■【牛に鶏糞】鶏糞への肉骨粉混入率を30%程度とFDA要官が見積(=年間30万トンの肉骨粉が牛へ?)
牛への鶏糞ごみ飼料=poultry litter について、全国食健連が主催したBSE講演会のジョン・スタウバーさんの資料に以下の件がありましたので、転載させていただきます。
>毎年約100万トンの鶏の糞尿が牛に与えられている。鶏舎の床などから掃き集めるため、これに肉骨粉入りの飼料が混入している可能性は大きい。FDAのクロフォード長官代理は、肉骨粉の鶏糞への混入率を、30%程度と見積もっている。米国が肉骨粉全面禁止措置をとれない背景には、産業界の圧力がある。米農務省の資料によると、91年にAPHIS(農務省動植物検疫局)が、豚、猫、ミンク、シカその他の実験用動物について海綿状脳症伝染の可能性が高いことを指摘した。しかし同時に、肉骨粉の全面的禁止が家畜飼料、肉骨粉産業に与える打撃が大きすぎる点も指摘された。
(略)
>米国の畜産と酪農で牛に肉骨粉を与え始めたのは80年代初め。89年に生産された肉骨粉、血液粉、フェザーミールは約3600万トンであり、その34%がペットフード、34%が鶏の餌、20%が豚の餌、そして10%の360万トンが牛の餌となった。
年間100万トンの糞尿中の30%としたら、30万トンの肉骨粉を米国牛は食べているということになりますが。でも、これに、排泄物中の(鶏の体を通した)蛋白量の見積もりは含まれていないのかな?含んだらどの位になるでしょう?
情報いただきました。
http://pubs.acs.org/email/cen/html060205110931.html
Chemical and Engineering News
August 4,?2003
Volume 81, Number 31
CENEAR 81 31 pp. 22-24
ISSN 0009-2347
HUMAN HEALTH
GUARDING AGAINST MAD COW DISEASE
One diseased cow in Canada sparks calls for stronger regulations in the U.S.
BETTE HILEMAN, C&EN WASHINGTON>
"One of the most direct ways to get cattle-derived meat and bone meal into cattle is the practice of feeding them poultry litter. Meat and bone meal from rendered cattle is often added to poultry feed. Chickens spill a portion of their feed on the floors of the poultry sheds. As a result, poultry litter may consist of a mixture of excrement, spilled food (including meat and bone meal), dirt, and feathers. An estimated 1 million tons of this material is scraped from the floors of poultry sheds, pelletized at 140 °F (the temperature of a sauna), and fed to cattle every year. This temperature is not nearly high enough to degrade infectious prions.
"There is a possibility that chickens waste so much feed that the litter can contain up to 30% meat and bone meal," Crawford says. FDA is considering two ways of eliminating potential problems from the feeding of meat and bone meal to poultry, he says. One is to ban the feeding of chicken litter to cattle; the other, ban cattle-derived meat and bone meal from poultry feed.
■■異常プリオンは排泄される、との研究者の見解について(→鶏糞に関係)
いくつかネットに掲載されたものを集めてみました。
公開セミナー「BSEの正しい知識」
山内一也先生の質疑から
http://www.pref.mie.jp/NOTIKUSA/gyousei/BSE/PR/011209a.htm
>Q:異常プリオンを摂取した豚や鶏を人が食べてもいいのですか?
