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電子看板実験とやらを許してよいのか

2010年06月21日 12時23分45秒 | 時事放談: 国内編
映画『マイノリティ・リポート』(レビューは、こちら!)で描かれた全体主義的世界に向かって動き出しているようで、怖いです。

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広告見た人の性別、年齢測定「電子看板」都内で実験(朝日新聞) - goo ニュース

2010年6月21日(月)11:50

 「顔認識システム」を搭載し、広告を見た人の性別や年齢層などを測定する「電子看板(デジタルサイネージ)」の実験が21日、東京都内の20駅で始まった。実験は1年間で、国内の公共交通機関では前例のない規模だ。

 主催者によると、撮影は52インチの大型モニター上部に内蔵したカメラで行い、「広告調査実施中」と明記。プライバシーを重視し、個人が特定できる画像は保存しない。性別や年齢層などの測定精度は約7割。得られたデータを分析し、電子看板では、どのような内容が注目されるかを広告主に提供する計画だ。

 電子看板は、時間帯や曜日別に内容が切り替えられることに加え、見る人をカメラで撮影すれば性別や年齢層を絞った広告も出せる。現在の駅看板や電車内広告に代わる広告媒体として、鉄道会社が力を入れ始めている。

 今回の実験では、首都圏の鉄道会社や系列広告会社の11社が「推進プロジェクト」を結成。JR新宿駅や東京メトロ銀座駅、都営地下鉄六本木駅などの主要駅に大型モニターを計27台設置し、飲料メーカーなどの15秒広告を次々に流す。

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プライバシーを重視するといっても、撮影されていることには間違いなく、緩やかにビッグ・ブラザーが監視する管理社会になっているような気がします。

マーケティングの精度を上げるということがどういう事態につながるか、用心しなければならない時代なのかもしれません。

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