや小雨ぬ降とぅりょうたんじゃが、ひんまらや晴れぃりょうたっと。住用町ぬ内海ち流れくぅみゅんうしゅむぅじぬとぅうり道近さば、あっちゅたっとぅ、浜じたあちぬガラスィぬ、ぬーがぬば突っちゅたっと(写真1枚目)。ぬーかいち近ゆてぃにしゃっとぅ、どっころアバスィだりょうた。にいばどぅうやて~げ40cmべりあしゅてぃ、まだて~げ新鮮だりょうたんじゃが、たあちぬむぃぬ、ねんなとぅりょうたっと。どぅうや、こーぬ硬かあてぃ、いっぱいぬ針だかあんかな、たいがさっきぬガラスィぬ、柔らかんむぃいぬどろば、かだんあんぶぇじゃ。かしがれぃふうさんアバスィあれぃば、わらぶぇぬ頃、うやに「アバスィ汁」しぃ、かましむらてぃうてぃ、むるまっさりょうたんば、おぶぇとぅりょっと。