>A: 必要なアミノ酸、たんぱく質は吸収されますがそれ以外は体内に残っていません。異常プリオンは排泄されます。体内で増えないので意味がありません。
品川森一先生のご発言より
http://www.s.affrc.go.jp/docs/animal/TSE_kentoukai/2kai/2.pdf
>「・・・要するに脳内接種というようなものは病原体の排泄がないというようなものである。そういうものであれば、これは何もP3でずっと飼う必要はないであろう。ただ、経口接種の場合は、これは口から入れてやったものが糞便に出てくるということがあるわけです。ですから、この糞便に出てくるようなものをP1,あるいはP2というようなところで飼育するのはまずいであろう・・・」
金子清俊先生の2001年9月頃のご見解
http://www.sasayama.or.jp/diary/kaneko.htm
>また、以下の2点はどなたも言及していないことですので、知っていただく必要があると思います。
>(1)我々を含めた動物には、体内に入った異常プリオンを、自然に排泄する機構が生来備わっていると考えられています。異常プリオンが体内にとどまる間に、異常プリオンがどんどん生成された場合にプリオン病を発症すると考えられますが、作る量よりも排出量が多ければ発症を防げるわけです。つまり、どんな少量でもいったん口にしたら蓄積されてしまって二度と体外へ排出されないと言うことではありません。ただし、正確にどの程度の異常プリオンがあれば、排出量を上回るのかはわかっていません。
■危険部位(SRM)由来の肉骨粉と牛脂が年間合計32万トン、死亡動物から25万トン生産されているという資料
※とくに牛脂と牛の血液は牛への直接給与も禁止されてません。
※11月13日補足:食品安全委員会の米国BSE評価計算は、抜け穴・欠陥だらけで紹介しましたが、EUの米国の評価だと「大気圧の下で(つまり加圧することなく)加工しているから、BSE感染性が工程に入れば、これを大きく減らすとは考えられない」とあるのですが、食品安全委員会の米国評価の答申案にある吉川座長の計算で「通常のレンダリングでは感染価は約1/100に減少する」としてあるんですよ?!はて、その目的は??(^^;国会でも問題を指摘されたのに訂正しないこの計算、国民を騙そうとしているとしか私には見えないんですが?!
<概略:原文を確認ください。>
2004年度のデータで、SRMを除けば、肉骨粉は16万1365トンの減少、動物油脂(tallow)も同じ位(16万1365トン)の減少、dead stock(動物の死骸。牛、豚、羊など)を除けば、12万8502トンの肉骨粉減少、動物油脂(tallow)も同じ位(12万8502トン)の減少、全部足すと、57万9779トンの減少となる。(合計45トンの差異あり)
→
Certain unknown variables within the United States could change the production forecasts dramatically. Of specific concern is the Food and Drug Administration’s (FDA’s) publishing of an advance notice of proposed rulemaking (ANPR) on July 14, 2004. This ANPR, among other things, addresses the elimination of specified risk materials (SRMs) and dead stock from the feed chain. In an Informa Economics study completed in 2004, it was reported that the removal of SRMs from the feed chain would decrease final MBM production by approximately 161,365 metric tons and reduce tallow production by the same amount. The removal of dead stock from the feed chain could lower production of MBM by 128,502 metric tons and subsequently tallow by the same amount. Hence, if both SRMs and dead stock were removed, total rendered product production could fall by 579,779 metric tons. This is equal to approximately 37 percent of U.S. exports by volume (2004 data) and approximately eight percent of total rendered product production. The comment period for this notice ended on September 13, 2004; however, as of March 2005, no action by the FDA had been taken.
<資料元>
Market Report 2004
April 2005 • Render
A roller coaster year and hope for the future.
By Kent Swisher
Vice President, International Programs
National Renderers Association
http://www.rendermagazine.com/April2005/MarketReport2004.pdf
http://www.rendermagazine.com/
関連:
膿瘍を食肉に付着させたまま出荷?!羊の炎症乳腺に異常プリオン ”牛の炎症部位”は大丈夫?
http://blog.goo.ne.jp/infectionkei2/e/4ac06c179942ecb2e8e7de5314db13b0
2005年1月21日 プリオン調査委員会傍聴記 その1 「20ヶ月齢記載は削除しろ」と委員
http://blog.goo.ne.jp/infectionkei2/e/231654948ea4804c86cc0fd488153063
危険部位→レンダリング(肉骨粉)→鶏飼料→鶏糞ごみ→牛の飼料・・・・?
http://blog.goo.ne.jp/infectionkei2/e/d5567f5d2c875bf17a999b32a29102f7
アメリカ牛は本当に安全か? その2 鶏糞に糖蜜をかけた飼料とは?
http://blog.goo.ne.jp/infectionkei2/e/462f08e8cc6a6919618c3b8acbedde00
BSE:国会で食安委の”科学根拠”に疑問続々 でも報道されず
http://blog.goo.ne.jp/infectionkei2/e/26465737f0866b47c55ab28b7c393d2c
狂鹿病問題:鹿ハンターからヤコブ病26名発生 そして鹿肉骨粉や油脂・エキスの行方は?
