奄美自然観察記

高のフィールドより

崖の上で純白の花  ウケユリ

2024-06-15 16:01:19 | 植物

梅雨前線の影響で、朝からずっと雨が降り続きました。降り続く雨のなか、崖の上で純白の美しい花を咲かせていたのは、ウケユリでした。奄美大島でユリと言えば、春先に咲くテッウポユリがあちらこちらで、普通に見られますが、このウケユリは名のとおり請島(うけじま)や与路島、加計呂麻島、宇検村、大和村などで点在して観られます。テッポウユリより花が大きく、茎の高さが1mを超えることもあります。オシベの葯が赤褐色をしていることなども特徴です。香りも素晴らしいのですが、高い所にあると香りをかぐことが出来ないのが残念です。

 

5年前の今日  10年前の今日  15年前の今日

 

【島口バージョン】(キシゆむた)

梅雨前線ぬたむぇ、ひかんまらずっとぅ、あむぃぬ降り続きょうたが。降り続しゅんあむぃぬなか、崖ぬうーじ真っしるし、きょらさん花ば咲かしゅたんや、ウケユリだりょうたっと。わきゃ島じユリち言いば、春先咲しゅんテッウポユリぬあまくまなんてぃ、普通ににゃあれぃんじゃが、くぅんウケユリや名ぬとぅうり請島(うけじま)んきゃ与路島、加計呂麻島、宇検村、大和村きゃぬ、あまくぅまなありっくゎぬどろじ、にゃあれぃと。テッポウユリんま花ぬふうかしゅてぃ、しんぬたあさや1mあまりなりゅんくぅとぅもありょっと。オシベぬ葯ぬ赤褐色しゅんだかうんむんだりょっと。匂だかむるいちゃりょんじゃが、たあさんどろじあれぃば、匂ばしゅんくとぅもでけらんが残念だりょっと。