予想できたか、ホリエモン逮捕

堀江貴文容疑者は、このニュースを逮捕前に読んで、自らの逮捕を予測していたでしょうか。

＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊

【こぼれ話】きょうが１年で最悪の日＝英心理学研究者 (時事通信) - goo ニュース

2006年 1月23日 (月) 09:30

【ロンドン２３日】１月２３日（月曜日）は１年で一番憂鬱な日―。英国の心理学者がこんな学説を唱えている。

この心理学者は英カーディフ大学のクリフ・アーノール研究員（信頼醸成・ストレス管理専攻）。人が最もウツになるのは１月２４日に最も近接した月曜日で、今年は２３日がそのパターンに当てはまる。

クリスマスから大晦日、新年に至るお祭り気分が終わり、日常の仕事に本格的に復帰しなければならいのがこの時期。気がつくと、祝日のパーティなどに掛かった経費の支払いがのしかかり、向こう数週間を眺めても、格段面白そうな出来事も期待できないというわけで、人は最もウツになりやすい。それに寒い気候が追い討ちを掛ける。

アーノール氏は数百人を調査し、数式を使ってその結果を一般化、「２３日は最悪の日」とする結果を弾き出したという。

ただし、２３日に憂鬱になりやすいという事実を逆手に取り、ウツを撃退することができる。アーノール氏は「ウツな気分を契機に自分の心を入れ替え、新たな飛躍台にすることに活用できる」と話している。〔ＡＦＰ＝時事〕

＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊

分かったような分からないような学説でありますが、この時期（少なくとも日本では）お年寄りがなくなるケースが多いのは事実。一年の中で一番大きなイベントである正月を過ぎて、生きていく希望と緊張感をなくすのがその原因だと想像できます。同じことが、イギリスでも言えるということなのでしょう。

堀江容疑者も、昨日が1年で最悪の日であると同時に、大安であったことを知っていたとすれば、覚悟はついていたやも知れないのです。

というのも、一般的に、逮捕には「大安」の日を選ばれることが圧倒的に多いからです。しかも、1月最後の大安であった昨日を逃すと、2月2日まで大安が来ません。

マーケットの混乱を早急に収拾させるために、早い時期の逮捕に踏み切ったという公式見解が出ているようですが、実はこのような縁起かつぎが裏にあったような気がします。犯罪も、犯罪の摘発も、すべて神ならぬ人間の業ですから。

にもかかわらず、マスコミは堀江容疑者の逮捕を突然のことで驚いたというような報道を繰り返しています。大安逮捕の常識すらマスコミは忘れたのでしょうか。少なくとも、ゴウ先生には、昨日の逮捕は「想定内」のことであったのですが・・・。

ただし、堀江容疑者の場合は、昨日の逮捕には驚いたかもしれません。常識を知らないのか、知っていても無視する人物でしたから。

ともあれ、昨日が1年で最悪の日であるとするならば、今日からは少しずつ上向くということです。堀江容疑者も含めて、みんなよいことが来るとよいですね。

＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋

INDECの裏ブログでも「気になる英語表現：　ホリエモン逮捕」と題して関連記事を書いています。ぜひお読みください。→こちらをクリック！