http://blog.goo.ne.jp/infectionkei2/e/fdabffcdc95ff6b4d78cad2bc71cd0a5
牛への鶏糞ごみ飼料=poultry litter について、全国食健連が主催したBSE講演会のジョン・スタウバーさんの資料に以下の件がありましたので、転載させていただきます。
>毎年約100万トンの鶏の糞尿が牛に与えられている。鶏舎の床などから掃き集めるため、これに肉骨粉入りの飼料が混入している可能性は大きい。FDAのクロフォード長官代理は、肉骨粉の鶏糞への混入率を、30%程度と見積もっている。米国が肉骨粉全面禁止措置をとれない背景には、産業界の圧力がある。米農務省の資料によると、91年にAPHIS(農務省動植物検疫局)が、豚、猫、ミンク、シカその他の実験用動物について海綿状脳症伝染の可能性が高いことを指摘した。しかし同時に、肉骨粉の全面的禁止が家畜飼料、肉骨粉産業に与える打撃が大きすぎる点も指摘された。
(略)
>米国の畜産と酪農で牛に肉骨粉を与え始めたのは80年代初め。89年に生産された肉骨粉、血液粉、フェザーミールは約3600万トンであり、その34%がペットフード、34%が鶏の餌、20%が豚の餌、そして10%の360万トンが牛の餌となった。
年間100万トンの糞尿中の30%としたら、30万トンの肉骨粉を米国牛は食べているということになりますが。でも、これに、排泄物中の(鶏の体を通した)蛋白量の見積もりは含まれていないのかな?含んだらどの位になるでしょう?
情報いただきました。
http://pubs.acs.org/email/cen/html060205110931.html
Chemical and Engineering News
August 4,?2003
Volume 81, Number 31
CENEAR 81 31 pp. 22-24
ISSN 0009-2347
HUMAN HEALTH
GUARDING AGAINST MAD COW DISEASE
One diseased cow in Canada sparks calls for stronger regulations in the U.S.
BETTE HILEMAN, C&EN WASHINGTON>
"One of the most direct ways to get cattle-derived meat and bone meal into cattle is the practice of feeding them poultry litter. Meat and bone meal from rendered cattle is often added to poultry feed. Chickens spill a portion of their feed on the floors of the poultry sheds. As a result, poultry litter may consist of a mixture of excrement, spilled food (including meat and bone meal), dirt, and feathers. An estimated 1 million tons of this material is scraped from the floors of poultry sheds, pelletized at 140 °F (the temperature of a sauna), and fed to cattle every year. This temperature is not nearly high enough to degrade infectious prions.
"There is a possibility that chickens waste so much feed that the litter can contain up to 30% meat and bone meal," Crawford says. FDA is considering two ways of eliminating potential problems from the feeding of meat and bone meal to poultry, he says. One is to ban the feeding of chicken litter to cattle; the other, ban cattle-derived meat and bone meal from poultry feed.
■■異常プリオンは排泄される、との研究者の見解について(→鶏糞に関係)
いくつかネットに掲載されたものを集めてみました。
公開セミナー「BSEの正しい知識」
山内一也先生の質疑から
http://www.pref.mie.jp/NOTIKUSA/gyousei/BSE/PR/011209a.htm
>Q:異常プリオンを摂取した豚や鶏を人が食べてもいいのですか?
>A: 必要なアミノ酸、たんぱく質は吸収されますがそれ以外は体内に残っていません。異常プリオンは排泄されます。体内で増えないので意味がありません。
品川森一先生のご発言より
http://www.s.affrc.go.jp/docs/animal/TSE_kentoukai/2kai/2.pdf
>「・・・要するに脳内接種というようなものは病原体の排泄がないというようなものである。そういうものであれば、これは何もP3でずっと飼う必要はないであろう。ただ、経口接種の場合は、これは口から入れてやったものが糞便に出てくるということがあるわけです。ですから、この糞便に出てくるようなものをP1,あるいはP2というようなところで飼育するのはまずいであろう・・・」
金子清俊先生の2001年9月頃のご見解
http://www.sasayama.or.jp/diary/kaneko.htm
>また、以下の2点はどなたも言及していないことですので、知っていただく必要があると思います。
>(1)我々を含めた動物には、体内に入った異常プリオンを、自然に排泄する機構が生来備わっていると考えられています。異常プリオンが体内にとどまる間に、異常プリオンがどんどん生成された場合にプリオン病を発症すると考えられますが、作る量よりも排出量が多ければ発症を防げるわけです。つまり、どんな少量でもいったん口にしたら蓄積されてしまって二度と体外へ排出されないと言うことではありません。ただし、正確にどの程度の異常プリオンがあれば、排出量を上回るのかはわかっていません。
■危険部位(SRM)由来の肉骨粉と牛脂が年間合計32万トン、死亡動物から25万トン生産されているという資料
※とくに牛脂と牛の血液は牛への直接給与も禁止されてません。
※11月13日補足:食品安全委員会の米国BSE評価計算は、抜け穴・欠陥だらけで紹介しましたが、EUの米国の評価だと「大気圧の下で(つまり加圧することなく)加工しているから、BSE感染性が工程に入れば、これを大きく減らすとは考えられない」とあるのですが、食品安全委員会の米国評価の答申案にある吉川座長の計算で「通常のレンダリングでは感染価は約1/100に減少する」としてあるんですよ?!はて、その目的は??(^^;国会でも問題を指摘されたのに訂正しないこの計算、国民を騙そうとしているとしか私には見えないんですが?!
