奄美自然観察記

高のフィールドより

小さな饅頭のような胞子嚢  ノキシノブ

2019-02-19 17:44:42 | 植物




南部の宇検村(うけんそん)須古(すこ)集落の南側ある厳島神社の奥の方に行くと、古いお墓があります。その中でも古い元(はじめ)家の墓は、「嘉永2年建立」と書いてあるので西暦1849年で、今から156年前に建てられたお墓ということになります。古いだけあって上には苔が生えていて、その一角にノキシノブが生えていました。葉裏を観ると、葉の割には大きな饅頭型の胞子嚢が10個ほど二列に付いていました。須古集落の中には、「アシャゲ跡」や白糖工場跡、「カンツメの生家」「カンツメの墓跡」などもあり、奄美の歴史にうといので今後少しずつでも見学したいと思った次第でした。

5年前の今日  10年前の今日

【島口バージョン】(キシゆむた)
ふぇ方ぬ宇検村(うけんそん)須古(すこ)集落ぬふぇ側じあん厳島神社ぬ奥ぼてぇち行きぃば、古さん墓ぬありょっと。うん中じも古かん元(はじめ)家ぬ墓や、「嘉永2年建立」ち書しぃあんかな、西暦1849年あてぃなまら156年前建てらったん墓ちいゅんくとぅなりょっと。古さんだけあてぃ、うーじやぬりぬむぇーとぅてぃ、ちゅとろなんてぃノキシノブぬむぇとぅりょうたっと。葉ぬ裏ばにいば、葉ぬ割にやだいばんぬ饅頭にししゅん胞子嚢ぬとぅうべり二列くっかとぅりょうたが。須古集落ぬ中じや、「アシャゲ跡」んきゃ白糖工場跡、「カンツメぬ生家」「カンツメぬ墓跡」きゃもあてぃ、島ぬ歴史ばあんまりわからんかな、なまらなありじちでんにしいきしゃかんと思いかただりょうたっと。

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