海辺の家から、幸せさがし

海辺の家が建つ様子と、これからの自分らしい生き方・・・幸せさがし

梅②

2010-02-23 21:10:35 | 我が家
週休、いつものように昼食の買出しをし実家へ行って作る。
何日か前までは父も食卓へ来て母と私と3人で食べていた。
でも今は母と2人で食べる。
父の食事はもう流動食をほんのちょっぴりベッドに運んでいるのだ。

そんなことでは全然栄養が足りないから、どんどん弱っていく。

頑固に訪問看護などは嫌だと言っていたが「入院せず家にいたいならお医者さんや看護士さんに来てもらわないと私達も困るよ」と言い聞かせると、本人もようやく観念して、近所のかかりつけのお医者さんに往診に来てもらった。

午後2時間往診されているという優しいお医者さんは、父の病状を聞いて診察や血圧測定、血液検査、点滴をしてくださった。

在宅医療というものなのだろう、電灯の紐にハンガーを吊るして点滴の装置を作ってくださった。

そして明日は血液検査の結果を持ってきて、今後の治療や栄養補給を考えてみましょうと言われた。

私も母も心配で暗くなりかけていたが、今日は少し安心した。

家に帰る途中、常盤公園の梅林に寄ってみた。
でも帰ってからワンコ散歩途中のあちこちの梅の方が立派な気がした。

石垣塀から覗いた「しだれ梅」空の上には青い空に半月(17時50分ごろ)

散歩途中しーちゃんに「ほらあそこの梅見に行くよ、綺麗じゃね~」「わっ黄色い水仙可愛いね~」「梅や水仙のにおいがするね~」「クリスマスローズのお庭をのぞくよ」「まだつくしは出んねぇ~」「あの鳥はジョ・オ・ビ・タ・キ、ジョウビタキよ」等など話しかけるが、しーちゃんは迷惑そうにクンクンしながら歩いている。

おかしなこともあった。
畑の柵に何かひっかけてあった、でもなんか見覚えがある、よく見ると私の毛糸の帽子だった。散歩途中暑くなって脱ぎ、ポケットに入れたのが落ちたのだろう。
ここ2、3日見当たらないから違う帽子をかぶっていた。
親切な人が拾ってひっかけてくれていたのだろう。
泥がついて汚れていたが柵からはずして持ち帰った。親切な方、ありがとうございました