<概略:原文を確認ください。>
2004年度のデータで、SRMを除けば、肉骨粉は16万1365トンの減少、動物油脂(tallow)も同じ位(16万1365トン)の減少、dead stock(動物の死骸。牛、豚、羊など)を除けば、12万8502トンの肉骨粉減少、動物油脂(tallow)も同じ位(12万8502トン)の減少、全部足すと、57万9779トンの減少となる。(合計45トンの差異あり)
→
Certain unknown variables within the United States could change the production forecasts dramatically. Of specific concern is the Food and Drug Administration’s (FDA’s) publishing of an advance notice of proposed rulemaking (ANPR) on July 14, 2004. This ANPR, among other things, addresses the elimination of specified risk materials (SRMs) and dead stock from the feed chain. In an Informa Economics study completed in 2004, it was reported that the removal of SRMs from the feed chain would decrease final MBM production by approximately 161,365 metric tons and reduce tallow production by the same amount. The removal of dead stock from the feed chain could lower production of MBM by 128,502 metric tons and subsequently tallow by the same amount. Hence, if both SRMs and dead stock were removed, total rendered product production could fall by 579,779 metric tons. This is equal to approximately 37 percent of U.S. exports by volume (2004 data) and approximately eight percent of total rendered product production. The comment period for this notice ended on September 13, 2004; however, as of March 2005, no action by the FDA had been taken.
<資料元>
Market Report 2004
April 2005 • Render
A roller coaster year and hope for the future.
By Kent Swisher
Vice President, International Programs
National Renderers Association
http://www.rendermagazine.com/April2005/MarketReport2004.pdf
http://www.rendermagazine.com/
関連:
膿瘍を食肉に付着させたまま出荷?!羊の炎症乳腺に異常プリオン ”牛の炎症部位”は大丈夫?
http://blog.goo.ne.jp/infectionkei2/e/4ac06c179942ecb2e8e7de5314db13b0
2005年1月21日 プリオン調査委員会傍聴記 その1 「20ヶ月齢記載は削除しろ」と委員
http://blog.goo.ne.jp/infectionkei2/e/231654948ea4804c86cc0fd488153063
危険部位→レンダリング(肉骨粉)→鶏飼料→鶏糞ごみ→牛の飼料・・・・?
http://blog.goo.ne.jp/infectionkei2/e/d5567f5d2c875bf17a999b32a29102f7
アメリカ牛は本当に安全か? その2 鶏糞に糖蜜をかけた飼料とは?
http://blog.goo.ne.jp/infectionkei2/e/462f08e8cc6a6919618c3b8acbedde00
BSE:国会で食安委の”科学根拠”に疑問続々 でも報道されず
http://blog.goo.ne.jp/infectionkei2/e/26465737f0866b47c55ab28b7c393d2c
狂鹿病問題:鹿ハンターからヤコブ病26名発生 そして鹿肉骨粉や油脂・エキスの行方は?
http://blog.goo.ne.jp/infectionkei2/e/fdabffcdc95ff6b4d78cad2bc71cd0a5
自分の家族の身を守るにはどうすればいいのでしょう?
米国産牛肉は買わない,吉野屋には行かない,マックにも行かない……ここまでは出来るとして「肉エキス」が入っているインスタントラーメンも危ないのでしょうか?
日本フードサービス傘下の会社が危ないのかな.
自分の身を守るにはどうすべきなのか。
考えさせられます。
商業的に飼育されている肉って、
安全性とかより、生産性なんですね。
安全な肉ってほんとに何も無いから、
野生のヘビでも食べるしかないのかな(おいおい)
怖い話ですねぇ・・・
ハンバーグ美味い~とか浮かれてる場合じゃないかも知れないですね。
うーん
こわ~いお話、ありがとうございました。
ちゃんとしたものを見る目を持たないと、健康さえも脅かされてしまうんですね!
