BSE&食と感染症 つぶやきブログ

食品安全委員会などの傍聴&企業・学者・メディア他、の観察と危機管理を考えるブログ by Mariko

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赤ちゃんの粉ミルクの産地は?&きっこの日記のご紹介

2006年02月27日 17時19分43秒 | こどもとBSE
昨年12月に、ブッシュ訪日に合わせて?「予定されていた」輸入再開が決まって、世の中のインチキぶりにあきれ果てて更新が止まってしまっていたけれど、それから3ヶ月、いろいろな問題や情報がやっぱり入ってきていたので、また更新を再開しようと思います。

今、手元に福岡伸一先生の「プリオン説はほんとうか」という本があります。本の感想は改めてご紹介するとして、福岡先生の講演会に行ったときに勉強した情報を一つ。

「幼児・子供」は感染しやすい。

幼児、子供は腸が成人と違い、大人は異常プリオン蛋白質を吸収するとしたらパイエル板などに限られてくる可能性があるけれども、幼児はたとえば「グロブリン」などの大きな蛋白質をそのまま吸収しやすいとのこと。
牛のBSE関連の文献やら資料を読んでも、「感染時期は生後直後から子牛の時期にかけてと考えられる」といったような記述がよくあります。

ということであるならば、とてもじゃないけれども、例えば、肉骨糞を食べた鶏糞牛のミルクやら(BSEだけの問題じゃなく)rBHT,etc...なんていう、日本やEUでは禁止されていて乳腺炎になりやすい遺伝子組み換え成長ホルモンを与えられた牛 の粉ミルクなんて、日本の子供たちに飲ませたくないじゃん、しかも、乳腺炎を起こした羊のミルクにプリオンが検出されたなんて論文も出てきて、血液からもプリオンが検出できるような検出感度の高い技術が開発中ってことは、やっぱり予防の原則がなによりではないか、と思った私は、日本で一般に売られている粉ミルクの産地を調べてみることにしました。

参考:)
羊の炎症乳腺に異常プリオン ”牛の炎症部位”は大丈夫?
http://blog.goo.ne.jp/infectionkei2/e/4ac06c179942ecb2e8e7de5314db13b0

■赤ちゃんに飲ませる粉ミルクの産地や原材料ってどうなってるの?

ドラッグストアに寄ったついでに粉ミルクの缶を眺めること数分。
日本で販売されている粉ミルクは、3社の製品がメインみたいですね。

成分表示は「ホエイパウダー」「カゼイン」「ステアリン酸なんちゃら」・・・などと数十の成分が表示されていますが、3社とも、その成分の由来や産地は一切表示なし。。

ということで3社のお客様相談室に確認。。。結論を言えば3社とも世界のミルク混合ということのようです。

■森永の粉ミルク
http://www.morinagamilk.co.jp/
 アメリカ産は不使用、NZ、豪州産にヨーロッパ産(デンマークやオランダ産「など」をブレンドして使用)、理由は生産地を限定すると何か事故を起こした時に生産自体がストップしてしまうから。一応現段階のWHOの見解では乳には移行しないとのことなので、現時点の見解に頼っているとのこと(今現在BSE問題はヒトの健康を考えるWHOはあまり対応してなくて獣医学がメインのOIEが対応しているが知っているか、と聞いたら、「そりゃそうですが」とのことでした。羊の乳腺炎の論文の件も把握されておられたようです)。
 オランダはBSE&vCJD発生国なんですよね。てか、乳製品ではないけどオランダ産の動物油脂って牛の代用乳原料中の感染源疑いとして候補に挙がっている原料で、オランダ自体は消費者としてあんまりいい印象もないし。原料に関して、信頼に足りうる情報公開もされている様子もないし。ということで、もちろん値段が張っても構わないので、一番の低リスク国である豪州やNZのミルク限定、できればオーガニック系やら、飼料確認、限定のプレミアム粉ミルクを開発するとかしてください、とお願いしておきました。
「お客さん、今現在、オーガニックの定義がちゃんとしていないのはご存じですよね」といわれて、「そりゃ知ってますよ。以前なんか鶏糞や肉骨粉食わせても”ありゃ天然”とのことでオーガニックと称してたところもあるみたいですからね、その辺りの飼料などのことはどうぞ情報公開をよろしくお願いします」ということで、一刻も早くの開発をお願いします。


