地元近くにある国宝妻沼聖天様に行ってきました。
近くまでは何度も行っているのですが国宝までになっている
聖天様には入ったことがありません。
同行した友人がえっ、行ったことが無いの。
結構見ごたえあるわよその言葉に押されました。
我が家から車で30分ほどでしょうか。
日曜のせいもあり人の出もありました。
たまたま手づくり市が開かれていて道路がそのお店で溢れています。
聖天様の境内でも緑陰の中骨董市が開かれていて昭和レトロを楽しみました。
立派な山門をくぐると色彩艶やかな建物が現れます。
入館料700円払い、ボランティアガイドさんが本殿の彫刻装飾を
詳しく説明してくれます。
日光東照宮に引けを取らない漆塗りですが塗って行く傍から退色していきます。
南、西、北面と退色に違いがあります。陽にさらされている場所の違いです。(ガイドによる)
金ぴかより逆に趣があって良いと思いますが。
壁面一杯に吉祥天、弁財天がすごろくに興じている様子や
唐子達が相撲や川遊びに楽しく遊ぶ様の彫刻、自然の景色が丁寧に
彫られていてよくぞ今日まで保存されていたと感心させられました。
(もちろん何度かの塗りの補修は施されたのでしょうが、立派な
ものです。)
年月掛かって保存されたものはやはり重厚さあふれていました。