JOEは来ず・・・ (旧Mr.Bation)

なんの役にも立たない事を只管シコシコと

立川左談次追善興行 DAY2 「第一部」

2019-03-11 | 落語
今日も左談次師の映像見るためシブラク

2019(平成31)年3月11日

立川左談次追善興行 DAY2 第一部

立川寸志「町内の若い衆」
玉川奈々福 「清水次郎長伝 石松金比羅代参」
映像 立川左談次 「阿武松」

渋谷 ユーロライブ

平成30年3月11日は左談次師がシブラクの高座に上がり、そしてそれが最後の高座となってしまった日。
その日主任を取ったのが立川寸志。なんとネタは「死神」だと。すげぇな。
左談次師が、楽屋であんちゃん何やるのって聞いたら「死神」
前に上がった左談次師がメタばらしをしてしまう。しかも「私が出てきますよ」って宿題まで。立川流らしい悪戯。これをどう返すかって話なんでしょう。
「町内の若い衆」は寸志さんが最初に左談次師に稽古つけてもらった噺。左談次師のこのネタも何度か聴いた。

玉川奈々福さん。拝見するのは2度目。川柳川柳の誕生日を祝う会。奈々福さんが左談次師と唯一ご一緒した会だそう。
講談とか浪曲、いや落語もだけど、女流は縁がないと聴かない。聴けば好きになる事も十分あるわけで縁がすべて。
前回は客層を意識して「シンデレラ」なんかやってたけど、やはり浪曲は次郎長伝。
講談の見台を使うのは会場都合かもしれないけど女流で花があるから悪くない。むしろ良いかも。
石松の可愛らしさが良かった。

左談次師 「阿武松」浪曲から持ってきたネタ。
地の部分、センテンス繋ぎが音楽のようで心地良い。あと左談次師といえばリフの妙。そこにフラが加わる。
前座のお茶だしをいじるマクラはラジオで聴いたやつ。

平成29年落語生活50周年、5日間興行の最終日。唯一左談次師が主任を取った日だって。らしいなぁ。



まるで師匠が高座に戻ってきたような感覚を胸に帰途につくと、川戸貞吉氏の訃報・・・
さだやんが戻ってきたらさだやんが逝っちゃった、ってわけかい?寂しすぎんだろ。合掌。


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 3月10日(日)のつぶやき | トップ | 「つかのまの愛人」 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

落語」カテゴリの最新記事