■明治の粉ミルク
http://www.meinyu.co.jp/
国産がメインだが、その時々の状況によってオセアニア「など」の国々のものをブレンドとのこと。ここも、プレミアムミルクの開発をお願いしておきました。
国産も、北海道は22頭中13頭の乳牛からBSEが出てるし、昨年、検査にまわさないように河原に牛を数十頭埋めてしまった事件もあったし、「隔離場」と地元の人がいう堆肥場の話も耳にしたり、ということで、できればこれまたプレミアムミルク、できれば牧場限定、例えば、非GMOなんかで頑張ってる秋川牧園とか、そういった牧場のミルクから作った粉ミルクとか、開発してくれないもんですかね?



■和光堂の粉ミルク
http://www.wakodo.co.jp/
国産+その時々によって世界調達でブレンド
プレミアムミルク販売の話もお願いしておきましたが。。
作らなくても、平行輸入でもいいんだけどな。。。


上記3社の窓口のみなさま、その後新製品の発売やら輸入先変更がございましたらぜひ、コメント欄にお知らせくださいませ。
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大人の食べものには、アイスなんかでも時折、産地表示があったりして、選択の余地や個人的に予防原則とか、考えて選択することが出来るわけですが、より敏感にならなければならない幼児、子供の食べものには、そういった点で、案外神経が使われてなく、選択の余地もないようです。まぁ、よく言われることだけれど、少子化時代、子供が育てにくい、子供のことなんか考えられてない政治・経済の時代なんだなぁと思うことしきり。そういえば、TVで時々やっているけれど、犬の洋服にはン十万も毎月かけているけど、餌はドッグフードオンリーなんて話を思い出したけれど、子供服もブランドの高いのはあるけど、ドラッグストアで粉ミルクでそういった選択ができるかっていうと、できないものなぁ。。

平行輸入品の検索もしてみましたが、アメリカのオーガニック粉ミルクは見つけたんだけど、オーガニックってあるけど、どんな餌を食べさせているかわからないし、NZ,豪州のものは見つけることが出来ないし。さて、全国のお母さん方、どうされているんでしょう?

■余談その1:ミルクの混合温度は80℃以上で
案外知られていないようで、60℃で作ってるお母さんが多いようですが、こんな問題があるそうです。
育児用調整粉乳中のエンテロバクターサカザキイについて
http://www.mhlw.go.jp/topics/bukyoku/iyaku/syoku-anzen/qa/050615-1.html
http://www.ric.hi-ho.ne.jp/san-in-chiba/shiryou_ikuji.htm#調整粉乳中の細菌

■余談その2;遺伝子組み換え大豆は子供には避けたほうがいいかも。
新研究、GM食品の胎児への悪影響を示唆 GM大豆を食べたラットの子の半数が3週間で死亡
http://www.juno.dti.ne.jp/~tkitaba/gmo/news/06011001.htm豆腐なんかは組み換えか組み換えじゃないか表示がありますが、子供向けのミルクには表示ありますかね? イソフラボン摂取量がどうのこうのの問題もありますし、なんか面倒な世の中になりました。。

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■「きっこの日記」のご紹介
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耐震偽造やライブドアなどの問題で、ミラーブログも合わせて一日20万件以上はアクセスがある、いま、いちばん注目されている、話題のブログ「きっこの日記」さんですが、実のところ狂牛病の問題も、一般にわかりやすい言葉で解説くださってます。BSEオタクの私としては、表現が大袈裟か、誤解を生むかな?と思う点はあるけれど、スポンサーありきの?ほかのメディアが何故か報道しない、BSE問題で何よりも大切な飼料管理の重要性や、自己責任の問題ではない(自己責任で選べない)点など、大筋、大局にとらえて、最重要な本質の問題を、ずばり指摘くださっているブログです。ぜひご覧になってください。(^^

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