自転車事故によるけがで入院中の自民党の谷垣幹事長が安倍首相に辞意を伝えたことが29日、わかった。

 政府・与党関係者が明らかにした。首相は谷垣氏を続投させたい意向だが、けがの回復具合などを見極め、近く処遇を最終判断する方針だ。

 関係者によると、谷垣氏は自らのけがの治療のため、「党務の継続は難しい」との考えを周辺を通じて首相に伝えた。谷垣氏は今月16日に自転車(ロードバイク)で走行中に転倒し、頸髄損傷で手術を受けた

 首相は29日の閣僚懇談会で、内閣改造を8月3日に行うことを表明した。合わせて自民党役員人事も行う。また、首相官邸で公明党の山口代表と会談し、こうした方針を伝えた。

 首相は、麻生副総理兼財務相と菅官房長官を留任させる方針を固めているほか、公明党の石井国土交通相も留任させる方向で検討している。

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どのような転倒だったのか、どの報道を見ても明らかではありません。頸髄損傷の程度もわかりません。

しかし、ロードバイクの転倒で、ここまでの重症になることを考えると、いまは自転車ブームと呼ばれていますが、気をつけなければと自戒してしまいます。

ちなみに、谷垣禎一氏は、1945年3月7日生まれの71歳。高齢化による反応の鈍さも事故の原因にあったのかもしれません。そう考えると、54歳の貧乏英語塾長、自転車に乗るのが怖くなります。

キャリアを台無しにする自転車事故は、絶対に避けたいですから。

谷垣幹事長の一日も早い回復を祈念いたします。