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タバコと寿命

2007年06月01日 08時40分30秒 | 離煙ニュース: 国内編
この結果をスモーカーの方はどのように判断なさるでしょうか。

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40歳で吸う男性、余命3.5年短い 世界禁煙デー(朝日新聞) - goo ニュース

2007年5月31日(木)17:22

 31日は世界禁煙デー。喫煙習慣が、平均余命や乳幼児の突然死にも影響するといった研究報告が相次いでいる。

 厚生労働省研究班(主任研究者=上島弘嗣・滋賀医科大教授)の調査で、40歳時点での平均余命が、たばこを吸う男性は吸わない男性より3年半短かったことがわかった。余命への影響が確認されたのは国内で初めてだという。

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続きをasahi.comから引用します。

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40歳で吸う男性、余命3.5年短い 世界禁煙デー

2007年05月31日17時22分

 80年に全国の保健所で健診を受けた男女約1万人を、99年まで追跡調査した。80年の調査で、男性の喫煙率は62.9%、女性は8.8%。当時の調査時に、たばこを吸わないと答えた40歳男性の平均余命は42.1年、吸う男性は38.6年だった。当時、1日2パック以上吸っていた男性に限ると、38.1年とさらに短かった。一方、調査時点でたばこをやめたと答えた男性は40.4年で、喫煙者より長かった。

 女性は、たばこを吸わない女性の平均余命が45.6年に対し、吸う女性は43.4年と、やはり短い傾向がみられた。

 喫煙者が80年以降に禁煙したかどうかまでは調べていないため、影響が明確でない面もあるが、同医科大の村上義孝・特任講師は「吸い続けた人に限って解析できれば、吸わない人との差はさらに広がったはず」とみている。

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27年前の喫煙率が、男性の場合62.9%だったというのは、あの頃を思い出して納得いく数字です。当時大学浪人中だったゴウ先生もこの中のひとり。81年に大学に入りますが、周りにはスモーカーだらけ。3人に2人以上吸っていた印象があるほどです。

それがいまやスモーカーの方がマイノリティ。そして、こうした喫煙に対するネガティブ・キャンペーンもしょっちゅう行われます。

それでは、喫煙はそれほど悪いのか、と愛煙家の方はおっしゃることでしょう。タバコをまったく吸わない人とかなり吸う人との間に平均余命が4年も開きがないのなら、吸ってもよいではないかと思う人もいそうです。

この点こそ、スモーカーがタバコと縁を切れない部分です。

ゴウ先生のように、1日100本吸っていたのをやめた人間からすれば、タバコと縁を切ったライフ・スタイルが重要なのです。長生きするかどうかは、結果論。タバコを吸い続けた人よりも早く死ぬかもしれませんが、それは自分に与えられた寿命というもの。運命として受け入れなければなりません。

それよりも、タバコの嫌な煙や臭いがなく、美味しくものが食べられ、軽快に運動できるライフ・スタイルこそがいまはいちばん重要なのです。

長生きできるかどうかではなく、楽しい生き方ができるかどうか。タバコを吸ってそれができるという方は、公共のルールを守った上で喫煙なさるとよろしかろうと思うのです。

でも、そうではない方は、一度やめてみる。それからまた吸い始めるか、それともずっとやめておくか考えればよいのだと思います。

タバコと縁を切った生活の素晴らしさ。一度味わってみてください。

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