あと10年20年もしたら、アスベスト問題(あとからじわじわ)みたいなことになってそう。
国民のことをなんだと思ってるのかしらっ!
小泉内閣の支持率が一桁台になるまで管理人の
レッツらと申します。
コメントありがとうございました。
「国会でも問題を指摘されたのに訂正しない…」
はじめに結論ありきですね。
これって日本向けだけの話ではないですよね。
産業界からの圧力ってありましたが、
アメリカ人って平気なのでしょうか。
自らの身は自ら守る。そういう時代ですね。
レンダリングしかり、怖い状況ですね。
肉など喰わない方がよい。
数年前の狂牛病騒動のときに、そんな本を読んで以来、牛肉は食わないようにしてきました。
日本で販売される牛肉の安全性を知って以来、また食べ始めたのですが、今後は控えた方がよさそうですね。
吉野家が、国内の冷凍倉庫に眠るアメリカ産牛を買い集め、限定販売をしたときは愕然としました。
日本政府が危険であると判断し、輸入禁止にした食材を平然と顧客に提供している。
今回も、米産牛が輸入再開されたら即座に使用すると、声高に言っていましたね。
コメントを頂戴し、ありがとうございました。
これからも活動、頑張ってください。
コメント有難うございました。
京都大学大学院農学研究科教授の新山陽子さんは京都府綾部市にある「里山ねっと・あやべ 」http://www.satoyama.gr.jp/ の代表でもあり、超多忙な中、直接お話(短い講演など)を聞く機会があります。
参照: http://www.natureinterface.com/j/ni13/P010-P014/
ところで、私の生家は農家で米、野菜、お茶などを作り、昭和30年代~58年までは酪農もやっておりまして、乳牛(ホルスタイン)を飼っていました。
酒好きの父でしたが、泊まりがけの外出はせず、畑の青いものがある季節は毎日飼料刈りをしては牛たちに食べさせ、朝夕の搾乳作業をしてました。
冬場の餌には、自ら畑で作った飼料用作物を家族総出で刈り取り&足踏み詰めしたサイロのものや、酪農組合から購入の配合飼料や醤油糟(かす)などを食べさせていました。
全盛期には父は仲間たちと由良川の河川敷を共同で開墾して放牧場にしてそれぞれの牛たちを歩いて連れて行ったりもしていました。
牛肉もですが、牛乳だって安心な餌を食べさせていないとコワイですね。
昨年にオーストラリアに旅行しましたが、結局OGビーフも食べるタイミングがありませんでした。
やっぱ日本人は魚やで! と言いつつ、魚もコワイ、米も野菜もコワイ・・・。なんでこんな事になったのでしょう。
半径3キロ以内の作物を食べる「地産・地消」に戻そうという動きはありますが、大型スーパーの店頭に並ぶ、大量、安価、見栄えがいい・・・といった「商品価値」の意識を消費者自身が変えていかないとダメですね。
私のページをお読みいただき、ありがとうございました。
浅知恵ながらも、私の思うことを書いていこうと思っています。
これからもご意見いただけたらと思います。
ありがとうございました。
人間の行ってきた、数々の自然の摂理に反した行為によって歪みが生じた世の中を、浄化するために自然界も様々な変化をし特異変質したりするんだろうね!
人間の力なんてちっぽけなのに勘違いしちゃいけないよ。
偉い政治家?程勘違いしてるようだ。
鳥の糞を牛さんが食べていたなんて、教えていただかなければ、ぜんぜん知る由もありませんでした。
しかも、それに肉コップンが混じっているとは。。
さらに、牛乳にもプリオンの恐れ、というのは
牛乳をいまだに毎日3-400ccは飲んでいる身ですので、心配です。
アメリカ牛が輸入再開になると、どこに使われているかわからないから、一律牛肉をやめざるをえなくなり、とても嫌です。
とりとめもないコメントですみません。
TBさせていただきました。
では!
