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桐生祥秀選手、日本人初の100m9秒台突入

2017年09月10日 04時02分17秒 | 時事放談: 国内編

日本人が100mで9秒台で走れるようになるとは……。

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桐生祥秀9秒98!100mで日本人初の9秒台出た

桐生祥秀9秒98!100mで日本人初の9秒台出た

男子100メートル決勝 9秒98で日本人初の9秒台を出し喜ぶ桐生祥秀(撮影・清水貴仁)

(日刊スポーツ)

<陸上:日本学生対校選手権>◇第2日◇9日◇福井県営陸上競技場

 男子100メートルの桐生祥秀(21=東洋大4年)が日本人初の9秒台を記録した。

 決勝で追い風1・8メートルの中、9秒98をマークし優勝。伊東浩司が98年に記録した10秒00の日本記録を19年ぶりに更新した。

  レース直後、興奮冷めやらぬ桐生は「やっと4年間くすぶっていたベストを更新することができた。9秒台を出せて、(世界の)スターラインに立てたかな」と喜んだ。

 京都・洛南高3年だった13年4月に日本歴代2位の10秒01を記録。15年3月にはテキサス・リレーに出場し、追い風3・3メートルの条件下で9秒87を記録した。風力が2・0メートルを超えているために参考記録となったが、電気計時で日本人初の9秒台に踏み込んでいた。そして遂に公認記録で、10秒00の壁を破った。

 桐生は前日の予選では、追い風4・7メートルの7組で10秒18(追い風参考記録)の1着。準決勝でも追い風2・4メートルの中、10秒14をマーク。好状態をキープして臨んだこの日のレースだった。

桐生祥秀が9秒98 日本選手で初の9秒台 男子100

桐生祥秀が9秒98 日本選手で初の9秒台 男子100

男子100メートル決勝で9秒98を記録し、電光掲示板の前で笑顔を見せる桐生祥秀=上田潤撮影

(朝日新聞)

 陸上男子100メートルで、21歳の桐生祥秀(よしひで、東洋大4年)が9日、9秒98(追い風1・8メートル)をマークし、日本選手で初めて10秒を切った。福井市であった日本学生対校選手権の決勝で記録した。人類が初めて電気計時で9秒台に突入したのは、1968年にジム・ハインズ(米)が記録した9秒95で、それに遅れること49年。ようやく日本選手が9秒台に突入した。

 これまでの桐生の自己最高は10秒01。従来の日本記録は、日本陸上競技連盟強化委員長の伊東浩司氏(当時富士通)が98年のバンコク・アジア大会でマークした10秒00だった。世界記録は2009年にウサイン・ボルト(ジャマイカ)が記録した9秒58

 滋賀県出身の桐生は、京都・洛南高3年だった2013年、当時の日本歴代2位となる10秒01で走り、注目を浴びた。一昨年3月には米テキサス州であった競技会で追い風3・3メートルの参考記録ながら9秒87を記録した。昨夏のリオデジャネイロ五輪では400メートルリレーの第3走者として銀メダルを獲得した。

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 〈きりゅう・よしひで〉 1995年生まれ。滋賀県彦根市出身。滋賀・彦根南中で陸上を始め、中学3年の時に全日本中学選手権200メートル2位。京都・洛南高2年の2012年に100メートルで10秒19のユース(17歳以下)世界最高記録をマーク。卒業後は東洋大に進み、16年のリオデジャネイロ五輪400メートルリレーで銀メダルを獲得。176センチ、70キロ。

9秒台、アフリカ系以外は数人だけ 桐生、一流の証明

9秒台、アフリカ系以外は数人だけ 桐生、一流の証明

男子100メートル決勝で9秒98を記録し、観客の祝福に応える桐生祥秀=9日午後、福井市の福井運動公園陸上競技場、上田潤撮影

(朝日新聞)

 4年前、京都・洛南高3年の桐生が10秒01をマークしてから、期待が高まっていた9秒台がついに実現した。国際陸上競技連盟のホームページによると、世界歴代99位となる桐生の記録は、世界的に見てもごくまれなケースといえる。

 1968年にジム・ハインズ(米)が電気計時で人類で初めて「10秒の壁」を破る9秒95を記録して以降、公認の9秒台は世界で過去120人を超えるほとんどがアフリカにルーツをもつ選手で、例外は2010年に20歳で9秒98、9秒97を出した「白人初」のクリストフ・ルメートル(仏)、15年にアジア出身選手として初めて9秒台に突入する9秒99を出した蘇炳添(中国)ら数人しかいないと言われる。

 日本選手の最初の電気計時日本記録は、68年の飯島秀雄の10秒34だった。30年近い年月をかけ、朝原宣治が97年に初の10秒0台となる10秒08をマーク。翌年、伊東浩司が10秒00を出した。その後、朝原は10秒02、03年世界選手権200メートル3位の末続慎吾が10秒03で走ったが、9秒台に到達できなかった。

 今年現役を引退したウサイン・ボルト(ジャマイカ)の世界記録9秒58にはまだ遠いが、9秒台は、一流の証明であることに変わりはない。五輪および2年に一度開催される世界選手権の男子100メートルにおいて、準決勝で9秒台で走って決勝へ進めなかった選手は、過去に一人もいない

 日本選手が3年後の東京五輪で決勝に進めば、五輪・世界選手権を通しても1932年ロサンゼルス五輪6位の吉岡隆徳以来、実に88年ぶりとなる。桐生に次いで、山県亮太(セイコー)、サニブラウン・ハキーム(東京陸協)、多田修平(関西学院大)、ケンブリッジ飛鳥(ナイキ)ら10秒0台の有力選手が競い合う日本の男子短距離陣。夢は大きく膨らむ。

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とにかく、凄いことです。純然たる日本人が、9秒98。ただただ桐生選手の頑張りに拍手するしかありません。

まだシーズンは終わっていないようですが、このオフはまずはしっかりと身体を休めてもらいたいものです。そして、冬季練習で力をつけて、来シーズンは世界でかつやくできるようになってください。


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