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将棋:藤井四段、怒涛の19連勝、竜王戦決勝T進出を決める

2017年05月27日 04時04分17秒 | 囲碁

史上最強の中学生棋士、その勢いは止まりません。

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将棋の藤井四段が19連勝=中学生初の竜王戦本戦へ

 中学3年生の最年少将棋棋士藤井聡太四段(14)が25日、東京都内で行われた第30期竜王戦予選6組の決勝で近藤誠也五段(20)に102手で勝ち、中学生初、史上最年少での本戦出場を決めた。予選の優勝賞金は90万円。プロデビュー後の公式戦連勝記録を19に伸ばし、将棋界の連勝記録としては単独7位となった。

<将棋>藤井四段、竜王戦本戦へ デビュー19連勝

<将棋>藤井四段、竜王戦本戦へ デビュー19連勝

デビュー戦以来の公式戦連勝記録を19とし、対局を振り返る藤井聡太四段=東京都渋谷区の将棋会館で2017年5月25日午後7時57分、長谷川直亮撮影

(毎日新聞)

 将棋の現役最年少棋士でデビュー以来負けなしの藤井聡太四段(14)が25日、東京・将棋会館で行われた第30期竜王戦6組ランキング戦決勝で近藤誠也五段(20)に102手で勝ち、デビュー以来の連勝記録を19に伸ばした。藤井四段は竜王戦6組優勝を果たし、最年少で竜王戦の決勝トーナメント(本戦)に進出。そこで7勝すれば、渡辺明竜王(33)へのタイトル挑戦権を獲得することになる。

 歴代7位タイの18連勝で対局に臨んだ藤井四段。相手の近藤五段は昨年、王将戦リーグで羽生善治王位(46)らを破って2勝を挙げ、今年度は順位戦C級1組で戦う若手の強豪だ。しかし、この日は藤井四段が序中盤でペースを握ると、そのまま一気に押し切った。藤井四段の連勝記録は歴代単独7位となった。歴代1位は神谷広志八段(56)が1987年に樹立した28連勝

 また、最年少で竜王への挑戦権を獲得したのは羽生王位の18歳11カ月。最年少のタイトル挑戦記録は、棋聖に挑戦した屋敷伸之九段(45)の17歳10カ月

 快進撃が続く藤井四段は、一勝ずつ積み重ねるたびにテレビの情報番組やニュースで取り上げられ、注目度は上がる一方だ。この日も、対局室は約70人の報道陣であふれ返った。

 対局後、藤井四段は「大変難しい将棋だった。終始攻め続けたのが良かった。決勝トーナメントで強い先生と当たるので、思い切りぶつかっていく。挑戦は大きな目標だが、まずは一局一局指していきたい」と話していた。【丸山進】

中3・藤井四段、デビュー19連勝!決勝トーナメント進出、竜王奪取で賞金5295万円

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19連勝を飾った藤井聡太四段 【報知新聞社】

(スポーツ報知)

 将棋の史上最年少棋士・中学3年生の藤井聡太四段(14)が25日、東京都渋谷区の将棋会館で行われた第30期竜王戦ランキング戦6組決勝で近藤誠也五段(20)に後手番の102手で勝ち、自らの記録を更新するデビュー19連勝を飾った。自身を除いて全棋士最高勝率を誇る若手の実力者に完勝。11人しか参加資格のない決勝トーナメントに史上最年少で進出し、渡辺明竜王(33)への挑戦権を目指す戦いが始まる。

 真夏日のような体感温度の対局室で無数のフラッシュを浴びても、14歳の横顔は涼し気だった。「優勝して決勝トーナメントに参加できるのはとてもうれしく思います。強い先生と当たることができるので思いっ切りぶつかっていきたいと思います」。もはや一過性の話題ではない。新しい歴史を刻む「神の子」が将棋界の中心に躍り出た

 将棋会館が藤井劇場と化した約30社、約70人の報道陣は朝、玄関先で「入り待ち」した。出前を注文すれば「昼食は五目焼きそば」「夕食はチャーシューメン」と騒ぎ立てた。14歳の一挙手一投足を無数のカメラとマイクが追い掛け続けた。

 19戦目で最も大きな勝負だった。全棋士162人のうち11人しか参加資格のない決勝トーナメントへの進出を懸けた一局。相手の近藤五段は全棋士の中で勝率10割の藤井自身を除いた最高勝率7割4分7厘を誇る実力者。棋士間でも苦戦必至とみる声が多かった。

 ところが、藤井は盤上でベストパフォーマンスを披露する。序盤で得た微差のリードを中盤で拡大し、相手に一度のチャンスを与えることなく一方的に、完膚なきまでに叩きのめした。「終始攻め続けられたのはよかったと思います」。6組在籍の61人の頂点に立ち、優勝賞金90万円を手にした。「使い道は考えていませんが、初めて賞金を獲得できたのはとてもうれしいです」。

 渡辺竜王への挑戦への道程は遠いが、仮にトーナメントでも勝ち続け、7番勝負でタイトルを奪取すると賞金総額は5295万円に達する。「もちろん挑戦は大きな目標ですけど、まずは一局一局指していけたら」。

 公式戦連勝記録は「19」で歴代単独7位になった。1987年に神谷広志八段(当時五段)が記録した歴代最長の28連勝は遠い先だが、6月2日には大台の20連勝を懸けて棋王戦予選・澤田真吾六段(25)戦に臨む。澤田六段も王位戦挑戦者決定戦に進出したばかりの実力者だけに、再び真価を問われる一局になる。

 以前「自分を駒に例えたら」という仮定に、藤井四段は「理想は攻撃にも守備にも働く銀ですけど、まだ香車のような感じです」と答えた。脇目も振らず、後退も知らず、進撃を続ける姿はまさに香車だ。(北野 新太)

 近藤五段脱帽「本当に強い」 

 今期4戦4勝と絶好調で本局に臨んだ近藤五段は「終盤が鋭いのは分かっていましたけど序盤からしっかり指され、本当に強いなと思いました」と藤井将棋の印象を述べた。将来的にはタイトル獲得の期待もかかる新鋭だが、力なく肩を落とし「デビューして素晴らしい成績を残されて…とても強い人だなと思います」と脱帽した。

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こうなると、連勝記録はどうでもよいものの、竜王戦の挑戦者になってもらえたらと願ってしまいます。さすがにタイトルを取るのは無理でしょうが、挑戦者になれたら、藤井四段の今後の棋士人生も変わるはずですから。

がんばれ、中学生!がんばれ、オニイちゃん、オジちゃんたち!

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