奄美自然観察記

高のフィールドより

マングローブ自然観察会  オキナワハクセンシオマネキなど

2024-06-09 23:26:39 | その他の生物

NPO法人奄美野鳥の会主催の「マングローブ自然観察会」に参加しました。午前10時にマングローブパーク駐車場に集合し、まずは周辺の生きものなどを観察。駐車場に植えられていたソテツの葉が刈り込まれていたのは、いま奄美大島でソテツを枯らしているソテツシロカイガラムシの被害を防ぐためであることなどが説明されました(写真1,2枚目)。また、敷地内の草地にいたチュウサギ(写真3枚目)や、トイレの軒下に営巣していたリュウキュウツバメの巣なども観ることができました(写真3枚目)

 

 

それからは、直接マングローブの海岸へ移動し散策しました。すでに湿地に生えているメヒルギの花(写真2枚目)も咲き始めています。海岸に漂着したサキシマスオウノキの実からは、芽が出始めていました(写真3枚目)。潮が引いていくにつれ、砂や湿地の中からいろいろなカニが現れ、なかでも片方のハサミが大きく、それを振り上げるような動作から名の付いているオキナワハクセンシオマネキ(写真4枚目)は、たくさん出てきて目立っていました。また、浅瀬を泳いでいたミナミトビハゼ(写真5枚目)のかわいらしい姿も、観ることが出来ました。最後に今回観た生きものや感想などを述べ合い、観察会は終了しました。

 

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