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北京五輪をやれるか、中国?

2005年10月17日 09時13分22秒 | 時事放談: 中国編
小泉首相が本日靖国神社に参拝するというニュースが飛び込んできました。秋の例大祭にあわせてのことのようです。結構なことであります。8月15日に参拝するという総理就任以前の公約は今年も守られず、個人的には失望していましたから。それもこれも、中国・韓国の反発を考えてのことでした(もちろん、それに絡んだ総選挙への影響も考慮に入れての判断でしょう)。

しかし、今日首相が靖国参拝をすると、「中韓の国民感情をなぜ考えない」と気を回しすぎる優しい日本の政治家・マスコミが多くなるでしょう。しかし、はたして両国に成熟して安定した国民感情があるのであろうかと疑問に思うことが多々あるわけです。

特に中国の場合、共産党の一党独裁を維持するために、国民を誤った方向に扇動している節が大いにあります。その一つが呉儀副首相のドタキャンに見られる無礼で行き過ぎた反日感情ですし、昨日の記事で紹介したスポーツ選手の薬物まみれの勝利至上主義です。

つまりは、常識だとか礼儀だとかといった人の道を守れない風潮が、あの国への信頼を失わせている事実があるのです。北京オリンピックのフェアな開催が可能なのかと疑問に思うゆえんなのであります。

しかし、確信しました。やっぱり中国でオリンピックを開くのは無理です。昨日の北京マラソンならびにF1上海グランプリで明らかになったお粗末な中国の組織運営力がその理由です。

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中国大失態 北京マラソン/F1GP (産経新聞) - goo ニュース

2005年10月17日 (月) 02:58

北京マラソン 中継車“先導”選手800メートル近道

F1GP コースに突然、排水溝のフタ

 【北京=野口東秀】中国で十六日に行われた北京国際マラソンと自動車F1シリーズ最終戦・中国グランプリ(GP、上海国際サーキット)で運営側の不手際が相次いだ。中国GPは国際オリンピック委員会(IOC)のジャック・ロゲ会長が観戦している前での不手際だった。二〇〇八年北京五輪を控える中国が国際大会で「ずさんな運営」(競技関係者)を露呈した格好だ。

 北京マラソンで競技関係者を唖然(あぜん)とさせたのは男子優勝者の扱い。ベンソン・チェロノ選手(ケニア)を優勝と認定したが、チェロノ選手はゴール手前でコースを間違え2時間6分55秒でゴールし、本来なら失格となる違反だった。だが北京の大会本部は、数百メートルとみられる距離の不足分を走った場合の想定タイムを加えた参考記録を「2時間9分15秒」と算出し、優勝とした。各国選手団からは「見たことも聞いたこともない話」といった声が漏れた。

 大会側が前例のない決定を下した背景には運営ミスが挙げられる。チェロノ選手がコースを間違えた理由はテレビ中継車がコース通りに走らなかったからで、選手自身に過失はないと判断せざるを得なかったようだ。

 本来のコースはゴール手前で一度脇道に入り、再び折り返してもとの道に戻るコースだったが、脇道の道幅が狭かったために中継車が入れず、直進。約八百メートルのコースを省略した。日本では白バイが先導するなどコースを選手に明示しており、ずさんな運営といわれても仕方がない。

 一方、中国GPではレース中に排水溝のふたがコースに入る異常事態が起こった。五十六周の決勝の十七周目、第十コーナーの縁石上に突如、大きな黒い塊が現れ、フアン・パブロ・モントーヤ選手(コロンビア=マクラーレン・メルセデス)がよけきれず右前輪を接触させてパンクした。

 危険排除のためセーフティーカー先導で全車追い越し禁止にするなど、レースは混乱した。中国GPは同サーキットで昨年、初めて開催され今回が二度目。ロゲ会長を招待した理由は、北京五輪の開催能力をアピールする意味が込められていたという。

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日本の首相が神社に行くことに茶々を入れる前に、北京政府は、まずは日本からのODAを断り、自国の国民に正しい歴史教育を行い、そして世界水準の責任感を国民に植え付けるべきなのです。

本気で北京オリンピックを実施したければ、民度の改善を果たしてもらいたいものです。改善が見られない場合には、代表選手の権利を守るために、北京オリンピックのボイコットすら考えなければならなくなるでしょう。
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