知れば知るほど恐ろしくなりますね。
人間は食べなければ生きていけない生き物なのに、あまりに何もかもが便利になりすぎて、食べることまで便利にしようとしているように思えて仕方ありません…。
食の安全に対して広く消費者に情報開示するためにこれから参考にさせていただきます。
BSE問題に関しては、見れば見るほど不安要素が出てきます。
自分ひとりではアメリカ産牛肉を避けきることはできないでしょうし、今後押し切られずにどこまで踏ん張ることができるのか、外交の質が問われますね。
購入するつもりはありませんが
ありとあらゆるところに利用されると
自分では避けきれないのではないかと不安を感じます
こちらからもTBさせていただきますので、よろしくお願いします
購入するつもりはありませんが
ありとあらゆるところに利用されると
自分では避けきれないのではないかと不安を感じます
BSEの問題は、やはりこういろいろ安全も言われますが
本当に大丈夫なのか、やはり気になりますよね。
私も、BLOGに書きましたが、日本で騒いだときは、
アメリカ産なら安全とか言って、吉野屋もポスター大々的に出してて、そうかと思っていたら今度はアメリカ産
が危ないとなって。
かなり頑張ってらっしゃいますね・・・
これからも 情報を発信し続けてください(^^)
に結論ありきですよね。最初の科学的根拠ということより経済的都合、外交とか国家間の都合が優先されはじめているんじゃと危惧しています。国民の身体に入るものなのですが。
アスベストの問題で環境大臣が「当時の状況では仕方がなかった」のようなこと言ってましたが。将来、同じにならないか心配です。
詳しく読んで勉強させてもらいます。
こちらのブログで勉強させて頂きます。
新聞で得られた情報でしかモノを語らない自分を反省していたところでした。これからもみに来たいと思います。
どうしてもアメリカ追随になってしまう日本の外交に疑問を感じています。情報操作されがちな外交において、このブログは素晴らしいと思います。
更新頑張って下さい。
食べ物は人間に直接関係があるんだから、製造者達は人ごとだと思わずに、もっと真剣に考えてもらわないと困りますよね。結局、悪い物が大量に売れて儲かったとしても、その影響がそのまま後で自分に返ってくるのだということを認識してもらいたいものです。
「宇宙船地球号」なんだから、国単位ではなく、もっと国際的な取り決めがないと、また別の国で同じ問題が起こるだけみたいな気がします。
何のことだか分からない…
農業で鶏糞を使うことがあると思うんだが、
あれはいいんでしょ?
植物には良くて動物には悪いのかな~
いろいろ考えてやってください。
しかしこのブログへの投稿はすごいですね。驚きました。
大きいようです。
外食も気をつけなければ...
せめて、学校給食には
使わないで頂きたいものです。
日本人は脳天気で、自分だけは大丈夫だと思いこむ珍しい国民性がありますが、こんなにいい加減でいいのか?よ~く考えた方がいいですよね。
○ヶ月未満の子牛は、大丈夫だなんて、ナンセンスだととある学者が言っておりました。
その通りだと思います。
「食育」を掲げている国会議員の方、考えを聞かせて頂きたいですね。
コメントありがとうございました。
TB停止していますので、すみません。
米国牛肉、食べたくないですねぇ。
もっと、多くの人に知らせたらいい
と思います。
食品を扱う会社においては、安全性はとっても重要なファクターであることは認識しているのですが、ベースとなる部分であるがゆえ、ブランディングにおいて案外見過ごされているのかもしれません。
むしろ、安全/トレーサビリティのところを前面に打ち出すような戦略もありなんじゃないの、とか素人なりに思ってしまう今日この頃です。
結果として憂国の士になっておられるように思いますが、御身体を大切にしていてください。
ではでは、失礼します。
まだまだ知らないことが沢山で勉強になります。
…と共に、これだけ沢山の様々な信じがたい問題が
次々と出てくる事態に恐ろしさを感じます。
このまま輸入しないのが一番なんでしょうけどね…。
結局、米産牛肉ではトレーサビリティーはどうなんでしょう?また、何年か経ちBSEに感染したら問題の所存はどうなるんでしょうね??年数が経つと、因果関係の立証が困難になると思いますが・・・。また遊びにきます。今後ともよろしくお願いします。
家族の食生活を預かる身として真摯に受け止めたいと思いました。
これからも時々のぞかせて頂きます。よろしくお願い致します。
勉強になりました。
記事内容の角度は異なりますがTBさせて頂きます。
http://www.sasayama.or.jp/saboard/b_board.cgi
発言[1774]
(略)この流れから言いますと、むしろ、日本の現在の飼料規制の水準は、poultry litter とrestaurant wasteへの血液由来の禁止という点では、どうなんでしょう?
