夢と希望と笑いと涙の英語塾

INDECという名の東京高田馬場にある英語塾で繰り広げられる笑いと涙の物語
新入会員募集中!

新日鉄住金、世界最長150メートルのレールを出荷

2014年04月18日 07時41分30秒 | 時事放談: 国内編

こういうニュースを読むと、素直に日本の技術力とは何て凄いんだと興奮してしまいます。

**********

レール150メートル継ぎ目なし 世界最長、新日鉄住金が出荷
朝日新聞 2014年4月17日05時00分

 新日鉄住金が、世界最長という長さ150メートルの鉄道レールを出荷しはじめる。継ぎ目が少ないため、列車の揺れを減らすことができ、耐久性も増すという。これまでは長すぎて運べなかったが、専用の貨車をつくって運べるようにした。

 これまでは欧州メーカーによる120メートルのレールが最長だった。新日鉄は、150メートルレールをつくってはいたが、運べるようにいったん25~50メートルに切断。鉄道会社が現場で溶接し、つなぎ合わせていた。

 鉄は、切ったり溶接したりすると強度が減り、傷みやすくなる。溶接部分には微妙な凹凸ができ、列車が揺れやすくもなるので、レールは長い方がよいとされる。

 そこで新日鉄は今回、貨車の改良に目をつけた。9両の貨車を貫くようにレールがのるよう、しつらえた。固定方法も工夫し、カーブではレールも一緒に曲がるようにした。直線になるとまた元に戻る。

 担当者は「半径180メートルのカーブまでなら通ることができる。国内ならほとんど大丈夫だ」という。貨車にのせるための、専用クレーンもつくった

 近く、レールをつくる八幡製鉄所のある北九州市から、関門トンネルを通って本州まで試しに運んでみる。

 値段は、同じ長さ分の従来レールより高めになるという。八幡製鉄所では、国内のレール生産の6割以上にあたる年60万トンを製造。そのうち約8割が輸出向けだ。将来は、150メートルのまま船にのせる体制を整え、海外への輸出を目指す。

**********

150メートルのレールと聞いただけでめまいがしそうなのに、それを貨車9台で運ぶと聞くにいたっては、「不可能なんてないのだなあ」と慨嘆してしまいます。

日本人だからできることです。日本のメーカーだからできることです。とても他の国、とりわけ中国と韓国では無理でしょう。この競争障壁を使って、国際競争力を高めてもらいたいものです。

がんばってます、日本!


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 日本の囲碁界、いま若手が凄い | トップ | 73歳の男性、コンロでタバコ... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

時事放談: 国内編」カテゴリの最新記事