平成17年2月に農林水産省が発表した『飼料の安全性確保』http://www.maff.go.jp/lin/pdf/06-list05.pdfには、食品残さについては、一応、牛と養魚については、給与対象から外れていますが、農家段階における監督・指導については、限界を指摘しています。
また、チキン・リターについての規制は、何も書かれていません。
日本は、この点では、カナダの水準に劣後しているということになりますね。
アメリカの飼料規制を問題にしているうちに、ブーメランのごとく、日本に、その矛先が向いてきたと言うことですね。
まさに『敵はわれにあり』です。
カナダの飼料規制の概要については、下記サイトをご参照。
http://www.gov.pe.ca/photos/original/af_feedbanE.pdf
http://blog.mag2.com/m/log/0000148599/106542338?page=1
公的なものも検索していると「鶏糞の有効利用」などというスタイルで、結構でてきます。
http://blog.goo.ne.jp/infectionkei2/e/d5567f5d2c875bf17a999b32a29102f7
アメリカ牛は本当に安全か? その2 鶏糞に糖蜜をかけた飼料とは?
http://blog.goo.ne.jp/infectionkei2/e/462f08e8cc6a6919618c3b8acbedde00
次に、鶏糞については、水戸市が市民の憩いの場として運営管理している森林公園で飼育しているヤギや乳牛に与える。この森林公園では飼育している山羊や牛の乳をシェルブール・チーズに加工して販売しており、市民の評判も上々である。
鶏糞を与えられた牛乳は微かに異臭がすることも指摘されており、独特の強い香りがするヤギ乳であれば、チーズに加工することでの支障はない。
http://www.pref.ibaraki.jp/forum/forum02/2-7.htm
http://www.sasayama.or.jp/saboard/b_board.cgi
Poultry Litterの処理については、各国でも、いろいろ、頭を悩ましているようですが、逆に、それを活用するいろいろな動きもあるようですね。
ひとつは、ペレタイザーによってペレット化し、資源化する動きです。
熱心なのは、AgriRecycleと言う会社で、このようhttp://www.agrirecycle.com/
に、大規模な、ペレタイザーによる資源化を図っています。
これhttp://www.ajsackett.com/PoultryLit.gifが、ペレット化したPoultry Litterです。
また、Poultry Litterを、バイオマス資源として、発電に利用するプロジェクトもあるようです。
イギリスのthe Non-Fossil Fuel Obligation (NFFO)では、Poultry Litter Power Stationを作り、他の自然エネルギーを組み合わせての電力を、このようにhttp://www.dti.gov.uk/NewReview/nr50/html/on_the_record.html
作り出しているようです。
このサイトhttp://www.industcards.com/wte-uk.htmは、Thetfordのパワーステーションの概要です。
Poultry Litterのコンポストとしての利用の研究も盛んで、ジョージア大学では、このサイト
http://www.usawaterquality.org/themes/animal/research/alt_uses.html
のように、Poultry Litterをコンポスト化し、土壌浸食対策などに使う動きもあるようです。
もっとも、この Fibrowatt Ltd.社のアメリカ・ミネソタ州へのPoultry Litter発電の進出に対して、このようなhttp://www.energyjustice.net/fibrowatch/
反対運動もあるようです。
このサイト
http://wvodyssey.nrcce.wvu.edu/BiodeiselFuel.cfm
は、Poultry Litterをバイオディーゼルの燃料に使うという興味深い実験です。
もちろん、肥料としての利用は、以前からあるものです。
各用途への利用形態は、このサイトの図式http://www.fibrowattusa.com/UK-Corporate/OurTechnology.htmlをご参照。
こうしてみてみると、嫌われ者のPoultry Litterですが、正に、これからのバイオマス資源としては、無限の可能性を秘めていることがわかります。
これhttp://www.bae.ncsu.edu/programs/extension/manure/poultry/dlbmps/sld001.htmは、バイオマス利用のスライドです。
このPoultry Litterは、糞と飼料の残りと、羽を含む、その他の塵芥を含んだ総合的な組成からなるものですので、なかなか、糞と訳すと、ちょっと誤解が出るかも知れませんね。
一種のバイオマスと言う表現のほうが適切かもしれません。
http://www.asyura2.com/0401/health8/msg/177.html
牛への鶏糞ごみ飼料=poultry litter
というふうに訳されています。これは「鶏などの家禽の敷わら」と読んだ方がいいのではないでしょうか?
養鶏の廃棄物である藁をリサイクルするため熱処理をして牛に与えている。これには糞が混ざっている。こう考えると、理解できます。
与えられた肉骨粉は家禽類に与えることが認められているため、それを食べこぼしている。敷き藁のゴミには、その肉骨粉が混ざっているということは、牛が肉骨粉を食べている可能性は大いにありますね。
初めてお邪魔しましたが、この問題について深掘りされていらっしゃるんですね。大変勉強になりました。
これからもどうぞよろしくおねがいいたします。
普通、輸出先の法律とか規制とかに合わせるのが一般の貿易でしょうが、こと農産物は違うようです。アメリカの業者がBSE検査を受けた牛を日本に輸出しようとした動きをアメリカ政府はつぶして、日本に圧力をかけ、そして日本は屈しようとしています。
スーパーなどではアメリカ産は様子見のようです。でも輸入がされるわけですから、外食産業で多くが消費されるのでしょうね。
しかし、鶏糞を本当に牛に与えているのですか?聞いたことないので信じられません。
異常プリオンは、正常プリオンを異常に変えていくという恐ろしさ。他の病原菌とまったく異なるということを多くの方に理解してもらいたいですね。
米国でのVCJDの発生がはっきりしてきたら、日本の血液製剤はどうなるか心配です。
問題がクリアにならない状態で 輸入しろと言う側も
言われて完全に拒否できない側もどうなんでしょう。
ここを許して 生産地等の表示で
消費者が自由に選択できるようになったとしても
今度は 外食 調味料 不当表示等 不安は残ります。
やはり 私の牛肉禁止は まだまだ続きそうです。
購入したくないと思っているようですね。
まあ、アメリカ政府はマスコミを使ったイメージ操作は
上手なので、日本人の「御用学者」(竹中平蔵みたいなやつ)を
使って、世論をアメリカ寄りに誘導して来るんでしょうね。
まじで、中川さんに喧嘩してほしいです。
異常プリオンを作らないようにする、または取り除ける研究が早く進むといいのですが。
牛に鶏糞を食べさせるなんて信じ難いことです。
店頭に肉を並べるとき、牛の生産工程(どんな飼料を使ったとか)を表示させることを義務付けないと自然に近い方法で飼育している生産者がバカを見ますね!
アメリカ産の牛肉の不買運動が起こって盛り上がらないかなぁ・・・。
しかし、こんなに中途半端な状態で輸入解除するなんて、潰れまくった牛肉関係のお店が浮かばれないですね。
なんというかもう信じられない。
輸入再開するのをOKしたとしても、絶対北米牛肉は買わないでしょうね。
こうやって牛肉だけじゃなくて、北米そのものに対する信用が落ちるのをわかっててなお「輸入再開しろ」って言ってくるのがわかんないです…
これを日本の全ての消費者が知ったら
ホントに米産牛肉の需要落ちそうだよ……
けど、表示義務のない商品なんかで使われちゃうんだろうなあ……
輸入再開するのならきちんと産地を表示して欲しいものです。
もうしばらくは安全性の確認されるまでは
米国産牛肉は食べたくないですね。
そのような気持ちや消費者の不安があるのだから性急な輸入再開は米国業者の為にもならないことを日本政府は主張すべきです。
牛肉エキス」とか、いろいろ牛からの食品材料の残部の流通(また現在の生産)が、気になっていました。
鶏の餌にも
あったのですか。その糞を牛の餌にしてはまずいですね。
今後とも、じっくり勉強させていただきます。
専門サイトなのでびっくりしました。啓蒙のほどよろしくお願いいたします。
アメリカ産牛肉輸入再開、反対です。
人間て悲しいかな、一時気を付けても意識が薄れたり、忘れたり、楽な方へ流れちゃうんですよね。
今回改めて大変な危険を教えて頂いて、肝に銘じさせられました。ありがとうございました。
TBありがとうございます。
こうして意見を持ち実際に行動に移している方と比べ
私自身何もしていないので恥ずかしい限りではありますが、
せめて小さいながら声を上げていければ、と思っています。
これからも参考にさせてもらいます。
BSEについてチョットかじり始めると
なんと気味の悪いことばかりで・・・。
ナニを喰っても、もう手遅れ・・・と言うような
恐ろしいところにハマリ込んでしまうのです。
「最初に北米産牛肉の輸入ありき・・・」という
我が国の政策?というか、ブッシュの言いなりである
小泉政権に気を付けろ!ということですか・・・。